お金は自分の器以上には貯まらない、と常々思います。
お金持ち
代々のお金持ちって節約家なんですよね。金銭教育をしっかり受けているので、無駄金を使いませんし、堅実な考え方をします。そりゃ、コストに見合った使い方はするだろうけど、わけわからないことに使ったりはしません。そうでなければ、代々お金持ちをやってられないです。
麻生閣下が雰囲気のいいバーで飲んで数万円払って経費で落とす、とかを非難する人は麻生家がどれだけ税金払っているのか知ってるのか?と言いたくなります。オネエチャンいる店でお金の物を言わせた汚い飲み方しているなら品がないですが、閣下クラスのお金持ちがチェーン店で飲む理由はないでしょう?
ゆったりとした品のいいバーで、美味しいお酒を少し飲み、知性のあるマスターと軽口叩きながら、美味しいおつまみを肴にほろ酔いをしている麻生閣下なら、何が問題なのでしょうか?と思います。そういうお金の使い方がお金持ちであるべきだと思います。
成金
それに対して成金って、お金を持ち慣れてないので無駄遣いばかりするんですよね。戦後の成金地主出身で大金持ちになった人なんているんでしょうか?元が百姓なんだから、降って湧いた幸運を生かすことも出来ず、お金、資産を放置し、まともに相続税払うか、詐欺師に言いくるめられて巻き上げられてることが多いのでは?
自力でお金を掴んだわけでもない、金銭教育を受けたわけでもない、単に運が良かっただけの成金ごときがその幸運を器に留めておけるほどの人間ではないんですよ。結局は相応な立場に落ち着くものです。だから、幸運をつかんだ後、どれだけ自分を律して居られるかが勝負ですし、そうできないのが元貧乏人です。
庶民
たかがサラリーマン家庭の癖に、ほんの少し高給もらうと、やたらと豪勢に使う家ってありますけど、やっぱり年収一千万円とかの端金を貰ってお金持ち気取りになってしまうからなんでしょうね。体に貧乏人根性が染み付いているんです。
庶民はファッキューマネーを掴んでからお金持ち気取りすればいいです。そうでないなら、キチンとお金を貯めて、回して、賢く使って言うことを覚えなければ、そこそこ給料もらってもローアーミドル止まりです。器を大きくしましょう。
ほとんどのサラリーマンは大出世でもしないと、ファッキューマネーも貰えないかわりに大したリスクを取らずに生きられるわけで、それを意識しているなら、無駄遣いなんてできないと思いませんか?
DQN
なんで、DQNがDQNなのか?って、バカだからなんですよね。手に職のあるDQNだとそこそこ稼いでいるのに、年中金欠なのは入る以上の勢いで使うからでしょう。キャッシュフローという考え方を人生で一度も持ったことがないのでしょう。
車の格が人間の格だと思って、知らない人にタメ口を高圧的に利くだけで偉くなったと思ってりゃ良いです。バカはいつまで経ってもバカなんですから、放置してあげるのが優しさです。話が通じる人たちではありません。
まとめ
お金は自分の器以上には貯まりません。一時的に貯まっても零れていきます。だから、土地成金、宝くじ長者でもっとお金を増やした人なんて聞いたことないです。お金に飲み込まれて、自我崩壊起こしてしまうのが関の山です。だから、日々の金銭教育を続けましょう。
特別なことをしなくていいんです。その価値があると思うものにお金を使って、有意義なお金の使い方にこだわればいいです。自分の管理下にお金を置けるのであれば、自然と増えていくでしょうし、より効果的に使うことができるでしょう。
私にとってお金とどう向き合うかは大きなテーマですね。
我が家のお金のルールは、まず収入と出費を切り離し、生活に必要な年間予算の上限を決めます。
当然収入より下である必要がありますが、収入が上がったり、投資の利益があったとしても、生活レベルを上げたり、予算を上げることはありません。
突発的な出費があったとしても年間予算で収めるように努力します。
ボーナスが入ったからといって、特別使うこともないので、
同僚にボーナス入ったら何に使う?と聞かれると困ってしまいますw
まれに予算が余る年もありましたが、そんな場合は自由に使ってしまいます。
いろいろと誘惑はありますが、ルールを守ることでお金が貯まっていきますね。
収入が途絶えても何年も生活できるくらいに貯まると、
例えば、職場から理不尽な扱いを受けたとしたら、即時に会社を辞めることができるようになります。
お金の奴隷にならずに、お金とうまく付き合っていきたいですね。
>同僚にボーナス入ったら何に使う?と聞かれると困ってしまいますw
私もそれは思います。要るものは要るし、要らないものは要らないです。それはお金のない若い頃から変わりませんし、今も金銭感覚はほとんど変わってません。
シン
代々のお金もちの人って大事なときに使うときにドカンと消費しますね。
例えば、子供の教育(それも無駄ではない感じ)にとかですかね。
あとは、ドン引きするくらいケチな人がお金持ちといえばお金持ちですね。
会社の飲み会でも会費が高いとぶちギレるし、やたら人に奢らせようとしてくるし、私物も経費でなるべく精算したがるのでそれはそれで品がないです。
バフェットさんなんかはケチだと聞きますしね。
飲み会の会費ごときでごちゃごちゃいう人はお金持ちではないし、バフェット氏はそんなミジンコみたいな人たちと一緒にされたくないでしょうよw 彼は自分の絶対価値でしか買い物をしないので、吝嗇に見えるだけで、必要なことにはガンガン使ってますよ。
シン
低収入だけど質素倹約に勤め、数千万~億の資産を築く人ってたまにいますけど、彼らは器が大きいのでしょうか?
傍から見ているとケチで地味な人間にしか見えず、とてもお金持ちとは思えないと思いますが。
吝嗇で貯められるお金は一億くらいでしかなく、ファッキューマネーを持ってないなら、お金持ちではないと思います。
シン
地方公務員してる人には先祖が豪農や名士だった人間が今も多く、結構な土地や山林を今でも所有していたりします。
そういう人はファッキューマネー(厳密には金でなく、土地ですが)を持っているのに、無駄金を遣わず質素な生活をしていますが、こういう人はシンさんのいうお金持ちになるんでしょうね。
彼らの資産は減ることがない代わりに、大して増えもしないですが。
そういう人はお金持ちですね。仕事が嫌ならいつでも辞められます。でも、ある程度の才覚がないと相続でほとんど取られて次世代はお金持ちではなくなります。
シン
安物買いの銭失いって言葉があるようにお金を払うべきところにお金を払わないと思わぬ不幸になりますね。
格安旅行会社だと安全を犠牲にしてますし、安い飲食店だと衛生面に不安があります。
一度、安い居酒屋で食中毒になりました。
器=目的なのだと思います。
家を買う頭金の1000万を目標にするなら1000万までは同じペースで溜まるでしょうが、特に目的はないけど貯金をしようと思ったら自分で十分だと思う額に達したらそれ以上はなかなか伸びません。十分だと思う額は個人差があるので、これが器になるのでしょうね。
さて、いつか来るだろう経済氷河期のために種銭を貯めているのですが、目標をいくらにしようか検討がつきませんw
コンスタントにインデックスを買っていくか、それとも貯金に回して種銭にするか迷います。勝負に出る時は不動産と金融資産両方に手を出したいなと思うのですけどね…。
器があるなら、意識しなくても溜まってくるんですよ。でも、意識しないと器が大きくなってきません。何にどのくらい必要なのか?を考えて、達成可能レベルを設定して取り組む必要がありますね。
シン
1.収入で得た分をすべて使ってしまう。
2.目標金額に向けて収入から一定額を貯蓄していく。
3.生活レベルを定めて、必要以上にお金を使わない。
これは私はたどってきた器のステップですけど、
1は論外として、2でもなかなかお金が溜まらず、目標額に到達しているからといって、結構無駄遣いをしてしまいましたね。
3になってから加速度的に溜まるようになってきた実感があります。
投資も器の大きさが重要と思います。
私が投資を始めたとき器が小さすぎて、小額の含み損を抱えただけで、お金が失われる恐怖で思考が停止してしまいましたね。
勝負のときに大きく掛けられるよう器を大きくしておく準備は必要かなと思います。
そうですね。
貯められる金額が投資できる金額であり、耐えられる含み損が耐えられる含み益なので、器の大きい人でないと、仮に何かしらの幸運でお金が入ってきても、そのまま出て行きます。
私も最初は数万円、数十万円の含み損で狼狽えてましたが、流石に今は、嬉しくはないですが、それ以上になんとも感じませんね。近々の目標は億の含み損抱えても同じ気持ちで居られることで、死ぬまでに孫正義さんばりに、兆の含み損で動じないようになれたらいいと思います。
シン
お金を減らすことがストレスになるので、労働収入が死蔵されています。
別記事にニートの才能というのがありましたが、浪費の才能が無いのかも知れません。
お金を増やすための先行投資には、器が必要なのだと思います。
シンさん、皆さん
お金を貯めることが、器を大きくすることだと考える方々は少ないかもしれません。特にサラリーマンは、貯蓄よりまず収入だと考えるのではないでしょうか。年収400万円より年収1200万円の方がはるかに器が大きいと思うでしょう。サラリーマンに限って言えば、貯蓄が多いか少ないかはあまり考えないようです。
厚生労働省が作成した「現役期の平均年収別にみた65歳時点での金融資産分布」を見ました。貯蓄なしから3000万円以上の間が細かく分布されています。平均年収は300万円、500万円、800万円と3つに分かれています。貯蓄なしの割合は、300万円が明らかに多いです。ところがそれ以外は大差ありません。特に貯蓄2000万円から3000万円ある世帯の割合がほとんど同じです。300万円と800万円が全く同じです。また100万円から500万円もほぼ同じです。これには本当に驚きました。3000万円以上の割合が一番多いのは、500万円世帯です。生涯平均年収800万円の世帯は、ピーク時は1200万円以上はあったのではないでしょうか。それでも貯蓄なしの世帯が1割以上います。かなりの高収入であったにもかかわらず、60代以降は本当の貧困になってしまいます。
なお3000万円以上ある世帯はいずれも1割台です。3000万円以上の分布は掲載されていません。老後資金として3000万円が目安だとしているからでしょうか。
このデータを見てもあらためて収入より、貯蓄が多い方が器が大きいと考えるべきだと思いました。