じゃあ、ニュージーランド

羊のイメージしかないニュージーランドについて記事にしたいと思います。

自然

ニュージーランドは同じ島国であり、地震に悩まされる国だという印象を持つ日本人は多いのではないだろうか?、と思います。実際、クライストチャーチの大地震がありましたし、地震の副産物である温泉も楽しむことが出来るそうで、日本人がニュージーランドで温泉旅館を経営しているという話を聞いたことがあります。

自然豊かではあるんですが、兄弟国のオーストラリアのように資源に恵まれているわけでもなく、その辺も日本に似ています。何をニュージーランドに求めるか?、となると、そんなに長い歴史があるわけでもなく、独自のエンターテイメントがあるわけでもないので、やはり自然を楽しむ場所ではないか?、と思います。森の中の洞窟ツアーなんて、いいなぁ、と個人的には思っていますが、都会派の人にはオークランドすら、片田舎に感じるのではないか?、と思います。

ニュージーランド人って、キウイって言われますけど、英語ネイティブの白人にしては田舎くさくて、どぎつい訛りの英語で話す素朴な人って感じで、アメリカ人みたいに偉そうでもないし、イギリス人みたいにすかしてもいません。似ているのはオーストラリア人ですが、彼らほど差別的な感じもしないですし、カナダ人ほどリベラルでもなく、なんと表現したらいいのかわかりません。

金融

実はニュージーランドって金融国家でもあるって知っていましたか?キー前首相もバリバリの投資銀行マンでしたし、今のイングリッシュ首相も財務畑出身なので、グレーなお金も受け入れるんです。国営企業すら外資にうっぱらって、お金にしてしますし、お金さえ持っていれば誰でも受け入れてくれる国なんですよ。こういう腹黒い感じは旧宗主国のイギリスに似ています。

徐々に国民の反対を食らって、単にお金を持ってくる外国人に永住権、国籍を与える法律を改正する国が多いのですが、ニュージーランドは1億円少々持っていれば、永住権も買えるし、一度取ったら、ニュージーランドにいなくても、失効することもありません。また、ニュージーランド国籍保持者はオーストラリアに無審査で移住できるので、徐々に厳しくなるオーストラリアへの移住迂回地としても機能しています。

ベネッセのオーナーがニュージーランド移住しましたが、これは相続税逃れのためで、ニュージーランドは相続逃れビジネスも始めています。相続が主な目的の移住なら、法律が一夜のうちに変わってしまうシンガポールよりも、比較的安定しているニュージーランドのほうが税金対策したいなら、良いような気がします。特に子供がいるなら、英語一元教育できる純英語圏のほうがいいでしょう。

欧州だとアイルランドが似た感じで、英語圏、EU圏内を売りにして、金融ビジネスに手を染めています。小国の戦略みたいなもので、多少グレーだろうが、生き残るためには必死なんだと思いますし、別に嫌な感じはしません。きれいごと言って、すべてを失うほうが悪いに決まっています。

まとめ

こんな記事を書いておきながら、私は一度もニュージーランドに行ったことないのですが、ちょっと前から注目していて、時間を取って、調査に行こうと思っています。事前調査して、メリットははっきりある国なので、感情的に嫌じゃなければ、何かしらの形で積極的にかかわってもいいのではないだろうか?、と思っています。

調査段階ではコスパは悪くないと思っていて、シンガポールほどは物価も高くなく、税金もそれほど高くはありません。比較的治安もよく、社会保障もしっかりして、政治的混乱もないので、いきなり政変が起きて、状況が一変する可能性はないでしょう。今のシンガポールだと、税金の安さは物価の高さに食われて、旨みがどんどん薄れてきています。

0
0 0 votes
Article Rating
Subscribe
Notify of
8 Comments
Oldest
Newest Most Voted
Inline Feedbacks
View all comments
かりりん
4 years ago

確かにニュージーランドはコスパもよく、治安も良さそうです。
タックスヘイブンの候補地の一つとしては良いのでしょうが、たぶん居住するのは私には難しい気がします。
行ったことも、住んだこともない国ですが、美味しい和食にありつけなそうな気がするんです。
別にそんなに娯楽なんてなくても自分は気にしませんが、食事だけは譲れない。。

私と同じチームの同僚にニュージーランド出身(白人男性)がいます。
確かに、全く上から目線でもなければ、人種差別するような感じでもなく、アメリカ人ほど口は悪くはないですね。
人は悪くないんですが、どことなくいつものんびりしていて、急ぎの仕事は任せられないです。
では責任感がないのかといえば、あるのかな?と思うこともあれば、やっぱりないなって思うこともあります。
そして絶対、アジア系の食事はしません。(彼だけなのかもしれません)
チームでランチに行くときも、和食やタイ料理に行くってなると、絶対誘っても’No’
一度もアジア系のランチに行くときは一緒に来ないですね(苦笑)
しかし、アメリカンやイタリアンだと一緒に来ます。
ではお米が苦手なのかといえば、別にそうではなく、玄米を食しているところをたびたび見かけます。
シンさんのおっしゃる通り、総評としては 不思議。。。です。

英語は独特の訛りがありますが、日本人の英語訛りよりは純英語圏の人には聞き取りやすいかと思います。
そういう話をしたら、超日本人発音の英語スピーカーの人が、そう?聞き取りにくい、日本人のが聞きやすいと言ってましたが、そりゃあんた同じ日本人だからだよっ!と思いましたね。

シンさんが実際にニュージーランドに行かれた際にチェックされたこと情報共有お待ちしております。

1+
ニコ
4 years ago

日本人の語学留学が多いのもかりりんさんのおっしゃるようなのんびりとした雰囲気があるかもしれません。
知り合いの英語の先生はニュージーランドに行きましたが楽しかったと言ってましたし。

0
しゅうまい
4 years ago

ニュージーランドは一度旅行で滞在したことがあります。
印象としては、素朴でまったりとした雰囲気で、最大都市のオークランドでさえ規模としては日本の政令指定都市程度かと思います。行ったことのある都市の比較としては仙台位の感覚でしょうか。街歩きをした際に不安になる様なこともなく、治安も概ね良さそうでした。

観光資源となる手つかずで残されている自然も豊かで、羊を放牧している果てしない草原の風景は文句なく美しかったですし、ハリウッドが映画の背景に使うためによくニュージーランドに撮影にくるのも頷けました。食べ物は特段美味しかった記憶はないですが、ワインは値段の割に美味しくて何本もお土産に買い込んだ思い出があります。ただ刺激的な大都市があるわけでもなく娯楽は限られるでしょうし、スポーツも盛んなのはオールブラックスを抱えるオーストラリアン・フットボール位の印象です。若いうちは長くいるには退屈だろうなと思いました。

地理的関係や経済的なつながりからも、ニュージーランドはオーストラリアからの影響を大きく受けており、構図としてはカナダとアメリカの関係に似ています。カナダもアメリカに比べればまったりとして経済規模も小さいので、野心のある若い最優秀層はアメリカに移住する人が多く、それを他国からの移民が埋めるという感じです。言語の障壁がなく、文化や法制度も似ているとなると、ビザの問題さえ解決できれば移民はそれほど大きな問題になりません。極端な例としては、アメリカでの医者の年収がカナダの医師の数倍になることも珍しくないこともあって、過去には若いカナダ人医師がアメリカに移住しすぎて医師不足になったと聞いています。

同様に、ニュージーランドもオーストラリアを中心とした欧米外国への頭脳流出に長年頭を悩ませており、それを埋める意味もあって技能移民の受け入れ基準もこれまで比較的緩かったのでしょう。ただ、昨年に英語能力などの要求基準をかなり引き締めたとのことなので、若干風向きが変わりつつあるのでしょうか。

0
Aston
4 years ago

ご無沙汰しております。凄い昔(5年前?)にコメントしたきりですが。
税制面と生活コストを考えて既にシンガポールから撤退し合法的に超低率な税制の国に居住を移しました。
当地も厳密に言うとincome tax他の課税はあるんですが、自分の会社がまた別の国にあるのでかなり回避出来ます。対シンガポールでも年の課税額にするとそれなりに違いますし生活コストはシンガポールよりかなり低いので可処分所得的にはインパクトが大きいです。

シンガポール撤退の際に、法人を別の国において居住をオーストラリアかNZにする事も検討しましたが(永住権保有者)オーストラリアは世界課税(自分の法人の所得を給与・配当で払い出さず、既に保有する運用資産でリタイヤ出来るので豪州の税制もかなり回避出来そうでしたが、不動産ほか生活コストが高いのに耐えられないと)NZは豪州よりは相続税などでメリットはありますが、積み立てしてある年金基金を払い出す時期にはやはり所得税が乗ってきます。また地理的な位置が遠くAir NZと豪州の航空会社がほぼ寡占なので移動コストが高いのもあり、今回は断念しました。将来完全に引退したら豪州かNZもあるかもしれませんが現在保留中です。

アングロサクソンの国で生活コストを考えた時に、昔の見解と変わりませんが早期リタイヤしてまったりするための(流動)資産はUS$ベースで5mが安全ラインじゃないかと思います。1ドル=100円と仮定すると(今は110~115前後ですが)5億円強で、野村総研が言う超富裕層の入り口。
ただし実感としては
US$5m(5億円+):準富裕層
US$10m(10億円+):富裕層
US$30m(30億円+):超富裕層
で、5mで超富裕層というのはおかしいです。安全マージン確保しながらある程度リスクを取った資産運用しながらリーマンクラスの超大波が来ても退場を食らわないというライン。

US$5mまでいけば「ある程度の」安全マージンを確保し年7.2%の複利で回せれば10年で10mが見えて来ます。実際には5m超えるとリターンの加速度が上がりますのでもっと速いですが。
移住前に調査しましたが、豪州もNZも昔と比べて非常にコスト高になりましたので、投資資産としてNZだとUS$5m、豪州だとUS$10mあると良いなと思いました。

両国ともアングロサクソン国家&英語圏でのメリットはあると思う一方、文化的・消費的な面でのデメリットはありますし。(田舎暮らしが好きですが居住地から陸路3時間圏内に世界的な文明都市が欲しいのもあり)シドニーとメルボルンは問題ないですが、それ以外の豪州の都市とNZだとやはり多少なりとも不便さは感じそうです。

引き続き2カ国、特にNZの下調べは継続していく予定です。

それでは

0
8
0
あなたのご意見、ご感想をお待ちしています。x
()
x
タイトルとURLをコピーしました