株のパフォーマンスって、インデックスに対して評価されるべきのものであるべきで、リスクを取っているなら、インデックス以上でないと意味ありません。
インデックス
お金を銀行口座に放置しておくと、インフレに対して負けてしまうことがほとんどです。だから、インフレヘッジの意味を込めて、インデックスに放り込んでおくのはありだと思います。手軽でリスクの少ない投資です。あとは「いつ入るか?」の問題です。
専業主婦トレーダーが年利2割以上を確保している凄腕、と言うような記事の見出しを見て、どんな手法かな?、と思ってみると、入った時期が2010年、日本株をいじっているので、余計なことをせず、インデックスをバイアンドホールドしていれば、そのくらい達成できます。つまり、入った時期が良かっただけなんです。
つまり、まったく凄腕でもなく、個別をいじっている意味がほとんどありません。かけた時間、取ったリスクの分だけ負けなんですよ。手法も感情任せに有名企業を買っているだけで、何の面白みもなく、だから、世間を知らない専業主婦にまとまったお金の管理なんてさせたら、ダメなんだな、と思っただけで、何の勉強にもなりませんでした。
こういう感情任せのトレードをすれば、市況が悪化すると、ドカンが待っているので、時間の問題で今までのコツコツを吐き出して、パフォーマンスはマイナスになるでしょう。何の投資哲学もないので、適当トレードが通用しなくなったら、パニックになって、適切な対処はできません。
プラス
本当の意味で勝っている言えるのはインデックスに対してきちんとプラスになっていることで、これはかなり難しいです。プロの機関投資家でも、インデックスに対して勝っているのは半分以下だという話があり、かなりの目利きでないとインデックスに勝てないのです。
個人投資家でインデックスに勝てるのは1割以下だと言われています。素人はコツコツドカンをするので、勝負は半々ではなくトータルではほとんどの人が負けるんですよ。人間の心理は負けやすい方向にバイアスがかかっているので、常識的な人ほど負けやすいのです。
個別株をいじる人はこれを意識して、人とは逆に動くようなメンタルを意識しないと、時間の問題で狩られます。自称プロのセミナーだ、投資本なんかはほとんど詐欺なので、信じず、自分で合う手法を探して、メンタルを鍛えてください。
参考にするなら、王道中の王道が書かれた古典本を読んで下さい。そして、著者は身元を明らかにして、自分のパフォーマンスを大まかに記して、勝っていることを証明できる人だけです。自身のパフォーマンスを証明もしないセミナー屋に落とすお金は一円もありません。
それ以上
数年で資金を100倍クラスにする人は強運、嗅覚、メンタルコントロールに圧倒的に優れた人だけです。起業家と同じで、勝てる人なんて1%以下の才能の世界です。それ以上の千倍クラスなんて、神がかってないと無理です。
ここを多くの人が目指すのですが、ほとんどの人は市場の養分になり、極一部の勝ち組に吸われて、ボロボロになっていきます。だから、よほど自信がない人は挑戦することすらやめたほうがいいです。
私が知る限りで、感情的になりやすい人がこの域に達することはなく、ほとんどの人は感情が壊れたようなメンタルの持ち主で、サイコパス気味の感性です。だから、私は女性投資家でこの域に達した人を一人も知りません。いるのかもしれませんが、ほぼゼロだろうと思います。
女性はFXが好きで、シンプルにロングで持って、スワップ金利を貰うトレードをする人が少なくないですが、こんなのは狩って下さい、と言っているようなものです、実需のない先物を長期で持ったり、短期トレードしていれば、負けるのは当たり前です。
FX脱税おばさん、という人がいて、数億円の脱税をして、国税に入られましたが、彼女は元々資産家に生まれて、相続で手にした余剰資金を高金利通貨ロングで放置して、市況が良くて勝てただけだと言う話です。もし、そうなら、ほとんど何の参考にもなりません。
まとめ
起業ほどハードルが高くないので、気軽に参入してくる人が多いですが、市場で勝つのはそれ何でも極めて困難で、偶然勝っても、時間の問題でやられるだけです。だから、いきなり個別株をいじらず、インデックスを買って勉強から始めて下さい。
そうは言っても、俺は違う、わたしは違う、と無数の個人投資家が参入して、身ぐるみ剥がされて、泣きを見るのが市場ですから、破産しない程度に夢を見て取り組んで見るのもいいかもしれませんね。
次の不況の時に不動産を購入しようと考えているんですけど、インデックス投資をするのも次の不況のタイミングでしょうか?
次の不況がいつかわからないので、それでもじっと待てる忍耐力があるなら、それで間違いありません。
シン
手軽に投資を始められるということで、インデックスで株式投資デビューし、ある程度経験が身についたため、インデックスを超えるリターンを目指そうと思い、
何かよい手法はないものかと模索しましたが、パフォーマンスを対インデックスとすると如何に手強い相手だと思い知らされてしまいます。
インデックスはプロもアマも含めた全市場参加者の平均で、一見パッとしないパフォーマンスですが、
技術革新などで、マーケットの主役が大幅に入れ替わるような局面でも、インデックスは自動で追従し常に平均を叩き出します。
そして、何十年も一度もミスすることなく平均を出し続けるわけです。
そこらへんのサラリーマンである私が、長期でインデックスに勝ち続けることは難しいという結論に至りました。
ただ、短中期であれば、インデックスを上回る方法があるのではないかと思い、
最近考えているのは、基本はインデックスで運用し、インデックスを上回るリターンを目指せる銘柄や手法が出てきたとき、それが有効な間だけは
インデックスから切り替えて運用するという方法です。
肝心の上回るアイデアはまだないですけどねw
特に急いでいるわけではないので、時間を掛けて準備中です。
インデックスに勝つのは極めて困難で、平均なんだから、余剰資金を放り込んでいけば良いわけで、あとはタイミングだけです。仮にキツイ下げ相場が来ても、追加投資できるだけのフローがあれば、最終的には勝てるのが魅力です。下がったところで大きく買って、買値を下げていきます。
世界全体の経済規模が大きくならないなら話は別ですが、今のところは常に大きくなっているので、単にそれに従えば良いんですよね。その点で日本市場を買わず、成長が期待できる場を選ぶべきですね。
個別なら、数年で二、三倍の規模になる会社、低迷を脱却できる会社を選んで一点投資でしょうね。
シン
私も基本はインデックスで運用し、インデックスを上回る利益を出せそうな場合だけ、一部個別株に切り替えて取引する事にしました。
結論から言うと、短期でインデックスを上回る事ができましたが、その後インデックスを買い戻すタイミングにならない為に、個別株を売った後の資金を長らく証券会社の口座に寝かせるだけになっています。このまま寝かせていると、長期で見るとインデックスと同程度になり、とったリスク、かけた時間分負けとなります。
目当ての個別株が買い時になった時にインデックスが売り時になり、目当ての個別株が売り時になった時にインデックスが買い時になれば、うまく切り替えられるのですが、だいたいはその逆なので難しいです。
もっとも、個別株で得た利益がものすごく大きければ完全に勝ちなのです。あの時買った個別株をガチホしていれば完全に勝っていたのですが、途中で怖くなって売ってしまいました。私の運用できる資金は種銭とは言えず、将来住宅を買う為の必要資金なので、冒険ができず…。結局、多少損しても大丈夫と思えるほどの種銭と、強い精神力を持っていないと、投資は難しいという事ですね。
全くです。
インデックスはタイミングだけ考えれば、あとは余剰資金をすべて放り込んでおくだけでいいので、ナンピンの可能性を考慮して資金をある程度寝かせる必要がありません。そうなると、中途半端に個別をいじっても、相当大きく勝たないと、インデックスのパフォーマンスには及ばないので、考えるだけ無駄になってしまいます。特にそれが必要資金なら、捨てるつもりで個別に放り込んで放置するわけにもいきませんから、猶更、インデックスがいいです。
株はメンタルのゲームなので、迷いがあるなら、個別はいじらないほうがいいと思います。
シン
今だとランド円のスワップ狙いロングが情弱ホイホイとして売られてますね。
最近の株はアベノミクスの影響で面白みに欠けます。トリクルダウンすると思ったら、格差が広がってる状態です。歴史は繰り返してますな。
高金利通貨のロングは10年くらい前に同じ現象があり、急激な円高によってみんな狩られていきましたね。
日本株を買い支えているのが日銀なので、景気が良くなっているわけでもなく、単に資金のある人がお金を増やしているだけになっています。あんまり元気な会社が見当たりませんしね。
シン
最近の株高は日銀の買い支えもありますが、
日本株のEPSが上昇していることの影響が大きいかと思います。
日経新聞が公表している予想PERのデータから、
1年前と比べると、日経平均で約16%、TOPIXで約14%EPSが上昇しています。
株価もそれに合わせて上昇しているようですね。
株主利益は上昇していますが、従業員の賃金は伸びないのが日本・・・。
この上昇も日銀の金融緩和による円安効果が大きいでしょうね。
金融緩和の出口局面にはいろいろ恐ろしいことが待ってそうです。
これ以上できないくらい規制緩和しているので、どうやって出口を見つけ、着地点探るのだらうか?、と思います。
シン