世の中には議論出来ない人が少なからずいて、感情的に喚いて突き通そうとします。
根拠なし
賛成、反対、中立、どんな意見も尊重されるべきですが、根拠は出す必要があります。そうでないと、議論にならないからです。単に断定的にダメだ!っと喚かれても、なんで?、としか言えませんし、それに対してダメなものはダメだ!、と返されたら、もう呆れるしかありません。
世の中には自分が不愉快になったから、それが根拠であり、意見することも認めず、疑問を呈することも許さない、という人がいます。それを「弱者様」だと、どうすることもできず、何が悪いのかもよくわからないまま、謝罪を要求されます。
「弱者様」に根拠、反論、対案を求めること自体が卑怯だ、とか言う人すらいますし、感情論を全面的に肯定する人もいるので、「弱者様」を相手にすることが怖くなり、腫れ物を触るように当たり障りのないことしか言えなくなります。
どんなことも直感的に判断することはいいんですが、その直感に対する根拠を示す努力をしないと、単なる横暴な人になってしまいます。その人なりの根拠があるにしても、それを他人に伝えられないなら、当然理解されませんし、相手にされません。
それぞれ
根拠が出せない人が使うのが「人それぞれ」という魔法の言葉であり、そんなのどう考えても当然なんだから、それを言い出したら、一切の議論を許されなくなります。例外中の例外が一例でも存在したら、「人それぞれ」として全般的に認めることになります。
「人それぞれ」とやたら言う人は多くの場合、自分勝手を根拠もなく突き通しくて、議論を停止する為に都合良く持ち出すだけで、他人に対してはすごく不寛容なものです。 「多様性」とか、やたら言う人ほど、自分の正義を疑わず、相手ばかりに譲歩を求めるものです。
本当に「人それぞれ」を突き通しているなら、他人がどう言おうが、しようが一切気にならないはずですが、自分の考えを相手に認めさせようとして、議論を止める為に「人それぞれ」というわけですから、単なる自分勝手ですね。
大前提として、「人それぞれ」であるにしても、一定の傾向があり、それを見つけることが、戦略であり、よりよく戦う為には必須です。多くの勝負は確率であり、全勝、全敗はあり得ないくらいに力の差がないと起こらないからです。
個人攻撃
意見に対して反論に困ると、個人攻撃に繋げていくのは本当にありふれた図です。議論と関係ないことを持ち出して、属性、個性、性格をひたすら攻撃して議論を止めようとします。ある意味「お前の母ちゃんベデソ!」と同じです。
やたら、私の属性を聞きたがる人は反論できないので、個人攻撃に持って行きたいのだと思いますが、そうなると本当につまらないので、何一つ言うつもりはありません。同様に私も聞くつもりはありません。そこに先入観を出来るだけ持ちたくないからです。
人は私も含めてバカなので、権威のある人が言うと、なんとなく聞いてしまいます。酷い人になると、地位、権力、学歴を全てだと考えます。当たり前ですが、誰が言ったかでなく、その意見に正当性があるかが本質です。
そんな当たり前のことも出来ないのなら、誰にも相手にされなくなるのは当たり前です。お金やセックスをダシにして、論理性のないことを突き通していれば、待っているのは本当の孤独です。本当の孤独とは人に囲まれていながら、誰一人本気で相手にしてないことです。
まとめ
議論は人類に与えられた武器だと思いますが、議論の最低限の作法すら身に付いてない良いおっさん、おばさんは少なくなく、そう言う人は成長しないのだろうと思います。自分の偏狭な考えにしがみつき、喚き散らして黙らせるのでしょう。
私は意見の相違は認めます。意見の相違を理由にコメントを削除したことは一度もありません。ただ、まったく議論にならない、する気もない人は相手にしたくないので削除します。喧嘩腰でコメントされたり、明らかに適当なハンドルネームで「あ」とか名乗る人、一方的に自分の言いたいことを言い散らすが、こちらの反論を無視する人なんかは削除します。
なるほど、コメント欄が気持ち悪い賛同者、妄信的なコメントばっかりなのは自分都合で削除されてたからなのですね。
なぜ反対やおかしいと声を上げる人がいないのかとは思っており、前から不思議でしたが、合点がいきました。
これじゃ便所のらくがき、2ちゃんねると同じレベルですね。
あ、これも削除されるんですね(笑
記事は読んでるので頑張って下さいね。賛同できる記事もありますよ。
記事にあるように意見の違いを理由に削除したことは一度もありませんよ。これははっきりと明言します。 今回は、かるまさんに対する賛同意見が一コメントもなかったというだけです。かるまさんに近い属性を持った人は少ないブログですし、感情で意見する人がコメントしづらいブログだとも思います。それこそ、ガルちゃんにでも行けば、感情的な賛同が得られると思いますので、賛同が欲しいなら他で意見することをオススメします!
>記事は読んでるので頑張って下さいね。賛同できる記事もありますよ。
気が向いたらコメントも下さい。かるまさんの良コメントに心を打たれて、私から食事に誘うかもしれません。まずは結婚を焦らず、交際も焦らず、セックスも焦らず、意見の違いを認め、尊重しあい、これは!っと思った人と共に生きるべきだと思います。いくら温利の見た目が良く、知性的、資産家、紳士的であっても、すぐにがっついてはダメですよ。よく見極めてください。
シン
議論できない人というのは日本では決して珍しいものではないように思います。
学校教育などで議論・討論の訓練を行う機会が極端に少ないことも影響しているかもしれません。
特に政治系の2chのスレッドやまとめブログに多いのですが、
政策や制度、あるいは社会的な風潮に対して苦言を呈したりする人間がいると、
時に『嫌なら日本から出ていけ』という目を覆いたくなるような発言が出てくることがあります。
どうやらこの手の人間は、ある事柄についての問題点を指摘することと、
それらを否定・中傷することとの区別がついていないようなのです。
自身の信条に対して少しでも反論があろうものなら、議論することを放棄し、
自身の存在意義が貶められたかのごとく感情的に個人攻撃をするケースが目立ちます。
それらは村社会で掟破りをした者への報復のようでもあります。
また、こういった人たちには論理や議論というものが通用しません。彼らは多くの場合、
論理の正当性よりも、自身の考えが多数派に属することを正しさの根拠と考えているからです。
だからこそ、気に入らない意見に対しては時に徒党を組んで攻撃し、少数派であることを強調します。
(例 .『お前だけ』『お前が社会不適合者だから』『嫉妬』『人それぞれ』『普通は…だろう』)
多数派に同化することを良しとする価値観の末路だと思いますが、
こういった姿勢こそが議論を発展深化させられない日本の致命的な弱点であり、
ひいては社会を生きづらく窮屈にしている原因でもあると思います。
イワノフさま
>論理の正当性よりも、自身の考えが多数派に属することを正しさの根拠と考えている
→常識で考えろと言う人がいますが、常識は多数派というだけで、正しいとは限りませんね。常識という言葉を持ち出すと、論理は関係無くなります。
人数の多い私大が、駅弁を馬鹿にするのも同じでしょうか。
俺の出たA大は子供でも知っている名門だ、B大なんて聞いたこともない、だから、A大の方が偉いんだ、という。
教育なんでしょうね。他人と同じことに安心して、大多数が支持すれば正しいとし、意見に対する批判を個人への誹謗中傷でやり返すことを恥ずかしいとも思わない。
日本人はもうちょっと他人に寛容になれないのかな?と思います。他人と違うことも悪くないと思いますし、批判はきちんと受け止めて精査すれば、改善のキッカケになります。
シン
> マグナムさん
確かに、日本では駅弁大が軽視されがちです。
駅弁大の方が大抵の中堅私大より入学難易度は高いはずですが、
『多数派=エライ』の図式で私大側の人間が勝利宣言するのはよく見かける光景です。
個人的には、過去の学歴の優劣に拘るよりも
今の自分に何のスキルがあるか、これから何をすべきか問い続けることを大事にしたいものです。
特に勉強を続けることが大事であり、勉強しなければ将来の成長はありません。
> シンさん
違う意見があることは良いことだと僕は思っていますが、
日本だと悪となりかねないのが怖いところです。
深く考えず多数派に合わせ、ともすれば異質なものを排除しようとするのは、
単なる迎合であり権威主義の姿勢だと考えています。
改善もイノベーションも、既存の仕組みを疑い議論を深めることから生まれます。
違う意見に対して極度に不寛容な状態が続くなら、ブログ上の議論の問題だけではなく、
政治・経済の問題もいつまでも解決せず、日本の弱体化は止まらないだろうと考えます。
>政治・経済の問題もいつまでも解決せず、日本の弱体化は止まらないだろうと考えます。
開発独裁で成長して、既存の技術を使って作り込み、均一なものを製造できれば富を生み出せる時代は良かったのだと思いますが、議論してアイディアの応酬により常に変化しながらデファクトスタンダードを狙うことでしか富を産めなくなると、日本人のやり方では負け続けてしまうんですね。
シン
私は何度もこのブログで反論コメントをしていますが、一度も削除されたことはありません。ちゃんと掲載してもらっています。なので、「なるほど、コメント欄が気持ち悪い賛同者、妄信的なコメントばっかりなのは自分都合で削除されてたからなのですね。なぜ反対やおかしいと声を上げる人がいないのかとは思っており、前から不思議でしたが、合点がいきました。」は、かるまさんの難癖に過ぎませんよ。
まるで、韓国人を批判しているようです。韓国人は話になりませんからね。
人のことを言えるくらい日本人が議論できるとは思えませんけどね。
シン
反日・嫌韓って、結局のところ近親憎悪だと思います。
日本人と韓国人はそっくりな国民性です。
軍隊的な縦社会、負の同調圧力、
儒教的な家父長制に伴う男性の重圧と女の無責任、
単一民族・単一言語から成る閉鎖的な社会、
白人様へのファッション感覚の憧憬、
ブラックな労働環境と政治腐敗。
日本と韓国は、比較してみればみるほど、
悪い所ばかりそっくりなのが目につきます。
同じ東アジア人でも、むしろ中国人の方が、
大陸のスケールで異民族との抗争で揉まれている分、
日本・韓国人とは異質な人種だと感じます。
良いですね。
議論し合って納得して物事を進めるのがベストだと思います。
小生が働く組織では、親会社の言うことが絶対で、反論するとイジメられます。そんな組織にいる自分のスキル不足を憎み、密かにスキルアップをし、転職を画策しています。
まぁ、結局のところ、労働者なので、資本家のナニを恍惚の表情で丁寧にお掃除するか、しないかです。
小生は、シッカリ議論(拭いてから)してから、淡々とお掃除したいと思います。
悔しいですが、アングロサクソンは一定範囲で反論は受け付けるし、異質な存在も自分たちにメリットさえあれば受け入れます。
実際、グーグル、マイクロソフトという国を代表する企業の雇われ社長が外国育ちの被差別マイノリティという事実は重いです。日本では日本育ちの見た目は大して変わらない在日朝鮮人だった、孫正義氏をその出自だけで嫌悪する人がいることに絶望します。オーナーですらこれだけ誹謗中傷を受けるのに、雇われ社長ならもっと酷いでしょう。そのくせ、白人様、見た目が白人チックなら受け入れられるんだから情けないにもほどがあります。
シン
シンさま
そう!そうなんですよ。
小生は外資で働いたことがないので、日本のことに大賛成ですが笑
シンさまみたいに、事例を示してもらえると、助かるのですが、上が言ってるとか、権力で黙らせにくると、リーマンなんで何も言えません。終身雇用なので、生意気なこと言うと陰湿なイジメにあいます。そこで、言い回しとか、持って行きかたとか、どうでもいいところで評価されるようになってます。
というか、まだ出自国で差別なら分かりやすい分、マシだと思いますよ。労働者は新卒か中途かで差別されますよ笑 しかも、表では関係ないと言いつつ、出世が遅かったり、明らかに待遇に差が出ます。まぁ、これも小生の次元が低いという一言に収斂するのですがね泣
奴隷作って上に立ちたがる根性が奥底に眠ってるのかもしれません。
papphetさま
>終身雇用なので、生意気なこと言うと陰湿なイジメにあいます。
→外資だと、上に嫌われると優先的にリストラされるようになります。
>新卒か中途かで差別されます
→中途の方が多いと、むしろ世間知らずの新卒よりも出世出来たりします。
>出自国で差別
→大陸の方々は、
イングリッシュネームを使うから入館申請が面倒、入館証を無くす、ウィークリーマンションにリフォーム代を要求される、等から嫌がられるというのはありましたね。
外資は儲かってる時には良いですが、利益が出なくなると固定費を削り始めるのが辛いです。
外資の経験は貴重だと思いますが、その職場を去った後に、強くてニューゲームになる人、ハードモードになる人、あるいはクソゲーになる人もいます。
>外資の経験は貴重だと思いますが、その職場を去った後に、強くてニューゲームになる人、ハードモードになる人、あるいはクソゲーになる人もいます。
たしかにそうですね。外資では専門性を尖らせるので、ジェネラリストwを育成している会社で育った人と比べると強烈に強くなっていることもあるし、実力の割に我が強くなりすぎたため、外資渡り鳥として短期間でキャリアアップもなく転々とする人になることもあるし、自己責任なので、会社がまったくの単純作業しかしておらず、どこにも通用しない人にもなりえます。
根本的に白人社会は自己責任であり、自分で課題を見つけ、上司や周りと交渉して成果を出し、報酬を交渉していくスタイルなので、受け待ちで取り組むと、まったく力がつかず、業績が悪化すると切られますね。
シン
同じ属性の中にも更に階層を作って差別して、実力と関係ないところで評価しないと気が済まないなんて、完全に奴隷根性なんですよね。そんなことしていて、国際競争に勝てる時代じゃないし、実際にこの体たらくを見ても何も感じない人も多いです。堕ちるところまで堕ちないと立ち上がれない国民性です。
シン
おそらくシン様の属性を執拗に追及する人達は何を言ったかではなく、誰が言ったかで賛同か否かを決する人達なのです。この何を言ったかで判断する能力が多くの日本人に欠落しており、これが企業の成長の阻害要因になっています。
会社員人生の中でも当初は私の意見に反論していたくせに、その上の上長が賛同すると手のひらを反すズルい人たちを何人も見てきました。反論するならば相手が誰であろうと最後まで貫くのであれば納得できますが・・・。
こうした態度は節操がないだけでなく、意見を述べた人を侮辱していることにもつながりかねません。
シンさま
マグナさま
ご返信をありがとうございます。経験が乏しい小生の知見が広がりました。
議論して何かを得る。もっと言えば、コメントすることで他者の考えを知り、自身の行動の指針として行きたいですね。
素晴らしいコメント者も増え、ROM専でも楽しい今日この頃であります。
小生のほざききお付き合いをありがとう。