リクエストに応えてスーパーグローバル大学について記事にします。さっと見て思った事を書いているだけなので、間違っていたら教えてください。
最初に言っておきますが、この手の学歴関連記事はPV、コメントが一気に伸びるのですが、過激な学歴中毒者を呼び寄せてしまう可能性があるので、各大学の細かい序列、偏差値については言及しません。また、その類のコメントも承認しませんので、ご了承下さい。ルールを設けて、有益な議論の場を守ることにご協力お願い致します。
世界
世界ランクは英語圏、理系の強さ、国際性を基準にしていることが多いので、日本の大学、と言う時点で、極めて不利となります。その為、日本の大学でベスト100に入るのは東大、京大くらいで、あとは他の旧帝が200にちょこちょこ顔を出すくらいです。
アジアの大学だと英語教育大学であるシンガポール、香港が日本より評価され、中国、韓国のトップスクールも日本の大学同様に苦戦をしています。欧州の非英語圏も同様に割りを食っているので、英語教育大学がいかに有利な評価なのかわかるでしょう。
ここに食い込みたいなら、英語教育大学ではないにしろ、英語カリキュラムの強化を行い、英語だけで卒業できるシステムづくりが求められます。特に大学院以上は英語化による留学生受け入れは必須です。
しかし、この取り組みは上手く行っておらず、東大の英語カリキュラム学部コースは定員割れしました。英語圏のトップスクールに合格者を奪われたのです。まぁ、併願は当然しますし、英米のトップスクールから入学許可が取れたら、東大には行きませんよ。
この事情がかなり織り込まれたスーパーグローバル大学選定基準となっているのではないか?、と思います。トップ型、グローバル型ともに理系の強さ、英語の強さで選定されています。
トップ
旧帝国大学に加えて、早くから留学生の受け入れを積極的に行い、郊外型の大規模大学、学園都市を目指してきた筑波、単科大学の代表として東京医科歯科大学、旧帝の存在しない中国地方を代表して広島大学、私立からは早慶が選ばれていて、まぁ、こんなのものだと思います。
選考漏れで意外だったのは一橋、神戸ですが、これは一橋は文系大学であること、神戸も元は高等商業であり、文系大中心の大学だからなのかもしれません。神戸はノーベル賞受賞者、山中伸弥さんの出身校であり、理系学部もキチンとあるのですが、当の山中さんが京大にいる、と言うのもマイナスポイントなのでしょうか?
トップ型はバランスを取った結果、首都圏、関西圏から両元高等商業が外され、痛み分けのような形になった、と言うところでしょうか?あえて外すなら、理系が弱い私立の早慶でしょうが、それはそれで反発が強いでしょうし、どちらかだけも入れると、それも反発があるでしょう。
特色
こっちはかなりカッ飛んでいて、初めて見る名前の大学もありました。いきなり目につくのが国際大学で、読者の皆さんは知っていましたか?新潟にある文系大学院専門、英語公用語大学だそうです。完全なランキング狙いです。
あとは語学特化系代表として、国際基督教、国際教養、立命館アジアが入り、技術特化系代表として、長岡技科、豊橋技科、奈良先端科学技術、あたりが選出されています。
旧制高校を母体とする金沢、熊本、岡山を選出し、公立大代表として会津大、国立単科大学として京都繊維とか、かなりバランスを取ろうとしたことがうかがえます。
中堅大学だと、半分くらい選出され、これは何が基準がわからず、ロビー活動なのでしょうか?系列二校をねじ込んだ立命館は頑張ったなぁ、と言う感じですし、同志社、中央はアピール不足かと思います。理由はわかりませんが、もうワンランク下がる東洋大が入っているのはなんででしょうか?
完全に吹いてしまうのが創価大で、ある意味ではかなりグローバルですよ。世界中どこにでも、創価学会はありますし、新興宗教としては国際的認知度を誇ります。どういうアピールの仕方をしたのか気になります。
まとめ
私の目にはスーパーグローバル大学なんて、役人の仕事しているアピールでしかありません。でも、内向きの偏差値にこだわるのでなく、世界に目を向けて、どう見られているのか、評価されているのか、という視点も日本の大学は持つべきだ、という事はごもっともです。
よく見てると、補助金は3-5億円程度しかないそうなので、ある程度の規模の大学からすると、さほど魅力的とも言えないんですけど、これに漏れてしまうと、一気にブランド力が下がりそうだから、メジャーな大学はほとんど申請しています。
大学の目的は社会で使える専門を与えることですが、多分にブランド力がモノを言うのです。それは資本主義が強烈に幅を効かせるアメリカのトップスクールはブランド力を保つために細心の注意を払ってますし、そのブランド力をシンガポールなどの新興国が大金払って買うのです。
このスーパーグローバル大学制度が大きな意味を持つとは思いませんが、大学がブランド力をつけるため、あの手この手で、特色ある教育を試みて、子供を引きつける魅力を持つために努力するきっかけになるなら、素晴らしいことです。
国際大学は、全く聞いたことのない大学ですが、学生の1割しか日本人がいないようです。
無名大でも、留学生が極端に多いので、グローバル化に貢献しているんだと思います。
会津大学は、IT教育を英語でやる制度が評価されたのと、被災した福島枠かもしれません。
創価大は、公明党の影響だろうと思いました。
また、山中伸弥さんは、神戸大医学部卒ですが、大学院は大阪市立大のうえ、IPS細胞の研究は、奈良先端大学院大学で完成させたようです。
ちなみに、奈良先端大学院大学は、グローバル型の方に入っています。
不思議なのは、マーチ関関同立あたりや東洋大です。
レベルも同じくらいで、学生も基本的に日本人で、選ばれたのものと選ばれなかったものの違いがよくわかりませんでした。
早稲田や慶応の理系が弱いとは、驚きでした。
世界ランキングだと、広島大の方が上でした。
おそらく、就職は早慶の方がいいと思いますが、アカデミックな研究に関しては、国立が強いのでしょう。
しかし、自分の大学の工学部教授の場合私立大出身者も少なくないですが、早慶出身は0でした。
逆に、マーチ関関同立、東京の工業大あたりが大かったですね。
スーパーグローバル大学をWikipediaで検索したら、スーパーグローバルハイスクールというものが存在することを知りました。国公立私立ともに各都道府県の最上位高校はほぼまったく入っていません。
スーパーグローバル大学に進学する高校生はスーパーグローバルハイスクール指定校以外から入ってきて、将来的に世界を相手にした仕事をしていく人の割合が多いですが、スーパーグローバルハイスクールとスーパーグローバル大学の高校と大学間の整合性はどの辺にあるのかなと思いました。
各都道府県の2番手3番手の高校の学生をスーパーグローバル大学に入れて行きたいと文科省が意図しているなら分からないでもないのですが。もしくはいわゆる偏差値の最上位高校を意図的に外すことで、将来大学入試改革をする布石にしているのかもとも思いました。
スーパーグローバルハイスクールはグローバル型大学を目指すもので、トップ型を目指す高校ではないのかもしれません。
はっきりした意図は不明です。
シン
冨山和彦氏が国内の大学を「G型」(グローバルで通用する極めて高度なプロフェッショナル人材)と「L型」(生産性向上に資するスキル保持者、ローカル人材、職業訓練校化)に分けるよう3年程前に文科省にも提言をされていましたが、スーパーグローバル大学は何だかお茶を濁して終わりだなという印象です。
冨山氏曰くG型は10校もあれば十分とのことでしたが、スーパーグローバル大学での実際のトップ型指定校は13校でおそらく文科省もこの辺りは意識したんだろうと予想されます。ただL型はやはり教員等の反対ですぐには踏み切れず、G型以外の大学の実学化(L型化)ではなく皆さんグローバルになりましょうというぬるい話だなと思いました。たぶんまたずるずると皆でグローバルという何となく聞こえの良い方向になりそうです。
本気で世界で戦う大学を目指すなら、やはり10校程度で、国立限定にすべきでは。国主導で、必要な部分に損得度外視で税金を突っ込まなければ、戦えません。他はL型として徐々に高専化させることで、効率を良くします。
すでにシンガポールがこのシステムで成果を上げていて、元々あった国立二校に税金をつぎ込みつつ、その補助的に国立大学を新設しています。
国立大学の定員を増やして、国民の大卒願望を満たしつつ、一定未満の学力の子供は高専、その中の優秀者は国立大学へ行かせ、それも無理な子供は私立に行かせて、海外で無駄遣いをさせないようしています。
これしかないと思います。それが嫌なら、ランキングどうの、海外の評価がどうのは無視して、孤高を貫くべきです。今のやり方はいかにも役人的で中途半端です。
シン
スーパーグローバル大学採択プロジェクトで公開されている審査結果について、日本学術振興会のサイトを見てみました。
http://www.jsps.go.jp/j-sgu/h26_kekka_saitaku.html
トップ枠に私立として2校だけ入っている慶応と早稲田について、慶応は「実学(サイエンス)」によって地球社会の持続可能性を高めて、かつ文理融合研究を進める方向であること、および強固な同窓会組織を持っていることが評価されたようです。既に一定数の留学生がいることも評価対象のようです。帰国子女も多いですが、内実はどうであれそれもグローバルとして加点されたのかもしれません。
一方早稲田は、「開放性、多様性、流動性を持つ教育研究ネットワークの構築」という方向性が評価されたようですが、慶応よりも抽象的で、もやっとしています。実際のところ慶応の方が理系学部の比率も多く学科が多様(理工学部だけでなく医学部や新設ながら薬学部もある)であり、慶応の方が総合的に強いという印象です。慶応は実学(サイエンス)と明確に書いているのも良いです。慶応だけだと角が立つので、早稲田の顔も立てた(私立では理系慶応、文系早稲田という感じで)というのが実情かなと思いました。この2校なら国内のブランド力で自力で資金を確保できるだろうと思われるので、確保できるうちにぜひ頑張ってほしいとは思います。
なお私立と比較して東大は、「非英語圏の日本に位置する世界トップレベルの研究型総合大学のグローバルキャンパスモデルを構築」する方向だそうです。本学からの日本人学生の外国への留学機会を増やすことを構想しているようで、外国人学生を呼び集めるよりも日本人学生を強化しようという独自路線に行こうとしているのかなと感じましたが、その方が良いと思います。実際自分のいた学部では、留学生があまり本学の実績に貢献しているという実感はありませんでした。
グローバル化牽引型指定校として会津大学がありますが、ICT特化を明確に宣言しています。このような大学が増えると良いと思いますし、実際今後評価されていくと思います。
あれこれ理由を並べていますが、日本は私立大の数の方が国立大よりも圧倒的に多く、私立のトップ校をゼロにするわけにはいかなかった。私立の中では慶応が総合力トップだが、早稲田も入れないと、角が立つので半ば強引に理由をつけて入れた、と言うところでしょう。
世界的に見て国のトップ校が私立なのは英米くらいで、寄付文化に伴うレガシー制度のお陰で潤沢な資産があるためです。他は国が面子にかけて、税金をつぎ込むので、トップ校なのが一般的です。
早慶であっても、国際競争力を持てるほどの資金を集めるのは無理です。集めたければ、英米と同様に、レガシー制度を導入して、一定枠を寄付金の額によって、売ってお金にするしかありませんが、一億円払ったら、早慶に入れるとしても、バブルの頃ならともかく、今現在、払う人は極少数だと思いますよ。既に付属校、系列校の乱発により、かなり簡単に入れるようになっています。この辺りの上手い塩梅も英米は年季が違います。
シン
返信ありがとうございます。今回の採択は、やはり教育界での政治的な空気を読んだ結果なんだなと思います。またとかく日本が「海外」というときは米国や英国になりますが、彼らは実際かなり特殊な文化であるため、日本は米英に合わせるというよりも自分たちに合った路線(結果としてその他大勢と同じ国立集中路線)で行った方が良さそうだと感じました。
ええ、海外と聞いて、英米を思い浮かべ、追随しようにも、彼等のシステムはかなり特殊なので、ほとんど参考になりません。
海外の例を参考にするなら、独仏ではないか?と思います。いずれにしても、国立大を絞り込んで、税金を集中投資をしないと、競争力は産まれないだろうと思います。
シン
スーパーグローバルの制度で,最終目標は何なんでしょうか? 大学の世界ランキングを挙げることなのでしょうか? 世界ランキングって,英語圏の大学のブランドを挙げるためにわざわざ作られたもので,日本がなぜ他人の定規に合わせる必要があるのか,理解できません.最近,米国のトップ校とよばれる大学の研究室(理系)に滞在しましたが,講義や研究レベルなど,日本とそう大差がないように感じました.米国では,お金が儲かるか,社会の注目を得られるかという基準で研究費がつくので,中長期的な学問としてのレベルは,日本の方が上で,米国の研究レベルは期待していただけに相当がっかりしました.研究室の教授は,海外の優秀なポスドクをお金で買って,ついでにアイデアも吸い上げて自分のものにしますが,教授自身が新しいアイデアを提案することは全くありませんでした.米国は,優秀なポスドクが集まるという意味では間違いないのですけど,搾取されるだけで,自分が教育されると思っていくと大きな間違いを犯します.人脈だけは確実に得られますが... なので,英語英語と騒ぐ日本の入試改革は,米国に住んだことのあるエグゼクティブな人たちの子息に有利なように入試制度を変えているだけとしか思えませんし,ランキングにこだわる文科省も,意味不明です.
目的は官僚が仕事をしている振りに貢献することじゃないでしょうか?w
英語圏でない日本がその手のランキングで上位に来るのはほぼ無理な話しなのでそんな話に乗っかるほうがアホです。明らかにアウェイに自分から入ってやられているような間抜け振りですね。英語圏の大学はお金で有能な外国人を買ってきて、その大学の名前で論文を発表させればランキングは上がるし、そのお金は外国人のバカガキをお金を積ませて受け入れることで作れるので永久機関みたいなものです。
アメリカの大学は企業みたいなものです。口先三寸で資金調達してそのお金を派手にぶん回しながら目に見える成果を出来るだけ早く上げることを目的としています。中長期的に研究している人たちがいないわけではないですが、主流派ではありませんね。基礎研究に期待しても無駄です。経歴を華やかにしたり、コネを作ったり、本国に帰って「白人様のお墨付きだぜw」とひけらかすのにはいいと思います。アメリカ育ちの望月新一さんが京大を離れたがらないのは巨額資金がいらない数学者なら、落ち着いた雰囲気の京大でじっくりと取り組みたいからでしょうね。
>英語英語と騒ぐ日本の入試改革は,米国に住んだことのあるエグゼクティブな人たちの子息に有利なように入試制度を変えているだけとしか思えません
アメリカ型の入試になるとお金がものをいうようになるので、履歴書を磨き上げるだけのお金がある家庭に有利になりますからね。単なる点数勝負の方が明らかに公平です。お金を持っている家庭はそういう方向に持って行きたいのかもしれません。
シン
私の大学の先生で東大の計数工学を首席で出てMITで博士の人も似たようなことを言ってました。
下手にグローバルを叫ぶより日本でしっかり専門やるべきと
大学世界ランキングに日本と同様にドイツやフランスなどの大学が全然入っていないのもおかしな話です。高等教育がまともでなければ化学や自動車や製薬などの各種産業で世界トップレベルでいられるわけがないので。やはり英語圏に有利な評価なのだろうなと思います。
このランキングというのも結局は他人から評価のお墨付きを得たいだけの話で、本来はそんな他人軸ではなく自分が何を学びたくてそれがどの大学ならば実現できるのかが重要ですね。
>本来はそんな他人軸ではなく自分が何を学びたくてそれがどの大学ならば実現できるのかが重要ですね。
教育とは手段なので他人軸で大学を選んでも、どんどんぶれて満足度が下がるでしょうね。
シン
シンさんのおっしゃる米国の大学のやり方を,まさに肌で感じました.そのとおりです!
すべては,母国で教育済みの優秀な人をお金で集めて,成果をぶんどるというやり方です.
ちなみに,子供を現地校に入れたのですが,米国の公教育は終わってるなと思いました.教育内容が,日本よりも3年ほど遅れているように思います.たぶん,米国は,中堅層や低所得者層の教育はあきらめているのでしょうね.教育熱心なインド人,中国人,ユダヤ人が,家庭で懸命に教育し,膨大な教育費のいる私立小学校にいれてたたき上げているので,彼らの子供だけが,飛び級とか特別な教育を受けてます.米国の大学の講義を見ると,理系専攻なのに微分積分は大学からしか習わないし,いっしょにいたイラン人のポスドクいわく,大学の奨学金も米国内の学生ではなく海外からの留学生が獲得していて,米国の理系教育はほんとダメとのことでした.教育ほど,お金と時間がかかるものはないので,それは捨てて海外に外注しましょう!という戦略なのでしょう.
それでも優秀なポスドクが集まる理由は,米国のグリーンカードの獲得です.米国並みに日本も優秀な人材を集めたいなら,移民国家にしない限り無理です.というか,日本人気質としては受け入れがたいでしょう,せっせと収めた税金をぽっと移住していた人に湯水のように生活保護として使われるのは.
格差社会ですからね。アメリカはIT大国ですが、中堅層はITエンジニアになれるほどの素養がない人が多く、アジアからの輸入で賄っていますからね。もちろん上位層はすごいですが、平均レベルは怪しいものです。
>それでも優秀なポスドクが集まる理由は,米国のグリーンカードの獲得です.米国並みに日本も優秀な人材を集めたいなら,移民国家にしない限り無理です.
英語圏で報酬が高い、という前提があっての永住権の魅力なので、マイナー言語の日本語を必須としている上、報酬が低い(エンジニア冷遇社会)、年功序列で長い下積みを要求する日本社会で永住権を与えるといっても、優秀な人は来なくてナマポ目的の貧困層ばかりが来るでしょうね。
シン
そうですね. 社会構造を完全に変えて移民を受け入れることは,日本中のだれも望んでいないでしょう.
では,なぜ英語教育が騒がれ,異口同音に誰もがグローバル化しなければならないのか?
一つは,「大枚はたいて米国に留学しなくても,日本で十分じゃん」という優秀な若者を,何がなんでも米国に留学させたい(そして,労働力として酷使して,お金とアイデアを落としていってほしい).
もう一つは,日本の一般国民に猫も杓子も”英語大事”と思わせることによって,英語を母国語とする中堅層のアメリカ人(この層がもっとも職にあぶれている)に,”非常勤講師”として日本での職を提供する,あるいはインターネットを通じて商売がはじめられるようにする.
という目的で,米国から圧力かかっているんではと思ってしまいます.
アメリカが自国に利益誘導しているのはありますが、それ以上に専門が細分化して英語でないと勉強できない、発表の場もないことが増えましたし、ビジネスでも海外市場を最初から意識して開発しないと元が取れないくらい開発費が高騰しています。従来、日本は国内市場だけでビジネスが成り立ってきましたが、人口減、国力低下で日本、日本語単独で市場を成立させられなくなったんですよね。
だから、英語をやるべきなのは異論はないですが、手段でしかない英語を最優先にすると目的がボヤけてしまうよ、と言う話だと思いますね。まずは目的を設定することが先だし、専門をする為の基礎固めをすべきです。
英語以外に国際語が登場すれば話は別ですが、これだけ普及したらそう簡単には優勢は変わらないし、我々が生きているうちは英語が国際語でしょうね。
シン
なるほど. 最低限の英語はできたほうがいい という結論になりますね.
もうすこし,他言語習得が短期間で達成できればいいのですが...
日本に来た留学生が日本語を習得するのをみると,2,3年で,ノンネイティブの英語として言語習得出来るはずなんですけど..
現地に行けば、2-3年でノンネイティブレベルとしてはなんとか使えるようになるものですが、現地に行く価値があるのか?が問題ですね。
シン