じゃあ、コスパのいい場所

故郷は格別であったとしても、他の場所に住むなら、コスパのいい場所に住むべきではないか?、と思います。

海外

私がいうのも何ですが、海外に住むことで、コスパが良くなる人って、極めて少ないです。例えば、シンガポールなら、純資産が二桁ミリオン米ドル超えている富裕層か、年収ミリオン米ドル超えのサラリーマンくらいではないか?、と思います。確かに税金は安いですが、ほとんどの人にはそれを上回る生活コストがかかります。

長いデフレの影響で、今ではほとんどの先進国は日本よりも物価が高いですから、どこに行っても、アウェイであるデメリットを跳ね返すほどのメリットを享受できることはあまりありません。エンジニアはどこでも、日本よりも待遇がいいので、世界中どこでも通用する技術があるなら、メリットの方が多くなるかもしれません。事務系は日本の方が圧倒的に待遇がいいです。

物価の安いタイ、フィリピンあたりで、セミリタイアを望む人っていますけど、日本人が日本レベルの環境を現地で確保するなら、日本以上のコストがかかります。治安面から、割高の外国人用コンドミニアム以外に住むのは危険ですし、気軽に自家用車の運転もできません。時間の問題で、ローカル食でなく、日本食ばかり食べるようになるでしょうから、食費も日本と変わりません。

東京

世界的都市である東京って、日本では一番物価が高いですけど、世界的に見れば、まだまだ安い方です。ニューヨーク、ロンドン、シンガポールは当然ですが、北京、上海よりも安いので、東京の不動産に手を出す中国人は少なくないです。爆買い、という奴です。私の感覚だと、東京の不動産はシンガポールの半分以下です。

でも、東京が美味しいか場所か?、というと、そんなに美味しいとも思いません。仕事は多いし、賃金レベルも高いですけど、勤務先の近くに家を借りない限りはエゲツない通勤ラッシュです。あくまて、シティーライフが好きな人、東京でしか出来ないことがある人にはいいと思います。中央線沿いなんかは夢追い人の街で、楽しそうです。

郊外に出ると、ほどほどに便利で、そんなに物価も高くないので、都心に通勤しなくていいなら、東京近郊なんかはコスパが良い方だと思います。満員電車に揺られて、往復4時間を毎日使うなんて、ドナドナよろしくの社畜だと思います。その時間を有効に使えば、そこそこ大きなことが出来ると思いますよ。

相応の収入をもらって、会社の近くで暮らすか、東京郊外の勤務先を探すか、何かしら東京でしか出来ない夢を持っている人以外にはオススメは出来ません。実家が東京、東京郊外で、そのまま住み続けるっていうなら、別に引越しする必要もないくらい便利だとは思います。

地方都市

ラインの本社が福岡にあって、新卒に年収600万のオファーをシンガポールでしているんですけど、結構美味しいな、と思います。シンガポールで3万円の家賃だと都心から離れた場所のルームシェアで、一部屋を誰かとシェアする羽目になりますが、福岡ならまあまあのStudioを借りることができます。

大阪、京都はそこそこ高いですけど、名古屋、神戸、仙台、札幌なんかは家賃が安いし、普段は車なしでも生活できるので、いる時にカーシェアリングして、まあまあの賃金を確保できるなら、生活水準は高くなると思います。ITによるリモートワークが増えると、この辺は人気になるでしょう。コスパがいいですから、東京思考、田舎思考でないなら、地方都市はオススメです。

ちなみに名古屋ってつまらないので、観光地としては人気ないですが、仕事は東京に次いであるし、財務状態も悪くないんですよ。事実、人口も増加傾向です。あと、トヨタのイメージがありますが、トヨタは三河地方で、尾張地方の名古屋市からそんなに近くもありません。都会思考の人が何にもない田舎の豊田市勤務になると、鬱になるかもしれません。

田舎暮らしって、結構お金かかるんですよね。家賃が激安でもないし、公共交通機関が貧弱すぎるので、車がないと日用品の買い物も出来ない、となると、ボロボロの軽自動車でも用意が必要で、数万円で買っても、保険、ガス代、車検、車両税、と維持費がかかるので、トータルでは地方都市で、車を買わず、公共交通機関、タクシー、カーシェアリングを組み合わせている方がお得ですよ。

まとめ

私はIT革命で、職場っていう概念が変わると思うんですよ。そのうち、沖縄に住んで、サンフランシスコのIT企業勤務する人も出てくると思います。その場合、租税の問題が出てきますが、すでにアメリカの大企業は怪しいことやって、各国の財務局と揉めてますので、そのうち統一ルールが出来るのでしょう。

そうなると、どんどん一物一価が進んで、まったく意味のない社内資料を作って、高給を貰っている日本企業の社内官僚みたいな人を維持することは出来なくなるし、してれば、その企業は競争力を失って、倒産します。付加価値の低いことに高い報酬を与えることで、付加価値がつけられることへの投資が不十分になると、競争できません。そのくらいシビアな競争になるでしょう。

リモートワークが実現したら、どこに住みたいか?、を夢見ながら、実現できるスキルを身につける努力をしてはどうでしょうか?別にITエンジニアでなくとも、ユーチューバーでも、デザイナーでも、サービスを売ることなら、リモートワークは可能だと思います。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、コスパのいい場所” への 3 件のフィードバック

    1. 一度、食習慣が身につくと、それを簡単には変えられないので、海外移住して、最初は物珍しさで、ローカル飯を食べていても、時間の問題で、慣れ親しんだ味を好むようになります。そうすると、ローカル飯よりコストがかかります。東南アジアだと、日本食がそんなに高くないので、日本食ばかりになりますし、欧米に行くと、日本人はアジアスーパーしか行かなくなります。

      シン

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