人気のシリーズを続けたいと思います。
残業手当
日本企業って、残業手当前提の給与体系になっているので、残業手当を出す企業だとダラダラ残って、残業代請求する人が少なくないです。しないと、生活出来ないので、生活残業って言葉もあります。当たり前ですけど、残業しようがしまいが、決められた仕事をすればいいでしょう?
残業手当を出さないのに、残業を強要する会社もあって、それって、恐喝罪だと思うのですが、当たり前に犯罪者が偉そうにしています。それも、オーナーでない、単なる従業員が管理職として犯罪しているんだから、これは凄いことですよ。下士官根性とでもいう、自分も下っ端なのに、もっと下っ端を虐げています。
例えば、緊急でお客さんから仕事が入ってきて、特急料金をもらえることになったため、残業して納期短縮を行い、顧客サービスを向上させ、その対価として残業手当をもらう、というなら、特に変なことではないと思います。特急料金をもらわず、恩を売ることで、先につながるなら、それもトータルでメリットがあります。しかし、そんな仕事は滅多にありませんし、日本人は日常的に残業をしています。
有給休暇
法律で定められた労働者の権利なのに有給休暇申請を拒否する会社があるって、凄いですよね?裁判したら、100パー負けるくらい明らかな犯罪なのに、拒否する人って、何を考えているのでしょうか?会社のルールは法律を超える、とでも思っているのでしょうか?
夏季休暇、冬期休暇、として、お盆休み、正月休みと関係なく、自分の好きなタイミングで一週間くらい休んだらいいじゃないですか?自分でなければ、わからない仕事なんて、業務的に作っているほうが悪いのです。チームとして動く体制を作るのが管理職の仕事ですよ。末端レベルには関係のない話ですから、何の責任もありません。
いい仕事をしたければ、いいリフレッシュもいります。仕事、仕事でカリカリしていても、良いアイディアは出てきませんし、年に何回かはガラッと雰囲気を変えて、どこか遠くでゆっくりと時間を過ごしたら、いいじゃないですか?私はそういうゆとりが持てる時代になったと思うのですけどね。
評価制度
とにかく長く残業するとか、長く勤めているから評価するっておかしいと思うんですよ。いくら残業しようが、評価基準は与えられた仕事に対する達成度でしかありません。また、長く勤めている分、多少の割り増しがあってもいいけど、評価はやっている仕事の難易度でしかありません。
だから、きちんと採用時点で役割を決めて、その役割の中でどれだけのパフォーマンスを上げているかっていうことを査定する必要があるのですが、日本企業は新卒をはっきりと役割も決めずに採用して、空いているポジションに適当に割り振り、専門と関係ない仕事をやらせ、なんとなくで査定します。
経営者が高額報酬を受け取るのはお金を作るっていうのは極めて難しく、才能を求められるからです。たまたまいいタイミングで経営者になり、つつがなく勤めあげる人もいますが、それはそれで強運、という才能です。二世経営者を見ればわかりますが、受け継いだことを維持するだけでもかなり困難です。経営者の評価は財務諸表で、法律違反をしていないなら、利益さえ上げればいいのです。
まとめ
Why Japanese people?、で有名な厚切りジェイソンさんがいつも問題提起するのに、ネットを見ると、それに噛みついて、冷静に議論すらできない人って多いみたいです。世界的に見て、変わったシステムをしてても、結果が出ているなら、一蹴してもいいと思います。でも、日本は30年経済成長をほとんどしていないし、平均収入は落ち続け、国民は苦しんでいるのです。素直に受け止めるべきですよ。
私も日本人なので、日本が馬鹿にされていると思えば、腹も立ちますけど、だったら、数字で見返してやるしかないんですよ。きちんと経済成長して、国民が楽しく暮らしていける国にして、俺らはアメリカほどは経済規模は大きくないけど、地道に成長しているし、労働時間は短く、余暇は多く、購買力も高く、人生を楽しめている、と厚切りジェイソンさんに言いかえせばいいじゃないですか?
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体調が悪くなっても有給休暇を使わせないや冠婚葬祭でも嫌な顔をする上司っていますよね。
体調が悪くて休んだら事業部長に呼び出されて理由聞かれたりとかこわいですよ。
あとはフレックスで遅くきて残業を強要する連中も消え失せてほしいです。
そんなんだから、日本企業は外国人にバカにされるんですよね。体調不良で休んで、怒られるなんて、人の働く環境じゃありません。
シン
時間を売却するサラリーマンに時間に対する対価を払わない場合、それは詐欺である。否、実質的な暴力である。なぜ、法による罰がないのか。
サービス残業の罰則規定を設けるべきでしょうね。
シン
有給取得を前提に、残業しなくて済むように仕事を計画して割り振って完遂するのが本来の管理職の仕事ですし、評価基準でもあると思います。私の働いている国は有給ほぼ100%消化も残業なしも当たり前すぎて、もはやそれらの事象が空気のようになってしまいました。事前協定なしに勝手に残業させると従業員が黙っていないですし、連邦法で確実に罰せられます。
駐在員や管理職は残業が普通にあります。給与や職権からして当然と言えば当然ですが・・・。それでも日本で働いていた時と比較して残業はかなり減りました。例外として営業の方は家に持ち帰りで仕事という方が多いです。
なお病欠は有給休暇にカウントされないです。冠婚葬祭は詳しく知らないですが、同様だと思われます。それでいて名目も実質もGDPが伸びているので、これが統計マジックでなければ日本は苦労の割りに本当に無駄な働き方が多いんだろうなと思います・・・。
統計マジックはなんとも言えませんが、現段階で、ドイツ、日本なら、ドイツの方が幸せに暮らせると思います。お互いに問題はありますが、それだけでも大きいと思います。
シン
シンさん、
世界的にみても子育てをしながら働いている女性が多いのに、日本は専業主婦がいまだに多いのは、日本女性が甘やかされているからでしょうか?
専業主婦に育てられた女の子はそれが反面教師にならない限り自分もそうなれるはずだと思って生きている気がします。
そして多くは理系の素養がない女性なので、彼女たちは手に職をつけるべきですよね。
日本人女性が甘やかされている一面もありますが、高度経済成長期の日本社会が共働きを前提としてこなかったので、女性が働きやすい環境になっていないことも大きいです。「日本死ね!」ではないですが、働きたくとも、子供を預ける先が十分にないですし、残業前提の仕事が多すぎます。なので、出来れば働きたくない、と男女ともになるだろうと思います。男性だって、働かなくてもいいなら、働きたくないですよ。
シン
上記のような雇用慣行は一昔前のしごきに似ていると思うんです。それが違法かどうか、倫理的であるかどうかではなく、サービス残業でのし上がった管理職が俺たちもサービス残業してきたんだから下っ端のお前らもサービス残業しろやっていう押し付けなんです。管理職がそれを是正することは、そうやってのし上がってきた自分のアイデンティティを否定することになってしまうから絶対に出来ないんです。そうした背景から違法行為がまかり通り続けているんだと思います。新卒で入社した大手がそんな感じでしたね。先輩から「俺はずっとサービス残業してきたんだからお前が残業つけるなんて許さないからな」って言われた時は、彼の心の闇を思わず垣間見てしまいました。自分の発言の正当性を考える精神的なゆとりを完全に失っていました。本来は先輩自身が上司や会社に対して、サービス残業を是正するよう訴えたり、それが認められなければ辞めれば良かったんです。でも我慢すればいいことがあるって無理やり自分を信じ込ませてきた結果が、自分より立場の弱い者に対する理不尽の強要というのは、なんだかとても悲しいです。そうして意味で彼も被害者なのかもしれません。
日本人全般が我慢の強要しあいで成り立っていることにとても閉塞感を感じます。もう少しだけ、自己主張して、自分に優しく生きていければ、多少不便になってもずっと幸せに生きられるんではないかと思うんです。飲食チェーンのバイト店員にサービスが悪いってキレたりすることに心の貧しさを感じます。(自分を抑圧して100%のサービスを提供している見返りに他の者にも同じ水準を容赦なく要求する)この人バイトなんだから多めに見てやるかっていう余裕があってもいいかもしれません。もちろん医療やインフラのような絶対安全が要求されるところはしっかりとやる必要がありますが、そうした現場の人離れってやっぱり過度なサービスの要求が関係しているのかなと感じます。もう少しだけ緩ければ人が沢山集まって、各人の負荷が軽減され、結果としてサービスの水準が向上していくではないでしょうか。
日本人って、俺が我慢したんだから、お前も我慢しろよ!っていう精神が強いですね。みんなが楽になることを考えた方が前向きだと思うのですが、染み付いた悪習ってなかなか変わりません。
シン
こんにちは シンさん
「日本人って、俺が我慢したんだから、お前も我慢しろよ!」って言うのを聞くと、こいつ馬鹿なのかな?って思ってしまう私です。私は常々思っていたことが有るのですが、(間違っていたら指摘してほしい)仕事って苦労するためにするんでしょうかね?他人を楽にするために、私はするものだと思っています。
例えばですが、太古の昔は、ひどい虫歯があっても麻酔無しで抜くことでしか治療はできませんでした。しかし今は、麻酔という文明の利器を使って痛みを抑え、そして医者というその分野を極めた人が治療をするので詰め物や麻酔ありで抜くことができます。
赤ちゃんの夜泣きを抑えるために「スイム」という赤ちゃん用のベットが開発されたのだって、その開発者いわく、赤ちゃんの夜泣きが辛く苦しくて自分の子供を壁に押し付けてしまったという後悔を元に開発されたのだって聞きます。
LD(文字が読めない学習障害)の子供だってIPADがあれば文字を拡大して読むことができ、(TEDでipadで学習することが出来る喜びをLDの子供が教えてくれました)勉強することができます。
私はもっと、日本人は楽をすることを覚えて、効率化するためにはどうしたらいいのか?を焦点に当てたら、もっとこの国は素晴らしい国に鳴るのではないかと思うのですが、どう思います?
p.s すみません。赤ちゃんのベットの名前ですが「スイム」ではなく「スイマ」でした。ここに訂正し、お詫び申し上げます。
日本は苦行を美徳とする文化が根付いてしまったので、技術、やり方で解決できることすら、解決しない。それどころか、解決することを悪とします。バカは死ななきゃ治らない、というように、日本人は死にかけるまで、間違ったことにしがみつくことは歴史が示しています。
シン
日本企業の理不尽を一気に被った知人の例があるのでご紹介しましょう。
私と同じく半国営の土建企業・X建設株式会社に勤める技術者Y氏の例です。
X建設株式会社は従業員400人ほどの中堅で、名目は株式会社ですが株式は非公開、
他の同業の土建会社と株式を互いに持ち合っており、それによって
工事を同業者間で巧く分け合い、過度な競争にならず安定した経営を行っています。
また、部長以上の役職はほとんどが国交省からの天下りです。
天下り受け入れと引き換えに優先的に公共事業が発注してもらっている、という関係です。
ある年から、新たに社長としてN氏が天下りしてきました。N氏は専ら経理を担当してきた人で、
所詮任期の決まった天下りなので、任期の間だけ数字を挙げればいい、という考えの持ち主でした。
また、経理出身なので、現場のことには全く無理解でした。
N氏は人件費削減のために、18時には事務所を締め切るほどに徹底して残業を無くし、
残業代削減によって数字を良くしました。
しかし実際には仕事の量が減った訳ではないので、社員が皆、家に仕事を持ち帰ったり、
N社長が帰った後で事務所をまた開けて作業をする、という状況に陥りました。
仕事に穴を開けないために、社員が皆で自主的にサービス残業をしている状態になった訳です。
月の残業時間は80-90時間ほどでした。D通ほどのブラックではないにしろ、
相当なタダ働きをしている状態で、「現場知らずのクソ社長め、残業代払ってくれよ!」
と同僚達と愚痴りあう日々が続きました。
残業代不払いに業を煮やしたS氏は、残業の証拠を集めて弁護士と共に
会社にサービス残業の実態を報告し、残業代を払わなければ訴訟を起こす、と訴えました。
半国営企業として、裁判沙汰になって体面が悪くなるのを恐れたK建設は、
S氏の訴えを認めて、残業代を支払い、N社長も本心はどうか知りませんが、社員に謝罪しました。
しかし、それからS氏はなぜか管理職でない先輩達から「権利ばっか主張してんじゃねえよ」と睨まれ、
後輩からは避けられるようになりました。
あれほど残業代を払ってもらえないことを不満に思っていた同僚たちが、
実際に残業代を求めて行動し、不満を解決させたY氏を非難するという倒錯した行動に出たのです。
やがて孤立に追い込まれたS氏は会社を退職しました。それなりに技術者としてキャリアがあるので、
同業他社に再就職できるだろう、との読みがあったためです。
ところが、株式を持ち合う同業他社の間で、S氏は「天下り社長を相手に残業代請求した空気の読めない奴」
という悪評が広まっており、持ち前の土木技術を生かせる会社からは悉く不採用となりました。
今ではY氏はフリーターとして工場勤務のアルバイトで食いつないでいる状況です。
この事例、シンさんならどう分析するでしょうか?
最も奇妙なのが、一緒にサービス残業をして不満を共有していた、
同じ被害者であったはずの同僚達が、行動を起こしてサービス残業を解消したY氏に対し
「よくクソ社長の悪事を暴いて残業代を払わせてくれた」と感謝するのではなく、
逆にY氏を爪弾きにしたことです。
先にシンさんが指摘しておられた、「苦痛や理不尽は耐えることが美徳で、解決することは悪である」
という悪しき日本企業の価値観に皆が染まっていたという事でしょうか。
S氏はY氏の間違いです。
江戸時代の百姓土一揆を思い起こされる話ですね。白人、中華世界だと、圧政に対して、一揆を起こすと、そのまま政権打倒まで持って行くことすらあるし、首謀者を周りが全力で守るなり、逃げます。でも、日本はお上が酷すぎるルールさえ改めたら、お終い。首謀者は治安を乱したものとして、黙って処刑されるし、周りは首謀者を守らないどことか、逆にお上と一緒になって攻撃します。
日本人は奴隷気質なんですよね。
シン
さすがに今の日本ではないとは思いますが
あんまり労働条件が厳しいと赤化したり
しますからね。
ただこれから日本人の生活水準が右肩下がりを続けたら
革命が起きちゃうかもと思います
今の日本でなくとも、労働者階級の蜂起で革命が起こったことは日本の歴史にありません。戦後の赤化も上手くいきませんでしたし、日本人は上に従順で外圧なしに変わらない人たちです。
シン
>>裁判したら、100パー負けるくらい明らかな犯罪なのに、拒否する人って、何を考えているのでしょうか?会社のルールは法律を超える、
→私自身、長期休暇後に追加で休暇申請をしたら職場の雰囲気を壊していると言われて追加の有給の取得を拒否された経験があります。部署の人員が少ないから休まれると仕事が回らないというならば、追加で人員を採用すれば良いだけの話です。そうしたマネジメントは横に置き、末端にリカバリーを要求するのは戦前、戦中と全く変わらないですね。
毎日会社に来ても、たばこ休憩を挟みながらダラダラ仕事をしてさらに残業されるよりも休む目標を定めて、集中して仕事をした方が個人の為にも会社の為にも100%プラスになると思うのですが・・・。
本気で会社と交渉するつもりなら、労働基準監督署に先に具体的法律違反が有れば仲介等斡旋依頼すれば、会社の方から話をしてきますよ。後は社内の雰囲気が悪くなっても全く気にしなければ良いです。仮に相談したことで不利な扱いを受ければそれも更に監督署に是正依頼出来るので好都合ですね。
有給休暇は会社に有るのは時期の変更権だけなので具体的に何時ならば取れるか確認すれば良いと思います。
松本様
コメントありがとうございます。正論が正論として通じない所に絶望感を感じます。正論、数字よりも雰囲気が重視される風潮は日本全体の課題かもしれませね。
いえいえ自分自身で変えられますよ。
私の所属先も当に昭和カラーのチョイブラック企業ですが、会社とは労働基準監督署を通して話をしてます。強気一辺倒だったのが、役員の方からアポを切って来ますよ。ただし労働組合もない会社だから個人で闘い易いのです。仲間と群れる事無く一人でやれば経験も積めるし、交渉力がつきますよ。必要なのは度胸とボイスレコーダーです。会話の最後に今の会話全て録ってますよって言うと大概相手はビビりますよ。5000円位で手に入る最強のボディーガードです。スマホよりも専用器の方がハッタリをかましやすいと思います。
松本様
リスクヘッジのためにボイスレコーダーも持っておいた方がいいかもしれませんね。どんなに外面が良くても、会社はいざとなったら社員に牙をむくことが往々にしてありますもんね。
会社は非情ですよ。気付いた時には遅すぎる事の方が多いです。自己防衛は最低限生きていくのに必要です。覚悟を決めて人と接すればそうそう舐められ無いと思います。ぬるりと生きて行く為に努力が必要ですね。他人に迷惑を掛けないで自分の思い通りになると良いですね。
会社はいざというとき助けてはくれませんが、わざわざ初めから敵対する必要はないですね。敵対するようになったら居心地が悪いので、もらうもんもらってオサラバが良いです。そのためのスキルを身に付けるのが「ぬるりと生きる」ですね。
とはいっても、スキルがあるとは言っても40越えたら転職も難しいでしょうから40までに自分の居場所を見つけて、転職は最終手段にしたほうが良いかもしれません。
40代はともかく50代での転職なんて厳しいですよね
連日とんでもない猛暑が続いています。
これに関する事で、日本企業の異常さについて思う事がありました。
真夏のスーツ・ネクタイ着用についてです。
世間ではだいぶクールビズが浸透してきましたが、
地方の工務店では、古い業界体質のせいか、
未だに営業は真夏でもスーツ・ネクタイ着用の所が少なくありません。
私の勤務先が取引している下請け工務店もそうで、
気心の知れた営業マン相手に訊いてみると、
「大事な取引先に対して礼を失してはいけない」
という会社の方針だとのことです。
この暑い中で無理して防寒着
(スーツもネクタイも元来は防寒着です)を着て、
汗まみれになって事務所に入って来るので、
応接室の椅子は汗で汚れるし、
汗が染みついたスーツは臭くて不愉快です。
暑さをやせ我慢しながら商談されても良い話は出来ないし、
目の前で熱中症で倒れられても困ります。
何一つ双方にとってメリットが無いのに、
ネクタイ・スーツ着用を頑なに強要し続ける、
工務店の上層部の思考が全く理解不能です。
尤も、そうした不快さ、不合理さにお互い耐えることが、
「負の同調圧力」への迎合として、
日本の企業社会には何より大切なのかもしれませんが。
いつきさん
>>スーツもネクタイも元来は防寒着
→もともと夏がそれほど暑くないイギリスで考案された着物なので、そもそも夏に高温多湿な日本にフィットしていません。スーツパリっと着てたら仕事している気になっている人が多いですよね。
>>「負の同調圧力」への迎合
→台風の日に無理して出社するのと一緒ですね。結果ではなくて、苦労を共有したプロセスに重きを置く風潮は何とか変わって欲しいものです。
今週末から週明けにかけて日本に台風が上陸する見込みですが、多くの人はまたずぶ濡れになりながら、片道1時間半の道を3、4時間かけて通勤するのでしょうか?通勤途中に被害に遭われた方の教訓を無駄にせず、個々人が自分の頭で考えて賢明な判断を下して欲しいものです。
意思決定権の無い人たちが無理して出社するせいで(仕事に対するプライドも責任感も大してない)、医療関係者、行政機関のトップ、経営幹部など、本当に必要な方の通勤が妨げられることに気が付いて下さい。
台風の本格的な上陸は日曜日ですが、河川の増水、氾濫、土砂崩れは台風が過ぎ去った後こそ警戒が必要です。周囲の空気に流されずも、自身の安全第一で行動してください。