何かしらの事情で若くして経済的に逃げ切り、リタイアを決める人もいるでしょう。アメリカはそういう人が日本より多くて、ストックオプションで巨万の富を得て、暇つぶしにエンジェル投資家をやってる人もいます。
フェイスブックの創設者グループも残っているのはザッカーバーグだけで後の人たちはのんびりしているみたいです。その内の一人はシンガポールにいるみたいです。
ブログ
日々思ったことを書き記して、ネットで不特定多数と共有すると、思わぬ発見があります。似たような考えの人だったり、自分が若かったときを思い出させる若者だったり、人生の大先輩だったり、そういう意見交換は人生の刺激になります。それ以上に自分自身がその時に感じたことが記録に残せるので、メモ帳として最適です。
問題は不特定多数が目にするため、変な人が湧いてくることは避けられず、こういう人に何を言っても無駄で、完璧に論破したって、話がまったく通じていないので、堂々巡りになります。この手の人を相手にしても、こっちまで頭がおかしくなってくるので、適当にあしらいながら、監視するしかないです。
ひろゆきさんは「ネットには普段生活していたら、まず遭遇しないような万人に一人の変人に遭遇する。」と言ってますが、まったくそうだと思います。世間の一般常識が一切通用しない人が現れて、意味のわからないことを喚き散らされることは覚悟するしかないです。
気をつけて欲しいのは本人特定されるような情報を絶対に出さないことです。経済的に恵まれていて、働かなくとも暮らしていける、と言うことを知られると、嫉妬する人が必ず湧いてきますので、誰でも見れるブログに余計な情報を与えるべきではありません。
英語
「シンの英語力なんか大したことない!」っと言う人がいますが、このブログで英語について語ったのは道具として部分であり、着地点を見つけて、そこを目指すことなので、自分のしたいことに応じて、必要な英語力を身につければいい、と言っているのです。
つまり、英語は上手い下手にこだわるのでなく、自分の目的に対してどれだけの英語力が必要なのか?、をきちんと把握して、それに向けたアプローチをするのが大事だということです。私に必要な英語力と、Aさんの英語力を比べること自体が無駄であり、Aさんは英語の必要ない生活をしているなら、英語なんて必要ないです。
読者さんにもそれを勧めていて、まずは自分の目的を決めてるべきだろうと思います。人によってはTOEIC600くらいで自分用にカスタマイズできる人もいるだろうし、逆にネイティブ並を目指さないと仕事にならない人もいるでしょう。大事なことは英語にこだわりすぎず、自分の目的に必要なレベルを把握して、そこに到達する努力をすればいいのです。
女性を中心に自分の英語力を誇ったり、海外在住歴、英語ネイティブの夫、彼氏がいる自分は国際的で素晴らしい人間なんだ!っというようなことを言いたがる人がいますが、そんなことは意味がなく、英語は目的に達するための道具です。自分の達成した目標をひけらかすならともかく、道具自慢するとか愚の骨頂です。そんなものは好きでやっているだけで、純粋に日本で生活して、外人、英語と関わりのない生活をしている人より大変でも、凄くも何でもないです。
英語のよさは選択肢の広がりであり、同じ旅行するにも英語ツアーの選択肢は日本語ツアーより多いですし、世界中どこに行っても英語を話す人間は存在するので、直接情報を得ることができます。そういう意味では海外に興味がまったくない人は時間の無駄なので、やらないほうがいいです。
投資
せっかく経済的に逃げ切っているなら、ディフェンシブ投資をすべきだと思います。国債、社債などの堅めの投資はさほど面白くないですが、上場企業株は面白く、有価証券報告書を眺めているだけでかなりのことがわかりますし、暇もつぶれます。いい会社だと思ったら、少し株を買ってみて、四半期ごとに報告書を眺めていればいいし、総会に行って、発言してみてもいいでしょう。お土産ももらえますしね。
また、不動産投資もなかなか面白く、自分の好きな場所の不動産をネットで眺めたり、実際に展示会に行ってみたり、不動産屋を引き連れて、物件を見て回ったりできます。それだけでなく、古地図を買ってきて、その場所に江戸時代は何があったのか?、など歴史を感じるロマンもあります。自分の足であることで、新しい発見があったり、健康にもいいです。
海外旅行もそういう観点で行くと面白く、国の成長を見たり、その国の人が何を欲しがり、何に興味を持っているのかを感じながら、投資ネタがないだろうか?、と考えると面白いです。ジムロジャースさんはそういう観点で世界中を旅して周り、それを本にしています。別に本にするまでのことがなくとも、ブログで自分みたこと感じたことを発表してみてはどうでしょうか? 完全に自己満足ですが、人生は壮大な自己満足みたいなものです。
ここで最低限の英語力があると、情報が取りやすいです。最低限の会話力、資料をゆっくりと読み込める読解力があると面白いです。英字新聞の求人情報だ、モノの売り買いだ、とか現地の人がどんな生活をしているのかがなんとなく想像が出来て面白いです。その上で、ホテルのフロントと世間話したり、現地ツアーで他の参加者と交流したりして、色んな情報を入れていくと、精度が高くなっていくでしょう。
まとめ
ヤングリタイアしている人はこんな感じの生活をしていることが多いです。「危ないなぁ。」と言う人は自己顕示欲を隠すことができず、テレビ局の取材を受けて、実名で出演、結論ありきのヤラセで番組を作られて、ネットで炎上、実生活でも必要もなく有名になってしまう人がいます。お金にもならないのに無駄に有名になって、リスクを高める意味はゼロです。嫉妬ほど怖いものはないので、大人しくしているべきです。
どうしても、自己顕示欲を隠すことができないなら、ヤングリタイアなんてすべきじゃなくて、バンバン上を狙って、自分の名前を売り続けるべきで、そういう競争に興味がないからリタイアするんじゃないの?っていう質問をしたくなります。生活のための仕事、という義務から解放されたときこそ、自分ともっと向き合う必要があると思います。
キレイなオフィスで、キレイなおべべ着て、白人様と英語で仕事して、高いメシを食って、キレイなネエチャンを高いホテルで抱いてって言うようなベタベタの顕示欲を誇示するのが好きだっていうなら、それを追求すればいいだけで、それはそれで一つの価値観です。私はそういうのに興味がないので、適度に遊びながら、ぬるりと生きたいわけです。
学歴だ、職歴だ、資産だ、英語力だってのは最低限が確保するための道具であって、何かしらの理由で最低限が確保できているなら、「足ることを知る」っていうことを肝に銘じて、他人にひけらかすのでなく、自分がいかに満足できるかを追求していくだけです。