時事ネタを連発します。
ぬるりと生きる、もキュレーションサイトに無断転用されたことがありますが、どうでもいいので、特に何もしていません。でも、ブログを大きな収入源にしている人からすれば、たまったものではないでしょう。
DeNA
元々はオークションサイトをやっていたけど、そんなありふれた商売では大手に対抗できず、廃課金に手を染めた、グレーゾーンの怪しいソシャゲ屋だったのに、どさくさにまぎれて、プロ野球球団を買い、既得権益に足を踏み入れ、任天堂と業務提携もして、ご立派な会社になったなぁ、という感じです。一方、競合だったグリーはとんと聞かなくなりました。
そのDeNAも創業者の南場さんはがんに蝕まれた夫の介護専念を決めて、創業間もない頃に入ってきたサラリーマン社長、守安さんにトップが変わり、競争の激化、規制との戦いであるソシャゲ一本槍から徐々に経営の多角化を目指しているようで、今回のキュレーションサイトでやらかしました。
私の理解では他のブログから無断転載、裏の取らない適当な記事をクラウドソーシングで雇ったバイトに格安で書かせて、大量に投入して、グーグル様を欺き、人気サイトに見せかけたということで、窃盗犯、医療記事は風説の流布にあたるのでしょうか?病気に苦しむ人が藁にもすがる思いで、ネット検索しているのに、嘘流すのは心情的に重罪です。
村田マリ女史
私はこの人を初めて見たとき、すごく口元が歪んだ人だな、と思いました。口元が歪んだ人って、病的な嘘つき、詐欺師が多い、というイメージを持っていて、いい印象を受けませんでした。口元がゆがむのは後ろめたいことするから、真っ直ぐ向けないからでしょうか?
ネット検索をして調べてみると、この人は愛知県の裕福な家で甘やかされた、要領のいい女性で、早稲田大学(もちろん、文系)を出て、サイバーエイジェント入社、といかにもチャラそうな経歴の人です。だけど、この人はよくいるチャラだけの人ではありません。
サイバーエイジェントで培ったノウハウ、人脈で、下らないサイトを高額で売りつける天才的なベシャリ術を持っていて、DeNAに売りつける前に数億円を手にしています。そして、今回のiemoに関しては一度も決算を終えてない状態の会社を10-15億円で売りつけたそうです。完全に錬金術ですよ。
単に彼女のベシャリが凄まじいだけでなく、彼女の夫がDeNA出資の投資ファンドのマネージャーとして、買収に絡んでいるみたいです。直接でないにしろ、身内の会社を買ってしまうなんて、上場企業がこんなことやっていいのかよ?、と思います。もしかしたら、DeNA株主から集団訴訟起こされるかもしれません。少なくとも私が株主なら、かなり頭に来ます。
彼女は前のバイアウトで税金の大変さを学んでいたので、すでにシンガポールに移住していて、キャピタルゲインを避けようとしています。移住後、5年は税務署から逃れられないので、支払いを先に伸ばすなど、狙ってやっていることだと思います。
この手の怪しい人がやたら来るので、シンガポールは怪しいと言われるのですw 節税の為に移住して、シンガポールにコンドミニアム買って、レンタルオフィスを用意して、リモートワークしても元が取れます。DeNAの執行役員としての報酬も節税できますしね。
予想
これだけの大掛かりな詐欺を働いても、村田マリ女史は健康上理由でシンガポールから帰国して記者会見にすら出ません。これはソーシャルメディア界の小保方女史と言っていいのではないか?、と思います。そして、このまま説明義務を果たさず、ほとぼり冷めた頃に自分に同情的な文化人と対談して、原因は「男の嫉妬」と言い出すのでしょう。
すでに一線退いているのに、創業者としての責任とって、表舞台に戻った南場さんを女性だから、とあれこれ言う人はいないですから、男女関係なく、やらかしておいて、逃げる奴は叩かれるんですよ。パクって、嘘を垂れ流したんだから、誰だって叩かれますよ。
ここまでやれば、表舞台には復帰できないでしょうし、騙し取った10億円を大事に使いながら、暮らしていくしかないのだろう、と思います。もしかしたら、民事で告訴はされるかもしれませんが、豚箱には堕ちないでしょう。DeNAから夫婦に返還訴訟を起こされるかもしれたら、身包みはがされるかもしれません。
社長の守安さんも当事者として、買収をしてますし、この一件から逃げ切れるかは怪しいところで、おおよそDeNAの時価総額、3800億円、売上1000億円規模なので、決定的とも言えないし、株価もえらいことにはなってませんし、逃げ切れるかもしれません。東大、オラクルというサラリーマンエリート人生を捨てて、DeNAに賭けて、社長になれたのに、その座が危うくなりましたね。
まとめ
情報をお金にする時代で、口がうまく、それっぽさかあれば、なんでもできてしまう時代で、本当に気をつけておかないと、騙されてしまいます。元々、サイバーエイジェントは大学のサークルの延長戦で、ウェーイ系の若者が起こした会社で、社員もそんな感じですが、それが行き着くとこんな感じなんだな、と思いました。
弱小ブログ運営者としては無断転載、コピペを本当に罰してもらいたいです。つまらないブログでも著作権はあるので、丸パクリはやめてもらいたいです。出典を明確にいて、引用くらいなら、まだ、良いんですけどねぇ。ネット上での著作権、根拠についてもっと明文化したほうがいいと思います。
まとめサイトならいいが、病気の人も見るであろう医療系の記事を、会社の利益を優先し意図的に情報操作するのは、如何なものかと思います。
今やネットは社会インフラですし、大手が運営母体のブログであれば、書かれている内容を信頼します。これを機に良質な記事だけが残れるようにしていただきたいものです。もっとも、Googleは本件を受けてか知らないですが、検索アルゴリズムを大きく変えたそうですが。
おっしゃるようにネットはインフラで、そのインフラを一民間企業が独占していて、神になってしまっているのが現状です。神の方針を見抜いて、利用すれば、詐欺もできることが今回の事件で明らかにされました。
つまらないコピペブログばかりが上位に来て、良質な記事が見つけられないのは困ったものです。まとめサイトは嫌いではないですが、もっとルールをハッキリさせないと、本来、利益を得るべき、執筆者でなく、利益が盗んだ人に行きます。これでは社会のためになりません。
シン
DeNAが(南場氏と守安氏が)村田女史をかばっているように見えるのが不思議です。
会社が彼女(もしくは本間夫妻)を訴えるシナリオを多くの人が期待していると思うのですが……。
ハッキリとした根拠もなく、守安社長が決断して買ったので、本間夫妻の詐欺を認め、訴訟に持ち込むと、株主からすると、彼の立場が被告側に成りかねないからではないでしょうか?
シン
シンさん、早速コメントありがとうございます。お名前ですが、安守→守安です。
彼も所詮サラリーマンなんですがねぇ。
ご指摘ありがとうございます。勘違いしてましたので、修正しました。
守安さんは個人大株主でもない、サラリーマン社長なので、俺の責任で買ったんだから、文句あるか!っと怒鳴ることは出来ません。社内で危険性を指摘されても、無視して、強行、買収額も譲らなかったという報道もあり、これが事実なら、裏取引の可能性があります。
シン
クラウドソーシングのお仕事サイトを見ていると単価の安いライターの仕事が大量に出ています。
よく調べるとキュレーションサイト作りの仕事で、要するにステマ作りだということがわかり驚きます。
ネット広告って複層構造が複雑で結局誰がどう言う風に儲かるのか一般人からわかりにくいです。
「ネットで自分で調べた」という事実が変に真実味を増して、かえって情報を鵜呑みにしちゃうこともあります。
情報を一方的に押し付ける新聞やテレビよりはマシだとは思いますが、
ネットの情報もだんだん広告宣伝ばかりが増えてきて、古くから慣れ親しんでいる者としては少し寂しいです。
ただネットの情報は、黎明期から元々胡散臭かったというのがせめてもの救いです 笑
個人ブログに見せかけた企業サイトは本当に増えて、テレビとそんなに変わらなくなりつつありますね。それでも、一方的ではないし、電波が独占もされてない分、ネットはまだいいです。
シン
遅ばせながら、本記事をきっかけに、この事件に興味を持ちました。家庭のことで大変なDeNA創業者の南場さんを引っ張りだし、村田マリ氏はダンマリ。一体何を考えているのでしょうか。
危機の時にその人の本性が出るといいますが、好例だと思います。
ところで、DeNAのSEO対策は凄かったという記事を読みました。ことの善し悪しはこの際おいといたとして、目先の目標(金稼ぎ)を達成するために極限まで最適化していたのはとても合理的だと思いました。コンサルの人とか好きそうですよね。こういうの。
この問題も、非常に日本っぽいなと思いました。
マスコミやキュレーションサイトにすぐに騙される国民性というか。
作る側も作る側でSEOもマーケティング戦略的には無視できないんでしょうが、ITでも独創性のある記事や、技術、特許出願などでがんばってほしいものです。
やらかしたのは仕方ないから、ちゃんと表に出て説明しろよ!っと思います。性根が腐っているのでしょう。
これからのコンサルはビックデータの解析がメインになり、理系の仕事になるのではないか?、と思います。
シン
ビッグデータの解析 なんか副業のひとつとしても出来そうですね。
理系の仕事がどんどん増えてくる予感で、なんだか嬉しいです。
*文系のわけわからない主張や理系たたきに私自身が過去にあってますので。(今でも?)
私情が入って申し訳ないですが、理系社会になってほしいなと節に願います。
今後、働き方の緩いフリーランス化は進んでくると思うので、ビッグデータの解析は情報系技術者の副業になってくるかもしれません。世の中は完全に理系社会になってきていて、それが止まることはないのだろう、と思います。文系で生き残るのは詐欺師レベルで口が上手い、お金に対する嗅覚が半端ない人だけになるだろうと思います。
シン
ロボットの時代になるので理系の時代になると思います
私の印象なんですが理系の人は非常に真面目で雄弁なんですが色々不器用な人が多い
それで文系の人等ににサッとやられる
ただ理系にも天才タイプは時々いました、ただ学歴が伴ってなくてある意味文系みたいな人でした
理系は真面目な方が多いと思いますし、ロボットやitの時代、
理系が努力した分だけ報われる時代になると思います
いつの間にかブログが復活されていたのですね。また色々と読ませていただきたいと思います。
ところで重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、村田氏のiemoは株式売却ではないでしょうか。
その場合、総合課税ではなく分離課税になると思います。
(分離課税でも住民税がものすごくなりそうですが…)
ご指摘ありがとうございます。勘違いしてましたので、修正しました。
分離課税の20%しか取られないなら、シンガポールの物価を考えると、節税目的での移住はそれほどお得ではないなぁ、と思えます。確かに10億の20%なら、2億なので、すごいですが、シンガポールの不動産は東京の3倍くらいするので、村田さんがメンツを保つレベルの物件は3億以上はします。東京なら、1億出せば、十分だと思えます。2億の差額が出るだけで、日本市場向けに仕事して、シンガポールに住むめんどくささをカバーできているとは思えません。
村上ファンドの村上大将もしょっちゅう帰国しているらしいですし、妻子は帰国したと言いますから、ずっと本国を離れるのはいくらお金があっても、不便が多いのでしょう。彼以外のシンガポールにいる怪しげな人も東京に不動産持っていて、月一以上は帰っている印象です。
節税移住で、お得なのは桁違いのお金持ち、特に相続税で、事業に関わる税金はよほど事業規模が大きくない限りはメリットが薄いでんだなぁ、と改めて思いました。
この辺を持って整理して、記事にしたいなぁ、と思います。
シン
お返事ありがとうございます。
私も、節税目的の移住は相当な所得がある人じゃないと割に合わないのではと思います。
個人的には年間所得1億くらいからでしょうか。
それくらい稼いでいる方もほとんどは日本向けのビジネスでしょうから、法人は日本にあるわけで
海外移住するといろいろややこしくなってしまいそうです。
この辺りの記事、楽しみにしていますね。
そうですね。
所得税、住民税目的なら、年収が一億円以上でないと、メリットは薄いと思います。HOYAのオーナーのように、実務はサラリーマン社長に譲って、相続税を絡めて、シンガポールに来るなら、いいですが、それももっと複雑なスキームにしないと、国税は次々と法律を変えるので、居住地だけを変える、という安易なやり方は通用しなくなります。
村田氏もシンガポールからのリモートワークは上手く行っていたとは思えず、実務のトップが本拠地にいないデメリットは大きいです。DeNAがシンガポールに大きな仕事を持っているならともなく、日本市場、日本人向けの仕事をシンガポールでするのはどうかな?、と思いますね。
リモートワークはエンジニアなり、事務員など、どこでやっても決められたことをしてれば問題ないくらいの末端でないとダメでしょうね。プロマネが海外にいて、現場に月一くらいしか来ないとなると、士気も落ちますし、空気感にズレを起こすでしょう。
シン