コメントにインスパイアされて久し振りに記事を書きます。稼ぐ力は最も大事な能力ですが、学力とはほとんど無関係です。
種銭
稼ぐ為には種銭がいります。これをどうやって用意するのか?、です。一勝負したきゃ、最低一千万円は欲しいところです。百万円そこそこから三桁億まで稼いだBNF氏なんかは天才の類であり、並の人間はまともに勝負になりません。
ところが、アッパーミドルだと、一千万円くらいを成人式のお祝いにポンと渡したりするわけで、いきなり種銭が出来るんですよ。ローアーミドルが学資ローンで大学進学し、借金スタートし、我慢しながら10年くらい働いて手にする資金をなんの努力もなく貰えるのです。
超絶リア充、コミュ力お化けなら他人から引っ張ってくることも出来ますが、それもまた天才的な能力が必要になります。孫正義氏の学生時代の伝説なんかは凡人には理解不能です。他人から資金引っ張ってIPOまで漕ぎ着けたクラスになると、多かれ少なかれ学生時代はちょっとした有名人ですね。
他人からお金を引っ張ってくるのに学歴は有効です。ただ、それもお金を引っ張ってくる才能があってこそです。学生の癖に東大の名刺で異業種交流会なんかに参加して小金持ちのコンプくすぐってお金引っ張ってくる人がいますからね。
私の学生時代の友人にそういう人が数人いました。早い段階でファッキューマネーは作ってましたが、それでも大物にはなってません。それが彼らの限界だったんでしょう。私も大したことないですけどw だから、IPOまでこぎつける人は別世界の住人だな、と思いますね。
一昔前だと、貧乏人の東大卒がたたき上げの企業オーナーに自分を売り込んで娘婿として資金を引っ張ってくる人もいましたけど、これもなかなか出来ることではないですよ。身売りと同じですから、かなりの根性が必要です。無能認定されたら即捨てられますしね。
ちなみにホリエモンは学生時代の彼女の父親から起業資金を引っ張っているらしいですが、そのくらい図々しくお金を引っ張れないと元々貧乏人が稼ぐことは出来ないんですよ。
リスク
種銭が出来たらリスクを取れるか?という話です。単にアイディアが浮かぶのは誰でもあることです。特別な才能はいりません。そう思ってたんだよ!、とかの後付けはどんなバカでもできます。そうじゃなくて、そう思った瞬間にリスクを取れるか?です。
これもアッパーミドルの方が有利にリスクを取れます。そもそものお金の価値が違います。親からポンともらった一千万円と我慢に我慢して貯めた一千万円は全く別物です。前者はなくなったごめんねwで放り込めても、後者は悩み抜くでしょう。
仮に失敗しても、アッパーミドルはそのうち相続でファッキューマネーを手にすることが決定しているんだから仕方ないね!で済みます。人生終了!とはなりませんよ。
他にアッパーミドルって、親がリスクを取ってきているので、家庭教育でリスクなしにはリターンがないと子供の頃から教えられてきています。頭でなく身体で理解しているところはありますね。
村上世彰さんが典型的ですけど、華僑、印僑、ユダヤなんかはそういう教育しますけど、日本人ではゴリゴリの金銭教育をする人は少ないですね。お金を汚いものだと思っている人が多い国です。
他人から引っ張って溶かせば、かなりボロクソにやられるので、メンタルモンスターでないとダメですね。良くも悪くも面の皮が厚くないと自己資金以外で起業なんて出来ませんよ。
忍耐
結局、やっていることがトンチンカンでない限り、我慢さえできれば勝てます。我慢が足りずにいつも悔しい思いをする私がいうのだから間違いありませんw よく調べ、我慢強く続けられるなら7、8割は勝てます。
ただ、我慢するのも生活資金を放り込んでいるなら我慢しきれませんし、借金しているなら金主を我慢させるのも困難です。並外れた忍耐力がないと3年から5年を耐えられないんですよ。
これも資金力の勝負である面があり、総資産が100億円の人からすれば、1億円の投資なんて大して気にならないんですが、1億円しかない人が全力なら夜も寝られないでしょうし、借りた金なら生きた心地がしないでしょう。
未だにアリババを持ち続けている孫正義氏なんかはどれだけ我慢強いのか?と思いますね。しかも、彼は借金しまくって、自己資金、従業員の資金をビジョンファンド2に入れようとしているんだから狂人に近いくらいのリスクテーカーであり、忍耐力ですよ。
我慢できない人は稼げませんよ。その意味で受験勉強は忍耐力を養うのには良いかもしれませんね。ただ、お金を引っ張ってくること、リスクをとる勇気も学べませんし、リスクを取った上で我慢することは失うことのほとんどない受験勉強とは全く別物ではあります。
まとめ
稼ぎたいと思ってサラリーマンをするのは特殊なケース以外は明らかに遠回りだし、お金持ちになりたくて受験勉強するのは的外れです。それより先にコミュ力磨いた方がいいし、リスクをとる勇気、忍耐力を身につけることを優先させた方が良いでしょう。
学びとは自分自身がよりよく生きる為にすることであり、どの学校に行ったとか、偏差値がどうとかで他人と比較し、悦に浸るものではありませんよ。自分なりに楽しくやれるならそれでいいでしょう?なぜ、他人と比較しなきゃならないのですか?
同様に稼ぐ能力が全てだとは思いませんが、稼げない人は人格を踏みにじられますし、尊厳を傷つけられかねません。涅槃寂静に達することよりはファッキューマネーを作る方が簡単だと思います。
成り上がった金持ちの人は、
みんな節約術の達人ですよね。
金持ちになった後も、その名残でまあまあ質素な生活をしている人もいれば、
若い頃節約してた反動から豪遊しまくって、事業が傾いたとき地獄を見る人もいるイメージです。
また、成り上がった金持ちの方って、コンプ持ち(貧困家庭、学歴、容姿・モテないetc)の方が多い気がしますが、どう思いますか?
それくらい強い負のモチベーションがないと、起業で成功できない気がします。
ツイッターで100万あげるキャンペーンした社長さんも、自分で身長コンプと言っています。
だからか、成功したのに自己顕示欲が強いのかなあと思いました。
彼は、高卒ですが早稲田付属高校卒で、習い事もたくさんやるほど裕福な家庭なので、育ちや学歴にコンプレックスは全くないと思いますが。
イケメンで成績優秀、スポーツ万能で社交的、育ちも良い。
そして、それを鼻にかける事なく性格も良い、いわゆる何でもできる子って、
そこそこの地位につけてそこで満足してしまうから、リスクの高い起業はしないと思います。
凄い業績を残したりはしないだろうけど、1番幸せそうな人種だなあ、と思います。
>成り上がった金持ちの人は、みんな節約術の達人ですよね。
節約ではなく、どちらかというとメリハリの達人だと思います。必要ないところには100円も惜しみますが、必要なところには数百万円くらいはサッと出します。成功しても桁が違うだけで同じ行動をします。
孫正義氏は大金持ちになってからも一人でふらっと現れて近所の定食屋で中華丼をかっ込んでいたそうですが、理由は早く食べられて野菜が取れるから、だそうです。高級中華レストランに行っても中華丼くれ、と言ったこともあるそうです。自分の興味がないかとは全然興味がないですが、興味ある分野ならものの5分話して数百億円を投資してくるとかしますからね。
節約といって他人に不快感を与えるようなことをする人はまず起業で成功できません。ケチな人についてくる人は少ないし、時間の問題で足を引っ張られます。
>強い負のモチベーションがないと、起業で成功できない気がします。
多大なリスクを負うのでそうなるでしょうね。まずまずのバランスの取れた人が一か八かの勝負をする必要がないのですから。リスクの高い起業家にマイノリティ比率が高いのは当然でしょう。
シン
成り上がった起業家は、強いコンプで歪んでいたり、金と女への病的な執着、サイコパス気質、金にならない文化や趣味への理解が薄い、などの特徴がある印象で、
実績に関しては本当に尊敬していますが、
あまり憧れません。
子どもや凡人が憧れるのは、やはりエンタメ系のクリエイターとかでしょうかね。
おそらく、誰でも一度は憧れる職業だと思います。
100万キャンペーンの社長さんも、バンドでプロを目指したが夢破れて、起業して成功したという感じですし。
ただ、クリエイターの方は売れないと病むし、売れても病む人が多いらしいです。
有名な作曲家さんも、短い納期で今まで以上のヒット曲を作れ、という圧力で常に強いプレッシャーを受けたり、
世界トップクラスの日本人ダンサーも、強いプレッシャーとストレスで毎日辞めたいと言っているそうです。
たしかに私も起業家は憧れるタイプは少ないですね。性格が歪んでいてギスギスしてたり、自分大好きで承認欲求の塊になっている人も少なくありません。
やなせたかしさんみたいなクリエイターに憧れますが、あまり居ませんね。売れる為に自分の理想を犠牲にしている人も多いですしね。
シン
稼ぐ=投資で有り決してサラリーマンとして身を粉にするという考えが全く無いのが分かりやすくて良いですね。
超例外を除けば、サラリーマンしても日銭が入ってくるだけで「稼ぐ」と言えるほどの収入にはなりませんからね。
シン
以前家族と知人から数百万引っ張って事業してみましたが、瞬く間にものの見事に飛びました。
敗因は貸借契約を結ばずに出資形式にしたため、無意識ながら心の奥底で所詮は他人の泡銭だと思って最後まで緊張感を保てなかったことだろうと当時は思ってました。
ただ、今振り返ればまとまった資金を集めたということが単純に嬉しくて変な達成感や満足感を得てしまったことで、肝心の事業がもはやオマケみたいな感覚になってしまったことだと思います。
人から集めた資金だからといっていきなりアクセル全開にしないリスクコントロ―ルとスタ―トラインに立つ前に湧き出るなぞの高揚感を上手くコントロ―ルできるかどうかが勝敗の分かれ目だと実感しましたね。
そう考えると学生時代に勉学や部活動に励んで忍耐力をつけることや平常心を保つ練習をすることは必要かもしれないです。
確かにアイディア、行動力の重要性を語る人が多いですが、忍耐力について語る人は少ないです。地味でお金にならないからでしょうか?煽り文句にもなりづらいですしね。
シン
この記事を読んで親から2億円借りて起業した女子大生の話を思い出しました。
https://type.jp/st/feature/5343
庶民が長い時間と命を削って貯めたお金で勝負するしかないのに比べて、アッパーミドルって最初からそれを用意できるので人生2回分生きられるようなものだと思います。
サラリーマンの生涯獲得賃金のグロスが2億程度なんですから女子大生で2億突っ込んで勝負できるなんていうのは別世界の住人ですね。負けても大したダメージもないでしょうね。
シン
よく読むと父親が経営コンサルタント、母親がエステチェーンの経営者なので、起業というか、親の会社でやることになった新事業責任者を任された、という感じですね。親が起業資金を出したというか、親の会社が借入をして株を持っているんでしょうね。さすがに2億キャッシュでポンというレベルの家庭ではないのではないかと思います。娘を前面にした方が広告費を節約できるからしているでしょう。にしても、そもそものスタート地点が違いますね。
シン
ユーチューバーで有名なスーツ君です。こんな稼ぎ方も
あるのかとビックリです。年金ジジイには体験できない
飛行機のファーストクラス・豪華列車・豪華船旅など庶民
の立場で疑似体験させてくれるので面白いのですかね!
ついつい最後まで見てしまいます(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=BbU2pux4MwQ
お金がほしいから医学部を選ぶと言う学生がいますが的はずれですね。
てつ さん
現役の時、公立病院の事務屋として勤務していました。老人痴ほう病棟の
臨床心理士でケースワーカーの方は京大文系卒の方で、旧帝大医学部卒の
主治医よりはるかに優秀な方でした。なぜこんな優秀な女性が医学部を目指
さなかったのか不思議でしたが色々事情があったのでしょうから理由は聞き
ませんでした。
娘が東京の私大の心理学科に進学した時、おなじアパートで慶大の心理学科
の子がいたので、仲良くなり遊んでいたそうですが、ある時期から遊んでく
れなくなったそうです。後で理由を聞くと、臨床心理士になっても日本では
医者の指示を受けるだけでの仕事であまり面白くないので、医学部受験の勉強
を必死にしていたそうです。結果、順天堂大学医学部と国立島根大学医学部
に合格したとの事でした。
慶大なんて、九州では九大のすべり止めぐらいに思っていましたので、吃驚
しました。慶応の男はチャラいのが多いですが、女性は優秀なのが居るので
すね。ただ成績が良いから医学部受験をするのでは、適性がないと入学して
からの勉強が大変で辛いと思います。
>ただ成績が良いから医学部受験をするのでは、適性がないと入学してからの勉強が大変で辛いと思います。
こんなのは医学部に限らず何でも同じなのに医学部にだけ噛み付く人が多いのは血税が注ぎ込まれた教育機関だからでしょうか?
世の中の99%の人がなんとなく選んだ専攻、仕事で飯を食っているのに、なぜ、医者、医学部だけは信念を持ってやらないと非難されるのか不思議です。お金がいいからプロ野球選手になり、それで観客を魅了できるならなんの問題もないように、お金がいいから医者になり、人を医術で救えるならなんの問題もないと思いますね。
シン
シンさん
日ハムの清宮選手もラグビーより野球が稼げるから野球を勧められたと言ってましたし、中日戦の副音声で女子アナと結婚できるを目標に練習している人もいるそうです。
野球が好き、というのは一要因でしかなく、金が欲しい、女が欲しい、というのも当然あるでしょう。当たり前だと思います。
シン
ロンブーの淳が慶應の大学院入学で学歴コンプだと騒がれ、ツイッターでコンプはなく純粋に学びたいことがあるからだと反論していました。彼ほどの成功者が今更学歴コンプはないだろうと思います。シンプルに金も時間も出来たので今後の展開も視野に通っているのだろうと。むしろ「慶應」と言うネームに反応し批判の声を挙げている人たちこそコンプなのかも。彼の下には慶應をはじめ学歴エリートがペコペコ働いていると思いますが彼ほどの突き抜けた成功者が学歴コンプなんて発症するもんなのでしょうか。そうだとしたら根深いものがありますね。
学歴病、偏差値中毒は日本を巣くう病ですよ。それでも一時と比べると大分寛解していていると思います。バブル以前は社会人の自己紹介で大学名を言うのが当たり前でしたし、他人を紹介するときにX大卒のAさんみたいに言うこともザラでした。中毒者は自分が中毒であることも気づかないし、むしろ、批判的なことすら口にします。
事実、私は学歴の記事なんて何年もしてないですが、半ば無理やり学歴に結びつけてコメントする人がいますし、火がついたようにコメントも伸びます。
ロンブーの淳さんは半分コンプ、半分興味本位でしょう。コンプがなきゃ若手芸人でもないのに大学受験イベントなんかしませんよ。時間の無駄です。ただ、彼は前から社会奉仕活動に興味を持ってますから、そっちの取り組みを教育機関で学んでみたかったのでは?であるなら、相方がこういうことになった時にちょうど良いのかもしれません。アメリカでも割とある話ですし、本来、非実学はこういう立場の人がやるといいことだと思います。
騒いでる人達は完全な学歴病、偏差値中毒でしょう。淳さんが慶応行くのなんてどうでも良いし、誰かに迷惑かけないなら好きにすれば良いと思います。
シン
日本株しか買っていないが銘柄選びよりも難しく感じるのは利益確定をどのタイミングでするか?上がるともっと上にいくと妄想し、下がると何年も塩漬けを覚悟する日々です。最近は世界経済の荒波で小舟がゆらゆら揺れてる感じです。
シンさんの様に情報を整理して理論的にトレードすれば着実に利益を積み上げられるのにと感じています。
理論値で株価が決まるなら素人に勝ち目はないわけで、株価とはフワフワした感覚で決まります。だから、最後は感性の勝負になり、経験則、洞察力が物を言います。その点からすると、米ETF、GAFAなんかは「靴磨きの少年」になって来たと思います。逆に日本株、ハード株は説明できないほど低く抑えられてます。
日本株は世界的な株高にも取り残され、スポットで上がる株を除けばジリ貧ですが、その分だけ下がったとしても知れているとは言えると思います。
シン