日本のメーカーって、外資と比べて突出して文系採用をしていて、それが競争力を低下させています。
営業
日本企業って、メーカーに限らず、とにかく営業が多いのですが、これはアポも取らず、ネタもなく訪問して、少し世間話して帰ってくるような営業スタイルがまかり通っているからだろうと思います。何の為に用事もないのに訪問するのでしょうか?付加価値のない仕事は遊んでいるのと変わらないでしょう?
外資企業だと、営業として、対外業務をする人は絞っていて、訪問せずに出来ることは全て訪問せずにやります。メール、電話、スカイプ、など、ほとんどのことは人が移動しなくても出来るからです。そして、人が移動するとお金がかかりますから、費用対効果が得られないなら、それは浪費です。
日本のメーカーが文系取って、ほとんど教育することもなく、客先に一人で訪問するって、よくあるみたいですが、失礼だと思わないのでしょうか?会社の代表として来ているはずの人が何も知らない素人なんですよ。会社にとってマイナスでしかありません。
管理
日本メーカーは意味のわからない管理部門が多過ぎますし、非効率過ぎます。社内向け資料作りの為に残業している、とか頭おかしいとしか思えます。そんな資料作りはまったくお金を生まないんだから、システム組んで、自動的に抜き出せるようにすればいいでしょう?
外資の会計って、AR/APで分けて、素人でも出来るようになっているので、フルセットが理解できる会計士資格を持ったマネージャーがそれを監修するだけになっています。無資格の文系なんかを正社員として雇い、入金処理だけさせているって、お金の無駄遣いだと思わないのでしょうか?
お金を生まない作業は出来るだけ外注して、費用で落とせばいいんです。それを専門としている会社に頼んだ方が自社でやるよりも何倍も安くつくのに、なんで、素人正社員にやらせて、時間だけかけるんでしょう?そういうバカなことにお金使って、エンジニアに適切な待遇を提示しないから、衰退するのです。
被り
日本の大企業って、被り部門が本当に多くて、本社、事業所にほとんど同じことをする人間がいるんですよ。そして、同じことをして、無駄飯食っているって、恐ろしいと思いませんか?そして、その人たちが自分の小さな利権を守る為にギャーギャー喚いて、仕事をやっている振りをするんです。
弱電の衰退って、ここにあって、付加価値の高いことしかしない欧米系、ギリギリまで間接部門を減らしてコストを削るアジア系の間に挟まれたので、日本の弱電は付加価値をつけようと、ニーズのないバカな機能をつけて価格を高くして、売れなくなったんです。
真っ先にやるべきは被り部門の整理なんですが、それは社内政治があるので、やらないんですよ。パナソニックがあれだけ落ちぶれて、文系を三分の一も取っているのを見た時、もうダメだ、と心の底から思いました。散々リストラして、文系新卒取りまくっているんですから、世話ないです。
まとめ
お金にならない人間が多ければ多いほど、企業体力は削られるんですけど、日本企業は足腰が立たないほど体力がありません。ブヨブヨに脂肪のついた老人になってしまっているんですよ。そして、此の期に及んで節制もしない体たらくです。
文系をやり玉にしましたけど、理系だって同じで、業務分担、ルールの徹底運用をしっかりしないから、やたらと人が多いし、残業ばかりしています。人が多いほどコストが上がるっていう簡単な事実も理解できないくらいバカな会社が日本には多過ぎます。
取引先の会社で営業とか言いつつ、うちの会社で設備導入の生産技術のエンジニアになっている人がいます。そこで設備を売りまくるスタイルで営業するならまだいいんですけどね。
本社に行くと下らない社内政治ばかりして高い給料貰って経費をグレーな使い方してる輩がたくさんいますよ。実験の出張や設備導入の立ち会いの出張に飯代すら払わないのになんか納得いかないことが多いです。
日本のメーカーって、複雑な組織なので何をやっているかよくわからない人や、何の為の経費かわからない使い方をしている人がいますね。それを全部、現場に押し付けます。
シン
技術部門から管理部門に異動した事があるのですが、管理部門のあまりの生産性の低さに絶望した経験があります。
その低い生産性の犠牲は、優秀な若手エンジニアなので若手の流出が問題になりがちです。
それで人手が足りないと言っているのは本当に滑稽ですね。
管理部署が何の生産性もない仕事を平気でして固定費を使うので、現場の待遇を下げるしかないし、必要な人員を配置しないのだから、人材流出が止まるわけないし、常に人手不足なのは当たり前です。製造を生業にして、文系を三分の一も採用するなんて、狂気の沙汰ですよ。
シン
技術者の半分が派遣社員とかいう部署もあります。私はあまり優秀ではないですが、若手が犠牲になってるのは間違いないです。
知財なので本社にきてビックリしたのはなにもしない、できない人がたくさんいます。事業部で仕事してた人なので馬鹿みたいに思います。決して、仕事できないから追い出されたわけではないです。
メーカーの根幹である技術者の半分が派遣なのに、無駄な事務系正社員が溢れ返っていて、競争力があったら、おかしいですよ。
シン
確かに理系だったらメーカーでいくらでも仕事があると思いますが
それも今はです
よく、「理系は海外へ行っても仕事ができる」っていいますが、
逆に言えば、海外の人が日本に来て技術の仕事をする
こともできるってことです
一部の文系と、技術者の兵隊 という構図が
一部の文系と、海外の技術者の兵隊
という構図に置き換わっても何ら不思議はないです
一物一価が進めば、当然そうなりますよ。だから、将来の為に何を学び、何を磨くのか、を意識しなければ、通用しなくなります。
シン
周囲は男だらけの理系の学部に通って、遅くまで実験して、レポート書いて、難関な定期試験をこなして、その成果がブラック労働では、理系学部の男子諸君が浮かばれません。理系学部に通うと勉強は高校時代並みかそれ以上で、結構大変です。大学に入学したら遊べるなんていう幻想が吹っ飛びます。
それにも関わらず、超王手を除く、二番手、三番手だと一部上場企業であっても二十代の年収は300万円台中盤から400万円台中盤くらいな会社がザラです。経済的合理性からせっかく理系の院まで卒業したのに商社やコンサルに進んでしまうのは人材活用の点でもったいないと思います。
日本は諸外国と比較してエンジニアや職人の立場が低いと感じます。海外を旅行すると、自分が日本でエンジニアをしていると名乗った時に尊敬や驚嘆のまなざしを向けてもらえることが多いです。その反面、日本では微妙なことが多いです。一般の人の科学技術に対するリテラシーが低いのかは分かりませんが、残念です。自分の物差しで計測できないものは評価出来ないのかもしれません。
そもそも給与や待遇を決定する管理部門の文系社員が技術社員の能力を正確に測れないので、適正な評価が出来ないのもエンジニアの待遇の低さの要因なのではないかと考えます。
本来、技術のことがわからない文系出身者がメーカーの経営者をすること自体が間違っているのでしょうね。アメリカでは文系が技術の会社でトップに立つことは珍しいですし、フランスでは会計を除けば、理系出身者(大半がエコールポリテクニーク出身者)しか製造業の上場企業の経営者になることはありません。日本のようにメーカーですら、3分の1くらい文系が役員やっている国は珍しいです。
日本ではエンジニアの待遇がびっくりするほど悪く、何の技術も持たない文系と同じ給与テーブルです。先進国にそんな国はなく、市場価値を無視した待遇で今までやってこれたことが不思議なくらいです。このままエンジニアをバカにしていると、日本はどんどん衰退するんでしょう。
シン
教育現場でも社会ででもコミュニケーション強者だけをやたらと祭り上げる風潮に寒気を感じます。本来そうした人たちってサブ的な存在であったはずなのに・・・。不器用で無口でもコツコツと探求と努力を重ねる職人さんやエンジニアのような人たちが隅に追いやられがちな日本がなんだか悲しいです。そうした人達がいてこそコミュニケーション強者の存在が生きるのに、コミュニケーションのみに長けた会社や人たちが大きな権力を持ちすぎていると思うんですよ。
コツコツやることをより、コミュ力を評価する風潮はアメリカのほうが強いですが、アメリカのほうがエンジニア、職人の待遇がいいので、教育のせいでもないのかもしれません。最終的には詐欺師レベルで口の上手い人が上に立つのはどこでも同じです。多くの創業オーナーはホラ吹きまくって、伸し上げっています。
シン
今年、文系職の将来を考えて文系から理転した高校生ですが、この記事とコメントを読んで企業のエンジニアへの待遇の悪さを知り驚きました。日本は資源がないぶん技術で成長してきたと教わったので、この事実は少し残念ですね。
テレビを付ければ日本の技術を賞賛するバラエティー番組も少なくないのに…
どうして日本の技術者の風当たりは悪いのでしょうか。それとも昔からこうだったのでしょうか。
とにかく理転した世間知らずにはとても重い事実でした。
日本は横並び社会なので、市場価格が無視されるからでしょう。ニーズの高い専攻を収めた理系学生、何の専門もない文系学生の初任給が同じですからね。日本企業そのものが若者への待遇が悪い、と言っていいかもしれません。理系できちんと勉強して、日本企業を避けるのがいいかもしれません。文系は日本企業しか選択肢がありません。
シン
科学技術政策に携わっている文科省の役人の大半が文系出身の事務官なのをまずどうにかしないと。民間の自浄作用は期待できません。
それはありますね。技官をもっと有効活用して、きちんとした政策を立てることがスタートでしょう。
シン
私もカナダ人と会話してエンジニアをやっていると言ったら非常に驚いた様子でした。日本だと物相手だから人の気持ちがわからないとか言われることもありました。
総務や人事部が技術者教育の計画をやるので意味がわからないです。安全面を重視するとか言って、低圧電気や高所作業の資格の授業もやらないとかマジでゴミだと思います。
私は電気資格を持たずに作業したのがバレて担当はずされました。
ほぼ同じコメントがありますね。技術がわからないのに技術者教育計画を立てているってとんでもないですねw こんなのは正社員がせず、外注して、プロに委託したほうがいいと思うのですが、無駄に文系雇うのが日本企業です。
シン
どこも似たり寄ったりかもしれませんが、新卒で入社したメーカーの新人教育はひどかったですね。入社後半年は総務部付きで教育がなされるのですが、実際に技術に携わっているわけではないので、新人研修のカリキュラムが的を外しまくってました。メーカーなんだからとりあえず、現場だろっていうノリで現場に張り付かせて、改善活動もどきをやらせてましたが、現場的には邪魔でしょうがなく、一ヶ月受け入れるのに精いっぱいでした。(右も左も分からない新人がラインの中をウロチョロされて、立ち入り禁止エリアに入ってしまって自動機を止めたり)そのため、複数の事業部や工場を一ヶ月ごとにたらいまわしにさせて、夏に形ばかりの配属面談。秋に本配属という流れでした。
正直、入社時の段階で本人の適性から配属先は大雑把に決めているのでしょうから、設計であれば3D CAD、図面の読解、強度計算、評価冶具の操作方法、品質工学、英文E mailという実践に即した教育カリキュラムを組むべきです。(製造・生産技術なら、QC、自動機の組み込みプログラム、金属加工学etc)
結局、本配属後に忙しい実務の合間に上記の知識の習得をするというなんとも無駄の多いものでした。本来、新人教育には技術部、生産部の部課長級のミドル層が入り込んで、現場に即したカリキュラムを徹底的に練るべきなんです。
そもそもそうした無駄の多い研修を行っているにも関わらず、新入社員や配属先から一切のフィードバックを受けずに、毎年同じような研修をダラダラ行っているのが終わってると思います。
新入社員の教育は外資だと戦略的に重要なタスクであり、全社的に行うのが一般的ですが、日本企業では相変わらず、見て盗め、体感して覚えろという放任的思想がまかり通りがちです。
総務部を志望する文系学生で、教育プログラムの策定に携わりたいっていう人が多いのですが、自分に何が出来るか本当に分かって言ってるのでしょうか?大学のゼミとかで吹き込まれたりするのでしょうか?
Yさん、
私と同じこと考えてますね。
上司が教育をやる人か年の近い先輩をつけて粘り強く教育しないと潰れます。
こればかりは配属後の運です。
酷い事業部だとオヤジのパワハラなどで若手が育たないため、派遣ばかりいれて間に合わせることしかしません。派遣もいらなくなれば粛清されます。
そして、企業体力は落ち、業績が上がらない、となっているのが日本企業です。
シン
外資って、導入教育は最低限しかせず、使えなきゃクビです。その意味では日本企業は優しいです。ただ、全く意味のないことする会社が多いし、その立案は身内の文系社員がやるので、トンチンカンだし、フィードバックもありません。これを外注化すれば、競争の原理が働くので、良いものになると思いますが、日本メーカーは文系雇うのが大好きです。
新卒の文系がメーカーの教育計画作成なんか出来るわけないです。内定取るためにそれっぽいことを言っているだけで、何にも理解してないんだと思いますよ。
シン
知ってる部署では、教育を技術出身にお願いして配属前に新人をCATIA研修を専門学校に1ヶ月通わせて、さらに配属後は定年した元社員に教育をお願いして図面の指導、強度解析、仕事の負荷を調整しました。しかも定年した社員も現在の社員の元の上司にあたる人が多いので変な社内政治に巻き込まれにくいです。
シンプルで合理的なやり方で本人にとってもいいプログラムだと思います。
総務にいた素人はそれでどこか飛ばされました。
実に合理的な研修だと思います。こういうシステムをどの会社、部署も採用すべきで、まったく現場を知らない文系が形だけに拘った研修をしても無駄遣いになります。
シン
会社で開催されていた技術者向けの語学研修を管理部がコストカットの名目で廃止したことがありました。その会社はグローバルメーカーで、技術者の語学力の底上げは海外事業部のコミュニケーションの円滑化につながり、長期的には業務効率を改善するにも関わらずです。しかしながら、その廃止を総務部内では成果とみなし、廃止に携わったメンバーが昇進した時には開いた口が塞がりませんでした。そうした点で、成果主義も社内教育には大きなゆがみをもたらした気がしてなりません。成果主義の誤った解釈で、半期、一年といった短期的な視点でのコストバランスしかフォーカスされなくなってしまいました。そうなると五年~十年かけてじっく育てる文化は消失し、短期的にとりあえずやったというアリバイをでっちあげることに腐心していく傾向は継続するでしょう。非常に残念でなりません。会社の利益を失しても、自分の利益さえ最大化出来ればそれでよいのでしょうか?
総務を外注化して、最小限の管理人員にすることが一番のコスト削減で、将来への教育投資を削るのはジリ貧へ向かうだけです。
シン
シンさんこんばんは。ケディです。
何点か質問があります。
BtoB企業の営業はどのようなものなのでしょうか?
営業というと、なんとなくきついイメージがあるのですが、BtoCと比べれば楽なイメージがあります。
私が内定した会社は、社会インフラ系のメーカーなのですが、私の勝手なイメージだと、客先がある程度絞られる、固定されるため、そんなにきつくない気がします。
また、BtoB企業の営業でもその人の学歴や見た目は大きく影響するのでしょうか?
https://nururi.com/ways-of-sales/
まずはこの記事を読んでください。
シン
ケディです。
既に営業についての記事を書かれていたのですね。失礼しました。
大手のメーカーですと、普通の営業とは別に技術営業と呼ばれる部署があるそうなのですが、シンさんはこの技術営業についてどう思われますか?
より専門に詳しい理系出身学生が向いてるとのことなのですが、この技術営業も、先程のルート営業と同じようにITに駆逐されてしまうのでしょうか?
また、海外にはこの技術営業のような部署はあるのでしょうか?
技術営業は技術者なので、当然理系ですし、技術者としての経験があった上で、客先対応をする技術者です。メーカーに技術者がいなくなるわけありませんし、コミュ力が高く、技術力もあれば、怖いもの無しです。
外資ではPresales, Technical sales と呼ばれます。主に客先に出す前段階の資料、データ作りをして、何をどうやって売るか決める人たちで、商談まで持ちこんだら、彼らがプレゼンします。マーケティングと言ってもいいかもしれません。白人は意味のない訪問、ミーティングを嫌うので、メリットを徹底的にデータで積み上げてから、交渉に臨むため、技術者でないとデータがまとめられません。外資メーカーに文系営業がいないわけではないですが、少ない上、下積みをしてから、なるので、新卒がいきなり営業することはありません。新卒文系の女の子がメーカーでマーケティングをする、とかわけのわからないことはありえません。可愛い子が広告塔として、プロモーションガールみたいなことをすることはありますけどね。
シン
海外ではないですが、私の会社ではセールスエンジニアのような人が生産技術に出向して設備導入、保守で利益をあげるといった仕事で売り上げをあげてます。
あとは、会社にきてる技術派遣の会社で派遣社員の紹介や管理を技術営業ということもりますがこれは私も技術が必要かはよくわかりません。
出向までしていたら、ゲストエンジニアではないか?、と思います。サービスエンジニアなら、客先を回って、保守点検をする営業と言ってもいいかもしれません。
それっぽい名前でもっともらしくしているだけで、何の学位、知識も要らないことをしている人は多いです。
シン
ケディです。
単なる営業と技術営業をごちゃまぜに認識していたのですが、全く別物なのですね。
大学の理系院卒の先輩が、新卒でいきなり配属先が技術営業だったらしいのですが、日本だと新卒でいきなり技術営業といくことも普通なのでしょうか?
また、メーカーで技術系の職でセールスエンジニアと呼ぶ場合、セールスエンジニア=技術営業 と認識して問題ないでしょうか?
会社によって名前が違うので、なんとも言えません。文系で多少の技術を知っているだけの営業を技術営業と呼ぶこともあります。名ばかりマーケティングと同じです。かっこいいから、そうしているだけで、実態を伴っていません。
日本企業は新卒を客先に出すことをなんとも思わない傾向があるため、下積みなく、いきなり営業配属してしまうことはあります。理系であれ、いきなり客先対応できるわけありません。お互いに時間の無駄な悪習だと思います。
シン
弊社は日系のグローバルに展開するメーカーなのですが、この記事を読んでふと役員の出身畑を調べてみたところ、取締役(社外除く)は全員営業か総務かマーケティングでエンジニアがゼロ、その他役員についてはエンジニア出身がごくわずかでした。
創業者はバリバリのエンジニアだったのに、長い年月が過ぎるとトップセールスがそのまま役員そして社長へという流れになるのだと思いました。売上も利益も毎年堅調に伸びてはいるので上手く回っていると言えば回っているのですが、メーカーとして技術革新は今後もちゃんと図れるのかなあと思います。
どんなビジネスでも同じですが、根幹となる部分でない人たち、現場を知らない人たちが力を持ち出すと、下り坂になります。メーカー、特にb2bだと、過去の遺産があるので、見かけ上は増収増益を続けていても、内実は徐々に衰退していることもあり、一度落ち出すと真っ逆さまになります。例にすると、アップルはジョブズ死後も順調に売上、利益が伸びていますが、技術革新はなくなり、伸び悩みつつあります。何かしらのキッカケで、ジョブズ前に戻りかねません。
文系(的)社長の長期政権、退任後、暫くして急激に経営悪化するメーカーの例は多いです。多くは新しい技術が生み出せず、組織が官僚化するからでしょう。弱電が象徴的です。
シン
私の会社でも馬鹿な総務が業務改善という嫌がられせをしましたね。
設計の仕様書や要件を機密の関係で紙で印刷できないためダブルモニターで作業するのですが、それをモニターを一つにして電気代、モニターを節約しましょうとかやるので設計ミスややり直しが頻発しましたね。
いらないオッサンは大人しくしててほしいのですよね。
メーカーの管理は具体的に会社に貢献できないので、わけわからないことして、自分たちの必要アピールをします。彼らなりの知恵なんですが、会社全体にとって、迷惑極まりないガンです。
シン
アメリカの話しですが 新卒の英語圏技術者はまず採用時条件がぬるくて甘く新人研修が充実しているからなのかまずは日系企業でというのもよく見かけます。数年 短いと2年くらいでほぼ全員米系へ転職していきます。日系の無能文系管理職に嫌気がさすのと米系の方が技術者に対して明らかに待遇が良いからですね。私自身以前日系で働いていた時は技術を売る会社なのに文系管理職や営業にやたらと高待遇でバカバカしくて転職しました。トップがノンテク営業畑出身だとそうなってしまうようです。結局そういう会社は無能な人材ばかりが残りいずれ衰退していくのでしょうね
日本企業って、経験のない新卒にも無期限雇用正社員オファーするので、ステップアップとしてはいいと思いますけど、そこから意味のない長い下積みになりますし、非効率なことが多いですから、日本人以外で長居するのはよほど旨味があるか、無能な人だけになるのは世界中どこでも同じだと思います。
本業の根幹を担う部分をよく知らない人が経営しだすと、根が腐りだして、暫くすると新しい花が咲かなくなるものです。これも世界中どこでも同じです。
シン
本社にも工場はあるのですが、就業規則なんかは本社が作ったり、オフィスの快適性など無駄に金使うので定期券で通勤したらたくさんお釣がきたり、ドリンクサーバーがあるので自販機にいかなくてもいいのでお金を使わないです。
また、残業しなくても本社だからいろいろ手当てついてます。
エンジニアで田舎の工場にいた経験から馬鹿馬鹿しいです。
間接人員が三分の一もいて、ルールを決めるようになると、自分たちに有利なルールにするのは当然だと思います。そして、衰退するんですよ。
シン
昨日のヤフーニュースで、「就職好転、続く文系人気 大学入試、大規模私大は狭き門」というのがありました。
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000036-asahi-soci
「文系の方が幅広く就職先を選べるイメージがあるためとみられる」などと書いてありました。今18歳前後の受験生がそれだけの理由で何となく文系に行って、10年20年後のバリバリの社会人の時期に多くの方が後悔するんじゃないかなと思いましたし、これだけインターネットが発達しても受験生の持つ文系理系のイメージは昔と変わらないんだなとも思いました。親としっかり話さないのか、もしくは親の持つイメージをそのまま受け継いでいるだけなのかもしれないですが・・・。
私もそれを見て馬鹿げてると想いました。
幅広く就職できても特殊な仕事意外性は、やることは替わらないし就活や仕事で青い顔をすることになりますよ。って感じです。
ただ、文系ばかりみんないくから私も会社で仕事できると思ってるので情弱に感謝です。
世の中は情弱が多く、データでなく、自分の感覚、イメージを優先させて、人生の重要な決断をするので、損ばかりをします。逆に言うと、データを見る癖をつけると、得をすることが多いと思います。大学が就職状況を公表しているのに、なぜ見ないのでしょうか?
シン
こんにちは。お久しぶりです。
技術営業の話しが出たので外資、海外での技術営業について参考になればと思い出てきました。というのも現在私自身、米国でテクニカルセールスエンジニアをやっているからです。
もともと日本の某外資半導体メーカーで設計をしていたのですが、設計の分野では私の能力では限界が早くくるのを予感したため途中で方向転換しました。もともとコミュニケーション力が高かった。英語が好きでエンジニアとしては英語力が高かった。日本だと理系卒でエンジニアの知識があってコミュニケーション力があり、英語力もある人材があまりいないのでそれほど学歴が高くない(マーチの理学部卒、学士です)私のようなものでヘッドハンティング会社から何度かお声をかけてそれなりによい給与をいただいてました。(その中のひとつに転職しました)この職種のよいところはメーカー以外に商社などにも転職可能なところです。(実際に転職した同僚もいます)10年ほどそこで働いて、さらに高いスキル、英語力、本場アメリカでセールスした経験が欲しくて本社の転籍を希望してそれが叶い、今現在があります。日本ではそこそこだと思っていた英語力ですが、周りの中国人、インド人同僚は大学から米国にきている人がほとんどなので英語力も高いです。ただ、知識については負けてないなと思えますし、日本語ができるという強みがあります。(半導体が衰退している日本ですが、まだマーケット市場としてはよい客先です)日本ではメーカー文系営業もいるようですが、これから理系の知識をきちんと持つセールスエンジニアの必要性が出てくると思います。(アメリカで普通なことは何年、何十年後には日本でも普通になると思うので)
お久しぶりです。
本来、メーカー営業は関連学位を持ち、技術経験者がするもので、文系がするものではなく、購買相手ならともかく、客先エンジニアを相手にするテクニカルセールスは必須です。日本ではエンジニア相手も文系がやっているのは不思議ですね。
アメリカで一般化されていることはいずれ日本でも一般化するわけで、文系天国はいずれはなくなるのでしょう。
シン
うちの会社は、営業や人事や知財、間接部門は場合によっては研究開発、設計、生産技術からドロップアウトした人を当ててます。
本当は、技術でしっかりとやってほしくてもこれらの仕事は労働強度が高いことと落ちこぼれはでるので最低限の待遇は保証しましょうということらしいです。理系の大学は卒業はできているので文系の人よりは戦力になると考えたのと採用に関して最低限の待遇を保証するアピールです。
本当は営業には会社のエース級を用意すべきです。曲がりなりにも会社の代表者として客先に行くわけですからね。数を絞って、優秀な人を行かせれば、会社の利益になるはずです。実際は何にも知らない文系の新人、使えない理系が平気で営業しますから、信用されないのです。
シン
ハイテク素材メーカーとの営業で文系学部の大学で、体育会ラグビー部出身の営業マンが来ていたのですが、初回の打ち合わせ内容がちぐはぐでした。結局二回目からの打ち合わせからは、理系大学院卒のR&Dが同席することになりました。つまるところ、文系でラグビーをやってましたっていう人をハイテク素材メーカーが採用する意義って何なのだろうって思います。また年末には忙しいのに来年のカレンダーを配らしてくれって訪問され、なんだか時代錯誤な印象を受けました。カレンダーを配って次のビジネスが簡単に取れるっていう考えが甘いし、そもそもPCがこれだけ普及した現在、カレンダーなんて邪魔で仕方ないです。その結果、年末には取引先のカレンダーが会社内にあふれかえり、処理が大変でした。毎年会社の忘年会で社員一人につき二部ずつ引き取らせるのが恒例となっています。つまるところ、カレンダー配りって、スキルのない元気だけが取り柄の営業マンの雇用確保以外に何の意味があるんだろうって思います。会社の貴重な予算を作ってカレンダーを配る余裕があるならば、エンジニアの給与やR&Dに回すべきです。
工場の設備の改造や安全装着の導入でデモ機を見せてくれたり、技術的な提案をしてくれる営業なら歓迎です。また、他の工場のトラブルや導入実績を教えてくれるなら話を聞く価値は充分あります。
ただ、日本のメーカーの営業はあいさつ回りやパンフレット配るとか下請けを紹介するだけが多いので嫌われますね。
実験装置や高額案件だと技術の担当者が必ず同行させてます。
そこまで営業するなら、既にセールスエンジニアなので、理系の学位を持っていて、現場経験が数年はないと出来ません。文系営業がカタログだけ持ってくるとか無駄で、必要ならウェブサイトで見るので、ウェブサイトでわからないことを教えてくれないなら、来なくていいです。お互いに時間の無駄です。
シン
本当に笑撃ですよ。体育会ラグビー部で培った体力と根性は認めますが、それはメーカー営業では活用できません。上司には忠実な部下なので、心地いいのかもしれませんが、顧客にはメリットがありません。
カレンダーって、無駄なだけじゃなくて、持ってくる時間、面談する時間も無駄です。そんなことするお金と時間があるなら、もっとコスパのいい提案をしてもらいたいですよ。
シン
知り合いでメーカーの営業をやっている人がいるのですがあいさつ回り、訪問、工事立ち合い、下請け紹介、雑務ってなんなんでしょうね。
生産技術と現場の仕事内容も理解してないみたいで相談を受けた私でも不快感を覚えました。
用事がないのに客先に訪問したり、できもしない設計の納期調整、生産技術や品質管理に工場の人とか言ったらそりゃ叩かれるだろうなと思います。
ITが普及する前は何もわかってない使いっ走りも価値があったのかもしれませんが、今の時代に使いっ走りが来ても、鬱陶しいだけですね。
シン
凄く納得する記事です。日本って変ですよね。工場など生産現場の前線で働く高度な技術者が「工員、作業員」などと馬鹿にされ、本当の意味で作業員的な仕事しかしていない間接部門が、事務系総合職という名で高給をもらう。
国内メーカーでは、技術部門の高専卒より、間接部門の文系大卒の方が給料が高いなんて珍しくありません。
世界的にも珍しい給与体系だと思います。だから、日本のメーカーの多くが青色吐息なんでしょう。元気のある信越、ファナックは事務系は殆どいません。
シン
生産技術から高齢になり設備調達とかならわかるのですが、技術経験なしで発注とかしてるのって変な話だよな。
https://www.asahi.com/articles/ASLBV4FXBLBVULFA01Q.html
富士通の間接部門5000人配置転換。大手企業もようやく重い腰を上げましたね。手遅れ感は否めないですが。ITによる事務作業を効率化を売りにしている会社なので、当然自社でもやりますよね。やっぱりこれ見ると徐々に事務職の居場所が侵食されて行きますね。
日本は文系と理系の初任給が同じっておかしくないですか?
明らかに文系を理系が喰わせてますよね?
だから日本企業は衰退し続けているんですかね?
あとは無駄な部署、役立たずな部署が多いです。
海外では理系初任給が1.3倍から2倍くらい高いと聞きます。
今後は、海外のように日本も専攻で初任給がかわるようになるでしょうか?
それとも変わらないままでしょうか。