暴れる人が来るので、避けていましたが、一通り、文系学部の説明をして、なぜ、私が文系は理系にいけないから、仕方なく行くところであって、理系に行ける能力のある人があえて行くようなところではない、と説明しました。ダメ押しで、もう少し書いておきたいと思います。
IT化
ITにOA、FAがあり、事務の仕事を奪う前者、作業の仕事を奪う後者、ということになり、運用ルールが決まっていて、そのとおりに動くだけ、という仕事は人間がしないほうが安く、正確に出来ますから、IT化が進められない会社はコストが上がり、競争力を失い、市場から退場していくことになります。
日本企業はこのOA、FAが大嫌いで、手書き書類、手作業が大好きなので、先進国であるはずの日本には他の先進国と比べ物にならないくらい事務員、作業員がいて、ほとんど付加価値を生まない仕事をしています。その結果、多くの日本企業の国際競争力はなくなり、ボロボロになりました。
東芝が粉飾に手を染めたのは従来のやり方で、国際競争に勝ち抜けなくなり、ほとんどの事業が不採算となり、その場しのぎの数字を作ることで、問題の先延ばしをしたからです。本当は不採算事業を整理して、付加価値の高いことに集中できる環境整備をして、挽回を図るべきでした。
先進国のメーカーはコンセプト、デザインを売る会社になりつつあり、実際の製造は発展途上国にあるEMSで大量生産するのですが、東芝は付加価値の低い日本人社内官僚、事務員、作業員をOA、FAによって、整理せず(できず)、ブラック労働、特定部署へ負荷をかけました。
東芝は「半導体はいいんだ!」っと言うことになっていますが、10年位前に過労死が発生して、ネット上であれまくっていたくらいなので、今は巨額投資が上手く行って、回収時期に入っているだけの話で、ずっと東芝の半導体事業が競争力があったわけではありません。
歴史
日本は江戸時代からそうなのですが、日本人は官僚機構が好きで、前例主義なんですよ。だから、江戸幕府には「高家」という前例を守って、儀礼を行うためのお目付け役が存在し、散々いびって、やられてしまったのが「赤穂浪士のあだ討ち」なんですが、なんとも日本的だなぁ、と思います。
もっと前ですら、戦国武将、歌人としても有名な、細川藤孝は「古今伝授」という古今和歌集の解釈をする秘訣を習得しており、自分を消すと、その秘訣も消えるぞ、と脅しをかけて、和睦交渉をしているくらいなので、そういう伝統、格式、序列みたいなものが大好きな国なんですよ。
明治維新後、欧米化の影響でこの序列主義が消えかけたのですが、陸海軍の序列化によって、官僚システムが復活し、無理なアメリカとの正面対決に突き進んでいきました。陸軍ばかりが責められますが、海軍も相当な序列主義で、海軍兵学校での卒業順位(ハンモックナンバー)がキャリアに大きく影響しました。対して、アメリカは実践主義です。
官僚主義を突き通して、無理な戦いをし、ぼろ負けしたのに、日本は反省することもなく、経済復興してくると、すぐに文系天国になり、何の専門もない文系が理系と同じ給与テーブルで報酬を受け取れるだけでなく、大企業では事務官僚方として、現場を無視して、本社から自分達に有利なルールを決めたりしていたのです。そういうのを見て、文系サイコーっという化石みたいな人がいまだにいるのです。
国際化
日本は今まではコスパのいいものを作れば、それで売れました。日本の内需も大きく、更に伸びていきましたし、海外への輸出も無双状態で売りまくれました。それが、中国、韓国、台湾が経済発展し、技術はデジタル化し、ノウハウがなくなり、もっとコスパがいいものを作るようになり、コスパでなく、唯一無二のもの、サービスを提供しないと、先進国が国際競争に勝ち抜くことは出来なくなってきました。
また、国内市場だけを相手にしていても、十分に採算が取れるのはアメリカ、中国くらいになり、日本は世界を相手に商売をしないと、事業の維持拡大出来なくなってきています。世界に通用しない会社は右肩下がりで、日本の人口オーナスとともに通用しなくなっていくのです。
日本でしか通用しないルールにしがみついていると、世界には通用しません。そして、どんどん一物一価が進んでいくようになるので、OAで間に合うことを文系をわざわざ雇ってしている会社に将来があるわけありません。コストが高くなりますから、売れないのは誰の目にも明らかです。
今、大企業が苦しみ、リストラを繰り返してるのはたまたま景気が悪いからではなく、構造を変えないと、利益が出せないのです。国際的にはアジャイル式が一般化して、ウォーターフォール式は時代遅れになっているのですが、日本は未だにオヤジ社会で、明らかに間違ったことをしても、下が上に異議を唱えることが出来ない社会なので、停滞しているのです。
まとめ
他の先進国と比べて、日本企業は明らかに多すぎる文系を抱えていて、それが競争力をなくしている大きな要因のひとつです。また、世界的な傾向として、どの国でも文系は余っていますし、新卒時点で提示オファーが違うのが当たり前です。なぜ、この文系天国がずっと続くと考えているのでしょうか?
また、文系に出来ることは理系にも出来るので、銀行が、商社が、といいますが、その仕事は理系で出来ますし、むしろ、銀行、商社は理系の採用を増やしています。エリート主義のゴールドマンサックスですら、従業員の1/3はエンジニアであり、その割合は増える一方ですし、総合商社も担当製品群に関連する学位を持つ理系を積極採用しています。
何度でも言いますが、あえて文系を選ぶ理由など何もなく、どうしても理系にいけない人だけが仕方なく、ニッチとは逆、ブルーオーシャンの逆、過当競争、レッドオーシャンの文系に突き進むことになりますので、覚悟しておいたほうが良いです。ニッチを狙え、局所で戦え、といい続ける、「ぬるりと生きる」的には真逆になりますので、やはり辛らつになりますが、文系に進む気の人、すでに文系に進んだ人、卒業した人はかなり綿密に戦略を練って、生き残りを図らないと、どんどん苦しくなるでしょう。
文系の官僚主義は本当に打破されるべきだと思います。会社で何も出来ない文系の管理部がこんなにも威張っている国は日本以外にあるのでしょうか?社内の納会の運営なども技術部の若手社員に丸投げしてやらせようとしてます。しかし彼らは設計や研究開発を行って、対外的な利益を生み出す存在です。そうした彼らに対外的な価値を何も生まない納会の運営を押し付けるなどは非生産的この上ありません。付加価値を生み出せないあなたたちがやるべきでしょうという言葉を飲み込むのに苦労しました。何もやらない、できないくせに自分たちの手を抜くことだけは必至で考える。本当にこのまま行くと終わると思います。管理部という名前が悪いのかもしれません。庶務部、雑務部という名前が丁度良いです。管理部が本当に解決しなくてはいけない長時間残業、パワハラなどは見て見ぬふりです。
Yさん
私の会社は、親会社の余った文系官僚を大量に出向させてくるので組織がめちゃめちゃになってます。技術や製品で収益をあげているのにわけわからない人たちで利益があがらないのが現状です。
技術系の人が出向して、取締役になっている事業部は親会社への必要な予算の確保、外部研修で教育などできちんと運営されてますがそのレベルの技術者だとなかなか親会社も出向させてくれません。
なので文系の余った人を出向させてきていろいろ技術者をパワハラしまくったり、謎接待に経費は使うけど、技術者教育には人も金も出さないです。何か言うとキレるので辞める人も多いです。
本当に文系が余ってることと役にたたない仕事をやってた人が多いと思いました。
ほとんど同じコメントを何回見たのかわからないくらいで、ニコさんが事務屋が大嫌いなのが、伝わってきますw
彼らは具体的な何かをするのでなく、空気読むことで、お金をもらう人たちなのですから、周りの空気読むのが苦手で、自分のことしか考えないアスペ気質の人を毛嫌いします。
私は実際にあったことはないですが、ニコさんとは数年の付き合いなので、人間性はある程度理解していると思います。ニコさんは中度アスペ気質で、自分の好きなことは一生懸命やるけど、それ以外はしないし、他人のことも考えません。だから、自分の興味ないことはコメントしないし、興味あることへのリクエストは遠慮なくしますし、相談メールもしてきますが、私がぬるりと生きる、の運営に関して記事にしても、一切コメントしませんし、運営を助けようとはしません。そうすると、人から好かれはしませんよ。それは理系の職場でも、外資でも同じです。
私もアスペ気質があるので、ニコさんみたいな人を理解できますが、一般的には理解されないし、嫌われるのを理解した上で、自分本位を徹底すると、楽になります。もっと徹底して、他人なんて一切気にせず、貫き通すと、かっこいいですよ。
シン
痛いとこを付かれてますが当たっています。
よく言われることですし、なぜ嫌われているのかわからなく悩んだときもあります。他人から宇宙人とか昔から言われてましたし、シンさんの向き不向きの記事を通り越して好きなことしかしないを徹底したのでおかしな人になりました。
ぬるりの運営には私もお金を出したいと思っています。
ご指摘ありがとうございました。
別に悪いと言っているのではなく、突き抜けた方がいい、ということなんですよ。アスペ気質が中途半端に空気読もうとすると、本人は辛いし、周りもウザく感じます。
ユダヤ人がなんであれだけの有能な人材を輩出できるか、と言うと、突き抜けているからです。決して、性格のいい人たちではなく、厚かましいんですけど、自分に正直でストレートなので、何かで突き抜けて、周りが認めるようになる、と言うことです。私もアスペ気質ですし、そこを目指してますよ。
運営費は気が向いたらでいいですよw 強要するようなものではないし、あくまで投げ銭ですからね。
シン
もう日本文化なので、打破はされず、シャレにならないところまで、日本が追い込まれて、一時的に官僚主義がなくなっても、正常に戻ると、また、官僚主義が蔓延るでしょう。過去の歴史を見ても、官僚主義が壊れたのは明治維新、敗戦の混乱期だけです。
日本の外国人比率が高まり、日本人の性格自体が完全に変質すれば別ですが、我々が生きている間はそこまでの変化はないだろうと思います。
シン
日本のアスペと白人のアスペは違うのか・・・?
日本人は他国に原爆を落として虐殺する事は出来るのか
人種による気質に違いがあるのかないのかあるなら何故なのかに興味があります。有料記事リクエスト制が整ったらその辺をリクエストしてみたいと思っています。
面白そうなテーマですね。アスペって、ネガティブに捉えられがちですが、何かをやり遂げる為には多かれ少なかれ必須だったりします。
有料リクエストシステムが確立できたら、是非お願いします!
シン
シンさん
そうですね。本題とずれますが、自身が学生時代に読んだダウンタウンの松本さんの本で、世界は一割の頭の良い働き者が残り九割の怠け者の愚民の面倒を見てやってるという記載があったのを記憶しています。残念ながら、社会に出ると傲慢かもしれませんが、その意味が分からなくもないと思ってしまいます。
官僚主義って楽ですもんね。自分は何もやらないけど、やったことをそれっぽく評論して偉そうにふるまっていられるわけですから。失敗をしても実際に行動するって大変だし、リスクも多いです。自分はそうなるまいと自身に言い聞かせていますが、そうならないとは言い切れません。そう考えるとサッカーの三浦和良選手ってすごいです。コーチだって解説者だって、実際になったら引っ張りだこになるはずなのにストイックに現役にこだわり、不足している部分があれば若手に素直に教えを請う。ああなりたいものです。
前例主義で、人のやることに文句言うだけなんて誰でもできるので、そこに隠れて、楽していたいのはわかります。でも、それって楽しいのかな?、と思います。
シン
文系大卒ですが海外で働くor永住権を取りたいと思っています。
今から身につけるとしたら看護、プログラム、電機のうちどれがいいでしょうか。
専門学校に通うのがせいぜいだと思いますがアイデアをお願いします。
ゴールが海外で働く、永住権を取る、と言うだけなら、文系でも、問題なくできます。特にリスクを取って、興味もないことを勉強し直す意味はありません。
シン
ケンジさん、こんにちは。
昔、ある高名な作家が、「看護師になるのはどうしたらよいか、という質問にはいくらでも答えられるが、私はどう生きたらいいのでしょうか、という質問には答えようがない」と書いていて、納得した事があります。誰にでも起こり得る、目的と手段、戦略と戦術の取り違いへの警鐘だと思います。
さて、海外で働きたい、との事ですが、例えば本場の日本食を海外で広めたい、とか、外国でしか学べないスキルの習得、等、海外でしかできない目的があるのでしょうか。それとも永住権取得がそもそもの目的なのでしょうか。
もし学生さんなら、就活がんばって優良企業に入って駐在員目指してください、としか言えないです(永住とは違ってきますが…)
もし日本のオヤジ社会が嫌、等の漠然とした動機の場合、文系のあなたにできる事は、(国にもよるんでしょうが)より濃密なムラ社会、オヤジ社会でこき使われるしか選択肢はほぼありません。(手に職の有無など個人差はあるでしょうが)
シンさんの他の記事も、どれも有益なので、ぜひ読んでみてください。
現在海外に住んでますが、近所に日本人の友達も現地人の友達もいませんし、それを寂しいとも思わなくなりましたが、人によって人生の目的、尺度は違って然るべきだし、ケンジさんが望んでる理想像はどういった形なのか考え抜いてから選択する方が後悔が少ないのでは、と思います。
若い方と本音で議論するのはネットの利点で、私も為になるので、よかったらケンジさんの意見をお聞かせください。
シンさん、皆さん
文系あまりは、教員でもあるようです。東京、千葉、埼玉、神奈川の高校の教員(すべて数学か理科です)に聞いた話です。
国語は古文・漢文が軽視されており、授業数も少なく新採用が少ないとのことです。社会は日本史と世界史以外は軽視されており、やはり新採用は少ないとのことです。よって若手教員は非常に少ないそうです。特に色々な学部で教員免許が取得できる社会の教員採用試験の倍率は、高いそうです。それに対して数学と理科は採用があり、若手教員は増えているとのことです。またほぼ文系と言える芸術科目は、本当に軽視されているとのことです。今の高校は1年生は芸術科目は必修です。ところが2年生は選択制で今の高校生は芸術科目の希望者が本当に少なく、わずか70~80人を音楽、美術、書道の3つに分けて授業をしていることが、多いとのことです。他の教科は40人以上の授業です。彼に言わせると
「芸術の教員なんかいらない。せいぜい2科目、1科目でもよいくらいだ。自分達を守るために、少ない生徒を3つに分けている。10人以下で授業をやっている場合もある。」話を聞いて驚きました。リストラすべきです。東京都は元々芸術軽視で書道はほとんどないとのことです。私立は1科目の場合が多く、それも専任ではなく時間講師が多いとのことです。芸術の少人数の授業に何か価値があるのでしょうか。自分達の首を守っているとしか思えませんね。公務員だからリストラできませんが、高校生が「いらない」と言っているのは確かです。公立も私立のようにすべきです。
このように教員でも文系はあまっており、芸術のように生き残りに必死な場合もあります。
平凡なサラリーマンさん
学習指導要領である程度コマ数が決まっているので、需要ではなく、供給の問題かなと思います。数学や理科の教免を持ってる人は少ない上、民間にも行きやすいですし。
また、古典や公民の授業数は少ないですが、軽視とまでは言えず、妥当ではないかと。
芸術はもっとコマ数が少ないので、わざわざ選択制にする必要は無いと思います。
教員は無能な高給年配者が沢山いる上、少子化が見込まれるので、若者を非常勤で使うという冷酷な事をしています。
理数系なら非常勤から常勤になれる人も多いのですが…。
私も採用試験を受けたのですが、正採用以外は面接すら断りましたね。
理数系は募集はあるのですが、マグナムさんのいう通りよほど能力がないとしばらく非常勤で濃き使われますね。
面接は、リア充でかつ先生が喜ぶ先生像を演じることがいります。
また、理科は物理や化学や生物を選択に応じて先生の配置や人数が決まるために不足はしているが採用を増やさないという感じになってます。
理系なら非常勤は割に合わないし、リスクも負いたくないので民間に就職しますね。
私もリスクは避けました。
若い人にとってわざわざ公立学校の教師を選択するのはおいしくないと思います。
文系科目は平凡なサラリーマンさんが言うようにレッドオーシャンですが、待遇はそれには見合いません。
教えることの範囲が生活指導、部活を含めて広すぎて、とてもじゃないけどこなしきれないです。部活の顧問として休日に指導するとなると土日のどちらかは確実につぶれて、年間休日は100日を確実に切ります。
高給の年配教師の給与、人員を含めてリストラした分、人員を増やして、教科、部活、生活指導などの分業化を推進しないとブラックな労働環境は変わらないと思います。
私の高校の友人に30歳まで物理の先生になりたいと頑張ってた人がいたのですが、ずっと非正規だったためにモチベーションがなくなったと別の仕事につきました。
筆記試験は合格してましたが、面接がうまくいかないらしかったです。
これでは、なる気もなくなるよなとも思いますね。
教職からはなかなか別の仕事に就きづらいのが難点ですね。
都市部なら私立を併願すれば正採用になれることも多いのですが。
非常勤も2,3年なら、授業だけに集中出来るし、時給も高いので、悪くないと聞いたことがあります。
高給の年配教師より優秀でも、採用枠が一人なら、受験者で一番にならないと合格出来ません。
若い人だけに皺寄せが来るのは本当におかしいです。
現実の公立学校では、最低限の学力があれば十分で、それよりも生徒を管理出来る体力や威圧感が求められますね。
待遇だけなら、部活のない特別支援や、小学校が良いみたいです。
>>現実の公立学校では、最低限の学力があれば十分で、それよりも生徒を管理出来る体力や威圧感が求められますね。
マグナムさん
パワプロじゃないですが、威圧感○の特殊能力があると現役で採用される可能性があります。ないと文系理系関係なく数年は講師は覚悟しないといけないです。
後は、暑苦しい性格で部活動ができることが条件です。
私の場合は、不登校を受け入れたりや自由な校風で激甘な先生が好まれるとかの私立高校では正採用で最終面接までいけたので学校との相性がありますね。
不登校の人に威圧感で接すると辞めてしまいますからね。
ニコさん
文系あまりではありますが、威圧感で場の空気を支配出来るなら、メーカー等でも重宝されそうですね。
暑苦しい性格で部活動ができるというのは、体力のある社畜とも言えるので、これまた教員以外でも好まれます。
>不登校を受け入れたりや自由な校風で激甘な先生が好まれるとかの私立高校
→私の友人がそのような雰囲気の、仏教系私立中高で働いていました。そこには暴れる生徒はいないので、仏のような教員が好まれます。このタイプは、文系だと余ってしまうかも知れません。
富士通グループには総務や経理が二万人おり、その内五千人を営業やSEに配置転換するとニュースになっていました。
営業は数字が求められるし、富士通のSEを素人のおっさんがやれるとも思えないので、実質リストラでしょうか。
富士通はスーパーコンピュータ「京」の印象が強かったのですが、少しずつソルーション屋になっているような気がします。
ようやく、という感じです。今まで事務屋やってた人が数字作ったり、技術を身につけれるわけもなく、大部分がリストラになるでしょう。これは序編に過ぎないでしょう。
シン
社会人になってちょっと経ちますが、文系の人のが仕事辞めてる人多いですね。
私の就活のころは、機電も厳しい時期だったのでブラック企業に行く人も少なくなかったのですが技術を身に付けてきちんと転職しましたが、文系だとキツい営業からキツい営業になるかフリーターになる人が少なくないです。
政策学部や文学部や経済学部の何人か仕事辞めて音信不通になった知り合いもいます。
久しぶりに地元の埼玉(小中を埼玉で過ごしています)に遊びに来たんですが、いろんな場面でギャップを感じて驚いています。
ちなみに僕は高校時代(北海道)に病気と闘っていて、高校を1年留年しています。ギャップを感じたのはこの特殊な境遇も災いしているのかもしれません。(僕は、本来なら一学年下の後輩たちと高校生活をしていたということです)
まずはじめに驚いたのは、文系に進んだ人の多さです。
友達には少なめに見積もって15人くらいと会っているんですが、女子2人(看護学部)を除いて全員が私立文系でした。
なかでも、必修科目の授業には出なくても平気(法政大)、大学自体つまらないからバイトしてる(明治大)と言った発言には驚きましたね。
ほかにも色々聞いてみたんですが、女の子と遊んで楽しいキャンパスライフ!みたいな事は無さそうでした。(1人だけ飲みサーに入った奴がいてそいつは楽しそうでした[青学])
むしろ、大学生になってから中学校の頃のカップルが復活していたりして、大学に出会いないの?wと思ったくらいです。
時間はたくさんあるみたいでその使い方は人それぞれですけど、バイト、サークル、飲み(お前ら未成年だろと思いましたが)が多いみたいですね。バイトは飲食が多くて、バイト戦士みたいな人が結構居ました。個人的な感想ですが、頑張って働いてもあんまりお金貰えないんだという感じです。
あとは、セックスの話題が増えました。もちろん女の子がいる前ではしませんが、男友達だけだとそういう話題になることが多く、最近誰々とヤった、誰々はヤリマン、そんな下世話なことばかり言っています。僕はこういうのが苦手なので、黙って話を聞くだけですがあんまりいい気はしません。どんなに親しいとは言え、そういう話はしないで欲しいですし、自分の胸にしまっておくべきだと思います。自分が思っている以上にみんなセックスに飢えていたのでビックリしました。自分も含め、男はそういう生き物なんだと思い知らされました。
遊び疲れている中、文章を深夜に書き殴ったため、文章が全然まとまっていませんね。軽く補足します。
僕が伝えたかったのは
⑴思っている以上に私立文系が多い(埼玉だからかもしれません)
⑵キラキラしたキャンパスライフを送れている文系の人は少ない
です。
セックスの話は書かなくて良かった気がします。すいませんでした。
千兵衛さん
私立文系だと一年あればマーチに合格できるのですよ。(もちろんそれなりに勉強は必要です)
ただし、理系だと個人の計算スピードや積み重ねの学力、さらに必要な参考書の分量が工学部なら半年多いです。
なので、勉強量の少ない私立文系に流れるわけです。
科目少ないけど私立理系ってなかなかキツいですよ。
ニコさん
入るのが簡単だからなのかは分からないですが、マーチ文系は思っている以上に多いです。文系はブランドを買いに行くところだとシンさんは仰っていますが、だとしたらプレミア感は全くない気がします。
こんなに多くの人が文系に流れてしまうのは、文理選択が早すぎるからだろうと思います。2年生からでも、きちんとした参考書を使って、自分で理解するように努めれば理系を捨てずに済む気がするんですよね…
僕は予備校に通わず、自学自習で北大に受かったので使用した参考書等をまとめて寄稿するのもありかな?と思ってきました。(どこかで参考書を紹介しているコメントを見た気がしますが…)
お前の言ってること訳わからん、と思うような授業を参考書で補っていたので、多少の役には立ちそうです。
今は文系の方がいいかもしれないと思うことがあります。
文系にしか行けない場合地方公務員になれば安泰と思います。
理系にするといい大学に入りにくくなるから結婚で不利になるのでは…と思いますがどうでしょうか…
(学歴はマーチ以上と女性が指定してくる場合がある
文系でマーチだと理系だと日大レベルになる可能性が高い)
結局文系で高学歴とりにいって地方公務員になるのがいいと思いますが…
地方公務員で何故安泰なのか理由が知りたいですね。人口減少まっしぐらな状況で民間含め安泰なんて日本には無いと思いますよ。それでマーチ文系いって都市部の公務員にでもなれればまだマシですが…そんなことは誰でも考えることなのでエグイ倍率ですよね。私には公務員目指す時点でレッドオーシャンに片足突っ込んでいる様に見えますよ。あと、マーチ行ったら結婚に有利って思考がいかにもモテなさそうに思います。少々学歴が見劣りしても自分の仕事に自信を持って取り組んでいる方がよっぽどモテると思いますよ。
目先の安定や表面だけのモテを考えて行動すると何十年先に残念な結果になる確率が高い気がします。長期的、戦略的時点で考え事をお勧めします。
若い方ぽかったのでオヤジからのお節介でした。
kawazi2さん
少々、学歴が劣っていても仕事に自信を持って取り組んでいる人に魅力を感じてほしいのですが、実際に結婚相談所だと気にする女性はいるみたいです。
私もカウンセラーにそこそこ有名なので開示しろと言われました。お見合いも受託率も上がりました。(定職でないと男性は入会できない)
また、公務員は仕事自体がつまらないので話題が貧弱なためスペック重視の女性以外はお見合いで瞬殺されるそうです。
私も公務員を受験して筆記試験はいくつか受かりました(数学の教員、国立大の技術職員、地方上級技術)が、行政職なら大学4年間を受験勉強しなきゃいけないと思いましたね。
ニコ様
結婚相談所ならそんなこともあるかと納得出来ますね。お見合い相手は限られた情報と時間で判断せざるを得ないですからね。結婚相談所を使うなら使うで利用できるものは何でも利用する方が良さそうですね。
公務員といえば東京消防庁に消防官の願書を取りに行きましたね。幸い民間に内定を貰えていたので受けませんでしたが。結局こういう信念の無い人間がなれるものでも、なってもいけないものなんだと思います。
何か何言いたいか分からなくなってしまいましたね。
初めてコメントします。
現役のマーチ文系です。
簡単に仰っいますが、地方公務員は文系では最後の砦なのは皆わかっていて相当ハードル高いですよ。
広報で年収見ましたが、40代で大企業並みの800万!とかみんな意外と知っています。
そして実力がなく目指したくても目指せないのが大半なのが現実。
マーチと一括りにしても私大の中身は推薦組が半分、一般組は3科目専願組、国立落ちと上から下まで差が激しいんです。
言うまでもなく上の国立落ちは実力者も結構います。
地方上級試験は国立落ちの土俵じゃないですか?
推薦、専願入学者じゃ、ほぼ無理じゃないですか?
ボクは専願組ですが地元駅弁を目指せば良かったと後悔してます。
駅弁とは言え国立は科目が多くて面倒だし一発勝負が怖くて逃げましたw
数学を捨てる人が多いために高校の勉強が歪んでる印象があります。
私の感覚だと理系だとEFランクにしか受からないけど浪人して数学、理科を放棄してマーチレベルの文系に合格した事例はたくさん見ました。
私も公務員試験の教養試験のために始めて私文みたいな勉強しましたが高校生で数3、物理、化学をやった経験から英語だけやればあとは暗記とテクニックだし、社会は興味ある科目にしてゲーム感覚でやればいいと思ってかなり楽そうなイメージがあります。
(大学受験科目とか学歴とか、楽しそうだなー^_^)
> 世の人 様
わたしはぬるりブログを2013年〜2014年位からROMしておりこのテーマは何度も持ち上がって おり 、議論尽くされた感は有ります 過去のほかの記事でも名作あります!
何年も前に、シンさんは文系で生きていけるのは… ① 東大か京大からの官僚国1(ナントカ院長みたいな上級国民になって逃切り! )、② サイコパス(つまり、ツーブロックゴリラの事。)、あとは③ 太鼓持ち、営業力、政治力(自分をいかにマーケティングできるか、相手の欲求を読み取り先まわりできるかだ)。と喝破されています。
既に世代間格差が広がってるので、昔に公務員になって年収800万とかになったモデルケースで若者が話しても、将来そうなるとも思えません。
勉強に時間と資金を投じないといけないので、ハイリスクローリターンの進路です 危ないですよ!
公務員で行政職などに受かるくらい頭が良い人がする仕事は、多分公務員業務には無いと思いますよ。想像ですが、つまらなくて病むと思います。
努力できる才能とIQは、違うところに使うべきです
本質は、コメントで文系君にマウントしたったゼーとかではなくて、理系さんって、そうやって暇を持て余して余暇の時間を贅沢に使っても、また、たとえ求められることを読んで行動に移せるEQも、数学・論理が使える位のIQも、どちらもない残念な方であっても、まさに「ぬるり」と生きていけてる感じですね。
二流でも三流でもぬるーく生きてますよね。なぜなら、生産者さん作業者さんに付加価値を生んでもらうことは、実体経済の一部であり、労働者としてはうまみのある商売だからです
実需のある作業者って感じで、ボーっと生きていけます。
ボーっと生きられないのが文系です。
シン様の説かれる真理をよく理解しておられますね。
東大・京大以外の文系の大学の本質について、以前に「箔付けがしたいだけの知恵遅れの吹き溜まり」と言って反発を食らったので、もう少しマイルドに「金のかかるカルチャースクール」と表現させて頂きます。
たしかに文系の大学生活は時間には余裕があるし、色々なサークルもあって、女子も多くて楽しいとは思います。ただ、それだけです。実利のあるものは何一つ身に付けられません。文系大卒の労働力としての価値は、中卒フリーターと同一です。そんなモラトリアムのためだけに、高い学費を払う余裕はこれからの日本にはありません。
一昔前(一億総中流の復活が辛うじて信じられていた2000年代前半位までか)なら、「高学歴」の箔を利用して大企業か公務員に一旦潜り込めば、それで定年まで安泰、というライフコースが信じられていました。しかし今は、大企業だって40代からリストラが始まっていますし、公務員も定員削減が相次ぎ、近い将来は限界集落化で自治体そのものが消滅するところも出てくるでしょう。
結局、これから進路を考える時は、「自分がしたいかどうか」ではなく「それで食っていけるスキルをつけられるか」をシビアに考えて、コスパを勘案しないといけないという事ですよ。理系でも、生物系のような実学でない学部はダメです。大学に行くなら、医学部と工学部以外は無価値でしょうね。それ以外の理系は専門学校で技術を身に付ければ十分です。
また文系や生物系を擁護するウジ共が湧いてくるといけないので、一応フォローしておきますが、無価値、と言うのは、それで安定して食っていけるかどうか、という点に価値を置いた場合に於いてです。金をドブに捨てまくって楽しくて無駄な事しまくるのが俺の人生だ、と言うならそれは否定しません。但し、それで路頭に迷っても、一切助けません。
いつきさん
農学部でも化学系や土木工学なら就職あると思いますし、数3や科目の負担の回避のための現実的な選択としてアリと思います。(それでも私立文系よりキツい)
また、獣医なら獣医師免許で製薬会社で動物実験とかで就職はあると思います。
何れにせよ少しは数学、理科をやらないと専門家になれないですね。
ニコさん
>>農学部でも化学系や土木工学
そうですね。要は学部云々ではなく、需要のある技術を身に付けられるかどうか、が重要なのです。生物系なら獣医とか品種改良の技術者なんかを目指すなら良いでしょうね。
問題にしているのは理系は理系でも、マイナーな虫や魚や鳥の生態の研究とか、役に立たない分野を選んでしまう事です。そういった非実学分野を目指すなら、東大京大クラスでないと、学問の進歩に寄与できるような水準にはなりません。
東大京大レベルに及ばない凡人が非実学を修めたところで、只の自己満足です。働かなくても一生暮らせるレベルの生まれながらの上級国民が、趣味としてやるなら面白いでしょうが、一般の凡人が貴重な金と若い時の時間を費やす価値はありません。
どうしても理数系が無理なら、進学は諦めて中卒で働けば良いのです。少しでも若くて体力があって頭が柔らかいうちに社会に出た方が、長い目で見れば得です。例えば、中卒でベテランの土木作業員で、その日の湿気を体感で判断してアスファルトの配合を調整し、最適な舗装を施せる技を持った方が居ます。理数系がダメなら、高校・大学で机上の勉強をするより、現場経験を積んだ方が遥かに得る物が大きいと思います。
いつきさん
非実学分野でも新しい発見や基礎研究に理系は繋がりますけど文系だと人によっては自己満足にしかならないことが多いですね。
食えるかどうかで議論するなら、就職フィルターになり得る理系or文系で語るのも良いと思いますが、今の日本の状況を鑑みるに理系or文系で語ってる場合じゃないよなという危機感の方が大きいです。
税金は増える一方で、年金はあてにならない、終身雇用もあてにならないと言われてしまうと、そりゃあみんなやる気無くしますよね。以前シンさんが、一度生活水準を上げてしまうと、下げなければいけない時に地獄の苦しみを味う。とおっしゃっていたような気がしますが、それが国単位で起こり始めているような気がします。
あと、大学生の無気力感も半端ないです。北大は比較的中国、韓国、台湾からの留学生が多いので授業が一緒になる機会がありますが、日本人とは比べ物にならないです。授業は最前列で受け、英語力はネイティブレベル。授業の課題で、英語の文献を日本語に翻訳する課題があったのですが、それを拙い日本語ながらやってのけていたので次元が違うなと思いました。将来、彼らと戦わなければいけないことにゾッっとします。僕は絶対負けたくないですが、マクロで見たら大敗するでしょうね。
僕には言葉が拙すぎてうまく説明できませんが、今のこの日本の閉塞感はなんなんでしょうか…。すでに日本は頭打ちのはずで、ここは身を切って膿を出し切る場面だと思います。なのに、いつまで経っても自分のイスにしがみつく人たちがいて、前に進む兆しは一向にありません。
5年後までに肥大化した組織を是正できるような法整備はしておくから、そこから先はお前たちに任せた。遊びもほどほどに、今のうちにちゃんと勉強しておけよ。くらいに言ってくれる政治家が欲しいです。
確かに日本自体がもう将来に希望を持てませんね。単に人口が減って経済が縮小するだけならいいですけど、物凄い高齢化が進んで、高齢者を支える現役世代の負担が半端じゃなくなります。しかもその「高齢者」というのが、高度成長と終身雇用の恩恵にドップリ浸かって、高水準な生活が染み付いている我儘な連中だからタチが悪いです。加えて、高齢出産が増えたせいなのか、障害児も増えています。
やがて日本の国内に残る「仕事」は団塊老人の相手のサービス業や介護ばかりになり、少しでも語学力・環境適応力のある現役世代は海外へ逃げ出すかもしれません。私の仕事の道路建設にしたって、自民党と癒着した地方の団体の利権のために造ってるようなもんで、本当に需要のある事をしているとは言い難いです。日本には海外に出られない低能な現役世代と、老人・障害者のみが残る。こんな絶望的な未来図が浮かんできます。
情けない話ですが私も最近無気力になってきました。ずっと現場のエンジニア一筋でやってきたので、40半ばになって未だに部下を指導・育成した経験がなく、会社での先行きが怪しくなってきました。高度成長期ならともかく、一介のエンジニアが定年まで正社員として勤めることはもう無理な時代なのかもしれません。そうなると、食いっぱぐれない為には実学系に進み手に職をつけろ、というシン様や私の持論も通用しなくなりますね。だからと言って文系に進む利点が何一つない事は変わりませんが。
>40半ばになって未だに部下を指導・育成した経験がなく、会社での先行きが怪しくなってきました。
突き抜けた技術がないなら管理能力、育成能力は必須です。前者は持ち合わせている人が極めて少ないレアな能力です。プレーヤーとして優秀だったり、自己管理が出来ても他人を管理するのは別物です。技術力が確かでも予算管理、採用、人材配置が出来ない人の方が多いし、東大、外資コンサルで鳴らした人に雇われ社長やらせてみたら無残な結果になることはさほど珍しくありません。
ただ、後者の後輩を育てることは忍耐力さえあればほとんど誰でも出来るようになります。自分がそうだったから、とパワハラ指導したり、盗め、と放置したりするのでなく、今の若者に合わせたやり方を模索して親身になって指導することは出来ます。管理能力よりも明らかに楽に身につきます。
いつきさんの世代は直属の後輩がいないことが少なくなく、永遠の若手になってしまっている人は多いです。そもそも採用を絞ってきたし、内需が萎んできたからです。だったら、海外プロジェクトに参加するとか、若手指導ができる仕事に変える方が良いと思いますね。
シン
>>永遠の若手になってしまっている
まさにこれです。採用が絞られていたので、20年以上勤務して、後輩が入ってきたのは片手の指の数程度です。そして全員、濃過ぎる社風に馴染めず3年持たずに辞めていきました。今では新規採用は当分予定がなく、定年後の古参社員を嘱託員やアルバイトで延命する方を選んでいます。会社の経営陣は既に未来を放棄しているといえると思います。
そして私としても、昭和オヤジのパシリみたいな立場も、慣れると楽なんですよね。家庭は崩壊したし、社外の人間との付き合いも少ないので、昭和で時間が止まったようなズブズブの職場が、それなりに居心地よく感じています。情けない話ですが英語力はないし、技術系サラリーマンとして並み以上の技術は持っているつもりでも、社外で自分を売り込める程か、となると自信がありません。
今更英語を学んだり、更に技術を磨けるか、となるとどうにもやる気が出ません。元々大した物欲はないし、元妻への養育費の問題さえ片付いたら、年収300万弱あれば余裕で暮らせます。だったら、今の会社が傾くまではしがみ付けるだけしがみ付いて、それがダメになったら、体力とオヤジ社会への適応力は自信があるので、これまでの貯金を少しずつ切り崩しつつ作業員や期間工で食いつなぐのもアリか、と思っています。
>だったら、今の会社が傾くまではしがみ付けるだけしがみ付いて、それがダメになったら、体力とオヤジ社会への適応力は自信があるので、これまでの貯金を少しずつ切り崩しつつ作業員や期間工で食いつなぐのもアリか、と思っています。
それで想定の範囲内なら良いと思います。問題は根拠もなく組織を信頼して最悪を想定せず、見て見ぬ振りしながら過ごし、ある日突然切られたら目も当てられません。
シン
ちょうど先日仕事で中国に行って来ました。あの国は行けば行く程そのスケールの大きさと開放感には圧倒されます。ただ、日常から仕事の技術的な事まで落ち着いて見てみるとその大味さというか詰めの甘さが目に付きます。政治的にも技術的にも中国人は中国人を信用していない印象です。
確かに日本の閉塞感や同調圧力は酷いですが、悲観的になり過ぎるのも如何なものかと思います。少なくとも私の会った中国人は日本人と日本の技術を信用している様に感じました。悲観してダメだお終いだと言うのは簡単です。それでも皆生きて、食べていかなければなりません。まだまだある日本の強みを活かして少しでもマシに生きて行くにはどうしたら良いかしっかりと考える必要があるかと思います。
日本の強みを活かしていく上で外せないのはやはり工学的な技術だと思います。だからこそ有望な若者が文系に行って地方公務員目指すのが残念でなりません。
何かまとまりがなくてすいません。
>少なくとも私の会った中国人は日本人と日本の技術を信用している様に感じました。悲観してダメだお終いだと言うのは簡単です。
中国、中国人に対して経済規模は敵わなくとも一目置かれる技術力がなければ、周辺諸国のように経済侵略されます。中国が大嫌いでも受け入れる他に方法がなくなります。
まだ、間に合うと思いたいですが、文系、地方行政職でラクショーじゃん?と前途ある有望な若者が真顔で言い、そんな文系が心底羨ましいとまともな理系がいうなら手遅れだと思いますね。もう夢も希望もありません。
私は一年くらい前から日本円資産を着々と処分しています。落ちるところまで落ちないと上がらないと思ってます。
シン
そうですね。日本にはまだ有形無形の財産がありますし、悲観しすぎるのもよくなかったですね。すいませんでした。
自分はどちらかというとハードワーカー寄りの人間なので、公務員になれば一生安泰とか、ホワイト企業に入社してまったりなんて聞くと、イラッとしてしまうのです。 価値観の押し付けだということはわかっているのですが、 うまく自分の感情をコントロールできませんでした。
一夜明けて考えてみると、こんなところで毒吐きしても何も変わらないよなと思ってきたので、自分のできる範囲でまた頑張ろうと思います。 シンさん含め、読者の方々に不快な思いをした方がいたらすいません。感情に任せたコメントは控えるようにします。
千兵衛様
完全匿名ではないにしても、ネット上だから感情的になっても、ある程度は許されんじゃないでしょうか。確かに社会に出てからいちいち感情的になっていたら誰も相手にしてくれなくなります。
でもネット上で感情を押し殺して書き込んでも何にも面白くないでしょう?だってある意味本当の意見ですもん。
シンさんが何て言うかは分かりませんが…
それよりも千兵衛さんが一晩経って冷静に自分の書き込みにまずい点があることに気付き、それを感情的であったと認め、その上謝罪の言葉まで出てくるのは非常に感心いたしました。褒め過ぎで気持ち悪いかもしれませんが、その聡明さと素直さがあれば、どこでも上手くやっていけますよ。こんな若い人がいるうちは日本も何とかなるかもですね。
何か上からですいませんでした。
>シンさんが何て言うかは分かりませんが…
個人攻撃以外は感情的なコメントも良いと思います。私も個人的感情を元に記事を書いたり、コメントしてます。ただ、それに根拠がないと他人は反応しようがないので、反応が欲しいなら根拠は示すべきです。
千兵衛さんは大学の同級生を見ると、中韓に負けてしまっていてマクロレベルでは太刀打ちできないだろうという不安をぶちまけてますが、これは根拠に値すると思います。ただ、中韓の旧帝大レベルにいる日本人留学生がどのくらいいて、どんなレベルなのかを見てからいうとより公平だとは思います。
シン
はじめまして、いつもブログを楽しく拝見させて頂いております。
自分はガチガチの理系単科大学で6年学び来年から技術者としてお金を貰いにいきます。
オリンピック効果の好景気か、自分の就職活動は馬鹿みたいに早く終わりました。今年の三月に採用活動が解禁され、月末に大学の推薦状を企業に送り、四月の上旬にリクルーター随伴で工場見学と雑談をして、中旬に最終面接を一回だけして内々々定を貰い就活が終わりました(経団連ルールの面接解禁日が六月なので形だけの面接はその後やりましたが)。これが某自動車メーカーでの就活の実態です。
理系の就職活動はまさしくブルーオーシャンで研究内容とその成果、履修した科目を見せれば他者との差別化は明確にはかれると思います。逆に文系学部卒の学生は一体何をアピールして人事に定量的な違いを評価させているのかさっぱり分かりませんでした。専門性に深みがなく、結局のところ出身大学とTOEICのスコアで大方決まるのであればあんな時間と金をかけて採用活動を続ける意味はあるのでしょうか。
最後に、ぬるりと生きるという観点で理系が必ずしも正しいのかと言われると最近は若干疑問に感じています。IT系技術者を除き理系総合職は作業着を着て期間工や外国人技能者と共に忙しく地方や海外の工場を駆け回っているイメージがありますが、一方で文系総合職は都内本社のオフィスで優雅にアフターファイブを満喫しているイメージがあります。実際に働き始めると、この偏見も消えるのでしょうか。最近は区役所でのんびり子ども部屋おじさんを続けている兄が心底羨ましいと感じています。
>一方で文系総合職は都内本社のオフィスで優雅にアフターファイブを満喫しているイメージがあります。
組織に技術の裏づけなしにしがみつくのが簡単だと思うなら事務系に転職すればいいと思います。技術系から事務系は楽に転向可能です。何かしらの事情で自分の意思と関係なく辞めることになったり、組織が破綻したり、破綻しなくても待遇を耐えられないほど下げてきたら行き場を失いますが、その不安にも耐える必要があります。
シン
ウミさん
>>作業着を着て期間工や外国人技能者と共に忙しく地方や海外の工場を駆け回っている
土建のエンジニアは正にこの極端な例です。平均で2-3年周期、早ければ半年以下のサイクルで、全国各地の現場を転々とします。私の場合は現場が国内だけなのがまだ救いです。そして現場は、県庁所在地へ出るだけでも車で林道を2時間は下らないと行けないような僻地が多いので、寮か飯場に、作業員と一緒に泊まり込みます。アルハラ・下ネタ上等の濃い昭和オヤジの世界です。プライバシーなんてありません。
この環境のせいで、もう20年若手が全く居付かず、男臭すぎる環境が人格にも影響を及ぼすのか、社員は離婚や高齢未婚、家庭崩壊のオンパレードです。私生活を充実させたいならオススメは出来かねます。それでも、形のある物を造るのは男の生き甲斐です。要はオス要素の強い奴なら向いている、ということですね。
いつきさん
やっぱり男(オヤジ)社会のギャップというのは働き始めないと分からないものですよね。実例が聞けて大変嬉しいです。
理系の学生なんて基本陰キャで自分の世界に閉じこもりがちなオタク気質の人間がわんさかいるんですよね。自分が理系に進んだ理由もモノづくりがしたいとかじゃなく、何となく職があるからとかいう下品な理由です。実際、就活は楽で研究にすぐ集中できるような環境はあるから間違いではないんです。コミュ力や無理して明るく振る舞う必要なんてほぼ無かったです。ただ地方の工場での寮暮らしが本当にその人間の気質に合ってるのかどうかなんてのは働いてみない事には誰にも分からないですよね。
そして何よりの問題が、環境が合わなかったとして、それを補えるほどお給料が特別に高いわけではない事ですよね。同期にガチの車オタがいてマツダのロータリーエンジンがどうとかSUBARUの水平対向エンジンがどうとかずっと語れる奴がいるんですよ。でも実際就活したら彼はファナックに行きました。両社の作ってる車は何よりも好きだけど、流石に院出てまで地方公務員以下の年収で、広島や群馬の僻地に一生を捧げるのは無理だと嘆いていました。公表されている年収で現業比率がどうとかの議論はあると思いますけど、トヨタですら公表した年収1千万切っちゃてる業界になってる現状、株主に媚びを売る前に理系学生に夢を与えるのが社会の義務だと思ってますよ。
自分はある種の義務感と周りの雰囲気に流されてメーカーに就職決めましたけど、プライドさえ捨てれば、地元で技術系の地方公務員でもやって年収700万でのんびり親と暮らしたいってのが最近のゆとり陰キャ理系学生の本音だと思ってます。
あと理系は文系就職できるというシンさんの理論も理想では正しいと思うんですけどね、現実は院で無駄に2年浪費したおっさん学生がコミュ力Maxの文系学生に混じって商社や銀行、マスコミ業界に割って入るのはいくらなんでも無茶ですよ。彼らは普段の時間を全て就職活動に使えますけど、まともな理系は研究で忙しいですから。分野によっては学会発表控えてる同期も沢山いましたからね。短期決戦じゃ何しても勝てないです。ESを50社以上書いて連日泊まり込みで面接に向かう何て話し聞いて文化が違うんだなと感じましたよ。
>コミュ力Maxの文系学生に混じって商社や銀行、マスコミ業界に割って入るのはいくらなんでも無茶ですよ。
総合商社は理系出身優遇してますし、実際に多くなってきてますよ。銀行は大量採用、大量離職なので学歴さえ満たせば、学部は関係ない。マスコミはそもそも採用自体が少ないです。総合商社、マスコミは入るのが出身がどうだろうが困難で、都銀は生き残るのが困難であり、理系が不利になるわけではなく、その人次第です。
それら業界は理系だからモテない、コミュ力がないと言い訳するような情けない人が生き残れるような業界ではありません。もっと言えば、メーカーですら営業でやっていくにはコミュ力が要求されますから理系出身、技術職じゃなきゃ採用されないような人が営業配属されたら時間の問題で退職を余儀なくされるでしょう。
シン
>地元で技術系の地方公務員でもやって年収700万でのんびり親と暮らしたいってのが最近のゆとり陰キャ理系学生の本音だと思ってます。
そもそも衰退する国の地方公務員が年収700万円を確保し続ける保証はないということすら理解してないことはアホだし、人材の流動性がほとんどない為、ねちっこい人間関係になりやすい、後ろ向きな前例主義の職場でやり過ごすコミュ力、鈍感力もある種のスキルということも想像できないなら何させても物にならなきゃだろうな、と思います。組織、他人、環境に依存して、振り回されて生きていくことになるでしょう。
どんな仕事をするにしろタラタラやってりゃ、時間の問題で居場所を失うっていうことすら理解せず、安易な方向に流れてりゃ、行き着く先は後ろからばっさり切られて途方に暮れるでしょうよ。そんなことは文理は関係ありません。ただ、機電系なら需要と供給から切られづらいというだけです。実際、酷い時の弱電では事務系は勿論、技術系もバンバン切りましたし、タラタラやってた技術職は再就職も決まらず途方に暮れて、人材紹介会社に呆れられてましたよ。
だから、私は日本の将来を悲観してます。米中に公務員楽勝、大企業安泰とか言っている若者はいません。大企業どころか、公務員すら成果を出さないと組織にいられないからです。それどころか超大国ではない独仏ですら組織に依存する人を見たことありません。個人主義が徹底しているので、組織に依存してなんとかしてもらおうという考えがありません。間違ってようが自分で考え、自分の権利は自分で勝ち取り、理不尽に差し違えてでも立ち向かう気概は生きていくのに必要です。手取り14万円の職場にしがみつく馬鹿者は学力、能力がないのではなく、気概がないから搾取され続けるのです。
私の日本円建て資産、日本関連資産の処分がどんどん進みそうです。むしろ、日本を食い物にするようなハゲタカに投資したいです。組織に依存したバカリーマン経営者が肉食獣の咆哮に耐えられず、屈服してなけなしの資産を取り崩して貢ぐのは自明の理です。
シン
ガチれば二、三カ月で可能なマーチ文系と
同レベルの就職先なら
理系はコスパ悪すぎです。
いわゆる「文系」が「非理系」の集まりであることは同意するところなのですが、東大は学部後期課程で文科類からの理系学部への移動がしやすいので、一括りにした議論はふさわしくないのではないかと考えます。もちろん、計数工や理学部への移動は要求科目が多く実質的に難しいこと、実際の移動先を見ても都市工などの数学物理バリバリではない(文科4類と揶揄される)ところが多いという点を考慮しても、例えばeeicなどは比較的簡単に進学することができる場所だと思われます。
進学後の話ですが、そもそも大学進学時点での文系理系の差とは、数3と物理化学生物の中から2科目をしているかしていないかの差くらいのもので、東大文科類特に文一文二に進学する者は、同等とは言わないまでも、先の科目において同期理類進学者と比較して6~8割くらいの学力を持っているものが決して少なくありません。いわゆる理系科目において優秀な学力を持っている高校同期が多い者であれば、卒業までの2年半を有意義に使うということも可能です。
また、日本の医学科の試験は旧帝以下のレベルであればセンタ—試験重視で、二次試験もそこまで難しくないというのが実情ですので、東大文科類で医学科に再入学する者がいるパターンも割と耳にするということもあります。
もちろん大多数の「文系」学部卒者が高卒と同等のスキル(で、年を食っている分実質価値は低い)ということは同意するところなのですが、高校卒業時・学部卒業時・修士修了時でそれぞれ「文系」「理系」は流動的であるということは意識すべきポイントだと考えます。
多くの記事が示唆に富んでおり、大変楽しく読ませていただいているのですが、やや大雑把すぎる議論ではないかと思い、コメントさせていただきました。いわゆる「文系」事務屋が邪魔くさいというのは全く同意ですw
来年度から、私の勤務先で「制度改定」が行われることになりました。我々土建エンジニアは僻地の現場での勤務のため、既婚者は単身赴任をする者が非常に多く、単身赴任者には月2回分の帰宅旅費が支給されていました。
赴任先から自宅まで、場所と距離に応じて新幹線か特急列車か飛行機を利用した場合の正規運賃が、給与に上乗せされて振り込まれる、という仕組みです。
現在は各種の割引チケットが充実しているため、正規運賃を払う機会は減り、夜行バス等安い交通手段を使ったり、或いは実際には帰宅しなかったりして、浮かせた分を懐に入れる、という事が暗黙のうちに行われていました。ちょっとした「工夫」で小遣い稼ぎが出来る、単身赴任者にとっては一種の役得のような物でした。
ところが、来年4月以降は、「労務管理の厳密化」と称し、実際に使った分だけが支給される制度に「改定」されました。全ての交通機関で領収書を貰い、所定の「帰宅旅費請求書」に記入の上、領収書を貼り付け、本社総務に郵送。総務にて確認と決済が済んだら、その翌月に給与と一緒に帰宅旅費が振り込まれることになりました。
一々帰宅する度に面倒な手続きをしなければならなくなる上に、「役得」が無くなる為、現場の単身赴任者には非常に不評です。領収書の改竄による水増し請求を防ぐ為、PDF送付ではダメで、必ず領収書の原本を帰宅旅費請求書と一緒に郵送しなければならない、とのこと。しかもその帰宅旅費請求書は、一応Excelのテンプレートがアップロードされましたが、これが「Excel方眼紙」で、数式が使えないという代物でした。これを毎回手入力、印刷、領収書貼り付け、郵送、総務の決済待ち。
多少の水増し請求防止と引き換えに、こんな手間の掛かる事務作業を増やす、バカじゃないか、と思いました。もしかしたら裏の目的として、手続きを面倒がって、帰宅を諦めるか、帰宅旅費の申請をしない社員が増えれば、帰宅旅費の節減になる、と企んでいるのかも知れません。
事務方の自己満足でしかない完璧な労務管理、或いは目先の経費の節減と引き換えに、現場で働く者の士気を下げる、ロクでもない制度「改定」です。如何にも、何の生産性もない文系あまりのゴミ共が考えそうな事です。
典型的な事務屋の仕事しているアピールです。会社判断で転勤させているから一定の手当を出すのは当たり前で、その手当をどうやって使うかなんて自由だと思います。そこを細かく管理しても何の利益にもなりません。煩雑になることで管理申請が減って若干の経費節減になるのかもしれませんが、それで社員の士気が落ちるなら本末転倒ですね。
こういう仕事のための仕事をやっていると国が落ちぶれるのは避けられないなぁと思ってしまいます。
シン
正規の高額な運賃でチケットを購入して領収証を入手し、チケットを転売して実際には格安を使うようなパターンが新たに生まれるかもしれませんねw
そしてむしろ経費が増大したりしてw
日本の政官財界を牛耳ってるのは古今東西未来永劫、文系人間です。
理系はどんなに勉強を頑張ろうが、技術を磨こうが文系の奴隷にしかなれません。
それは日本のトップの官僚機構に於いて明治以降から事務官僚>技術官僚という明確な序列が成り立っている為、その傘下の民間に於いても技術系の人間が出世出来ない構造になっているのだと私は思っています。
自分の身内が某大手民間の研究員だったので色々と理系の不遇さの話は聞いてきましたが、自身も理系に進み、改めて理系がどれ程迫害されてるのかを最近実感する様になりました。
理系は「就職が良い」などと言われてますが、それは大手製造業の技術枠(奴隷枠)が広いだけであり、定年までド田舎の僻地工場で安い賃金で奴隷の様に働くだけで、その後重役まで上がれる可能性なんて微塵もありません。よくて事業部長程度です。
対する文系採用者は幹部候補生としてキャリアを積み、順調に出世コースを歩みます。
これのどこが「就職が良い」と言えるのだろうか…
日本はド文系大国であり、保守的な日本では今後変わる事も無いでしょう。
理工系でマトモな待遇を求めるなら、中村修二博士が仰る様に海外に就職するしか無いのでかも知れませんね…
何故理系はこんな不遇な目に合わなければいけないのか…
支離滅裂な乱文失礼しました…
視野が狭いと思います。思い込みではありませんか?根拠があって言ってますか?
>日本の政官財界を牛耳ってるのは古今東西未来永劫、文系人間です。
政治、官僚という意味では日本のみならず、ほぼどの国でも文系主体です。
財界に関しては理系エコールポリテクニークが圧倒的な存在感を持つフランスですら、官僚はENA出身、政治家は人気稼業なのであまり縛りはありませんが、政治、法律は密接な関係なので弁護士出身者も多いです。米国も理系で大統領になった人はいない?、少なくともここ最近はいません。テクノクラート主体で運営していたシンガポールも数理経済学畑が増えてきたので広義の文系です。
その意味で日本で官僚になりたいなら東大法学部一択、せいぜい経済楽部では?それは否定しません。ただ、それだけではダメです。卒業順位、旧国一合格順位、司法試験合格の有無、それどころか出身校、出身地まで問われる世界ですよ。一般の文系とは全く縁のない世界です。(この辺は常連Dさんの気が向けば詳しく語ってくれるかもしれませんw)
だから、東大合格できる学力、キラキラのスペック、コミュ力抜群なら官僚になって事務次官めざし、権力を傘に民間を圧迫しても良いかもしれません。ただ、事務次官になっても生涯獲得賃金は10億円そこらでしょうし、民間大企業でトップを目指す方がコスパは良いと思います、別に東大法学部である必要などなく、工学、理学でもコンサル、外銀に行き、コネを培って起業、華麗な転職をする人もいますね。
>その後重役まで上がれる可能性なんて微塵もありません。よくて事業部長程度です。
理系社長なんていくらでもいますよ。ただ、部長以上に行くなら営業、経営にスイッチしてから役員、社長になってます。一技術者としてはノーベル賞取っても役員待遇、フェロー止まりでしょう。(島津、田中さんみたいに)そんなのは当たり前です。会社代表が経営経験ない、営業できないなら話になりません。
>対する文系採用者は幹部候補生としてキャリアを積み、順調に出世コースを歩みます。
今時、幹部候補生なんていう採用の仕方をしている会社があるんですか?雇用の流動化が進み、プロパーであることが絶対の価値でない時代に社内官僚を雇う会社に将来などありません。幹部候補生だろうが、数年以内には数字を出してその価値を示さなければ、居場所を失うのが当然です。数字をこねくり回して上から目線で指示していられるほど甘い時代ではありません。
>日本はド文系大国であり、保守的な日本では今後変わる事も無いでしょう。
変わっていますよ。事実、既得権益化していた間接部門にメスが入ってリストラ、採用抑制をしています。もう実務をしない人は最小限にしないと国際競争出来ません。
あまりにも思い込みでコメントしているように思えます。ごく一部の文系を取り上げて、大卒7割にもおよぶ、文系と一括りするのは乱暴すぎますよ。
シン
将棋で例えると解りやすくなると思います。
社長…王将(文)
社長の側近や人事・総務…金将・銀将(文)
優秀な技術者…飛車・角行(理)
並の技術者…桂馬・香車(理)
営業や事務…歩兵(文)
まず王将は生まれつきの特権階級なので問題外です。
大多数の文系は歩です。中には能力を発揮して「成金」になる歩もいますが、大多数の歩は真っ先に危険な前線で使い捨てにされます。敵の持ち駒になっても同じことです。つまり低学歴文系でも、稀に叩き上げで出世する者もいるけれど、大半はブラックな現場で使い潰される、という事です。
金・銀はそれなりに大事にされますが、単体での能力が低いため、自軍の王将の近くに居なければ価値がありません。敵の持ち駒になってしまえば、歩と同じく危険な前線で使い捨てにされます。会社にしがみ付き、上司の御機嫌取りをし続けなければならない、やや高学歴な文系サラリーマンが該当します。一度転職市場に出てしまえば、フリーター=歩と同等の価値しかなくなります。
その点、飛車・角行・桂馬・香車はそれぞれ突き抜けた能力があり、単体でも戦場で活躍し、敵の持ち駒になっても貴重な戦力として扱われます。手に職があれば、会社でも大事に使われるし、転職しても良い待遇が得られるという事です。
凡人は理系に進んで何ら突出した能力を身に付け、桂馬・香車を目指すのが効率的です。
>まず王将は生まれつきの特権階級なので問題外です。
なので、学歴は関係ありません。文系だろうが、理系だろうが、生まれた家が特権を持っていれば、それを行使するだけです。また、強運、カリスマ性、指導力なども持って生まれたものであり、凡人が学歴を身につけても敵いません。万人所属する組織でトップまで行く人というのはそういうものですよ。
単に文系人口の方がそもそも多い上、特権階級に産まれた人は楽な文系を選ぶため、文系が上に立っているような気がするだけです。ショボい理系技術者ごときは特権階級の奴隷なのは当たり前ですが、文系選べば特権階級の仲間入りできるわけないでしょう?文系選べばもっと悲惨に食い物にされるだけです。
唯一の方法として官僚として勝ち上がるとか、国会議員に自力でなり大臣級になるとか、起業で勝って特権階級になることは出来ますが、そんなのは学歴はほとんど関係ないし、文理など官僚以外では差はありません。
国立理系志望老人生さんに限らず、割に多くの人が、なんでこんな簡単なことが理解できないのか?と思いますが、理解できない人は多いですね。延々とバカなコメントがつき、反論すると沈黙するので、どういう精神構造でこんなバカな考えが湧いてくるのかな?と思います。おそらくは俺は頑張っているのに認められない。理由は学歴のせいだ、というありがちな責任転嫁だろうと思います。それが大卒高卒、大学格か、文理かの違いだけでしょう。単に力がないことを認める勇気もない救いようのないバカです。
人間は生まれ持った配牌で勝負するしかありません。特権階級には産まれてないが、自分の能力に自信があれば起業して特権階級になってもいいし、サラリーマンとして頂点を目指すが、数多い、スキルなしの文系でも他と差をつけて採用されるし、入ってからも抜きに出られるという自信があるならそうしたらいいですよ。ただ、そういう頭抜けた人はほとんどいないので、教育によって他人と差別化するのがいいし、需給のバランスがよい山行を選べば、凡庸でも差別化しやすいという話です。なんか、変なこと言ってますか?
シン
>強運、カリスマ性、指導力なども持って生まれたものであり、凡人が学歴を身につけても敵いません。万人所属する組織でトップまで行く人というのはそういうものですよ。
これに関して少し面白い話ができるかもしれないので紹介します。
僕はむかし起業することに興味があったので、何人かベンチャー企業の社長さんにアポを取って話を聞きに行っていました。その中の一人のお話です。
どこから話していいのかわからないのですが、私はこの人に会って自分は起業するような器じゃないと思いました。その人は当時大学生でしたが、どういうわけかメルカリやDeNAの幹部クラスの人たちと繋がりがあり、それだけでなく某有名アーティストとか某有名芸能人とかと普通に知り合いだったりするわけです。凡人には遠く及ばない人を惹きつける魅力を持っています。
実際、私が会いに行った時は六本木で開かれた某有名アーティストのイベントに関係者として参加させてもらい、その方はというと某有名アーティストと普通に会話したりしてるんですね。私はその光景に圧倒され、ただただ突っ立っていることしかできませんでした。今思い返してみても夢なのか現実なのかわからないレベルの思い出です。
ビジネスに関して言うと、先ほども言いましたがメルカリやDeNAの幹部クラスの人たちと繋がりがあり、そういった方々のツテを辿って億単位の出資を受け事業を展開。 創業メンバーは高校時代からの友人で全員東大。そういうレベルです。私だって起業を考えていたくらいなので自分はそれなりに優秀だと思っていたわけですが、一連の出来事を通して思いっきり鼻っぱしをへし折られました。完全に負けです。あんな人たちがゴロゴロいる世界で戦うなんて自分にはできないし、そんな世界に足を踏み入れなくてよかったと心の底から思いました。
凡人が憧れを抱き、伸ばせば手が届きそうだと思っている人たちというのは基本的に別次元の人間だと思っていいのではないでしょうか。私は特権階級に上り詰めた人(まだ上っている途中かもしれませんが…)をこの方以外に見たことがないのでやや偏った見方かもしれませんが、他ののし上がっていく人も大体似たり寄ったりなんだろうなという風に思っています。優秀な人から気に入られて、引き上げてもらう魅力がある。人から愛され、人を束ねることができる。自分が決めたことを徹底的にやり抜くなど。凡人には真似ようにも真似できない才能的なものをたくさん兼ね備えています。
私は上で述べた方に会って、自分は何も特別ではなくて凡人の一人なんだなと思って理系を選んだので何も後悔していませんし、それが分をわきまえると言う事だと思っています。あまり身の丈に合っていないことをすると、どこかでガタがきて結局収まるところに収束するでしょうし、変にジタバタしないほうが良いような気がします。それこそシンさんが言うように、身の丈に合った人生を歩み、その中で活路を見出していくのが良いと思いますね。
よい経験をしましたね。その世界が合うと思うなら必死に喰らいついて行けばいいわけですが、自分とは別世界だと思ったから距離を置いた。それで、「身の丈」知ったんです。
多くの人は「身の丈」を知りません。挑戦すらしてません。だから、属性、経歴などを言い訳にして本来自分はこんなものではない、と言いたがります。所詮は文系優遇社会だから理系の自分は、、、とかいうのは世界中どこでもある話です。階級がもっと露骨な国、人種差別の強い国ではそれが言い訳に使われるだけです。でも、そういう言い訳でダメな自分を肯定する人は気持ちがもう負けているんですよ。だから、根本的にダメな人なんです。
じゃあ、どうすればいいかというと、配られたカードで精一杯足掻き、より有利新しいなカードを引く努力をする。色んな経験をして相対的に自分を見る。自分に合った戦い方を学ぶ。今日より明日が良くなるように小さな目標を常に持つ、ということだと思います。それを「ぬるりと生きる」と表現してます。
シン
毎年この時期になると憂鬱なのが、年賀状の作成・発送です。田舎の土建業は古い慣習が残っている所が多いので、取引先や下請け、懇意にしている自治体や農協の人への年賀状が欠かせません。
何百枚も出さないといけないので、手書きでは捌ききれず、PCで作って印刷しています。それはいいのですが、あの葉書が縦書きで、郵便番号欄があらかじめ書いてあるのは何とかならない物でしょうか。縦書きだと丁目や番地の数字の書き方がややこしくなるし、葉書の郵便番号欄にピッタリ合うように数字の位置を調整するのが煩わしくてイライラします。
横書きが一般的になって、PCでの作成が当たり前になった時代に合わせて、葉書の形態も変化して欲しい物ですが、日本の事務方は、現状に合わなくなった古い制度を変える、という事を一切しないんですね。
そもそもこういう作業こそ、現場は送付先のデータを提出するだけにして、年賀状の作成と送付は本社総務が一括して行えば効率が良いはずです。ところが何故か、現場の付き合いの一環だから、と言うので昔から現場の者が行う事になっています。
単身赴任の帰宅旅費の使い道の確認なんかしている暇があったら、こうした作業を現場に代わって行うように工夫をしてもらいたいものです。しかし千代田区のオフィスの連中はしょうもない事務作業を増やすばかりで、業務の効率化や利益にならない作業の省力化、というものを一切考えません。現場から提案しても、付き合いだ慣習だ常識だと、屁理屈捏ねて突っぱねるばかりです。本当に文系はバカでクズでゴミで理系の足を引っ張るばかりの寄生虫ですね。
いつきさん
>>横書きが一般的になって、PCでの作成が当たり前になった時代に合わせて、葉書の形態も変化して欲しい物ですが、日本の事務方は、現状に合わなくなった古い制度を変える、という事を一切しないんですね。
完全におっしゃる通りですね。
確かに田舎だと、何百枚も年賀状書いているのはザラなのでそういうサービスはあってしかるべきですね。
年賀状のイラスト?のパターンが 郵便局のHPに掲載されていて
そこに 住所や会社名などの情報入れたら そのまま年賀はがきとして印刷されて、配達される位のサービスがあったら料金ちょい高かろうが使う人多いと思いますね。
>>そもそもこういう作業こそ、現場は送付先のデータを提出するだけにして、年賀状の作成と送付は本社総務が一括して行えば効率が良いはずです。ところが何故か、現場の付き合いの一環だから、と言うので昔から現場の者が行う事になっています。
会社として 主要な取引先などに送ってしまえば、年末のバタバタする時期に労力も激減するのでメリット大きいですね。 ただ私もやってる会社見たことないですね。 会社の方針として、経費削減で 年賀メールだけにします!位でもいいと思うんですよね 追従するところも出てくるでしょうし。 そういう部分から労力・コスト削減していけば 時代に合わせた形で今までの慣習も少しずつ変わると思うのですが・・・。
論点ずれてしまうのですが
契約書に押印するロボット。デンソーと日立
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1223797.html
こういう製品が開発されたことを聞くと、いつきさんが仰っている古い慣習を変える方向に日本が進むにはまだまだ時間がかかりそうで暗澹たる気持ちになりますね。
>>契約書に押印するロボット。デンソーと日立
何かのジョークかと思いましたが、本気でこんな無駄な物を開発してるんですね。そもそも、判子なんて非効率で無意味な代物をビジネスの場で使わないようにするべきでしょう。
鉄道に例えると、電気が通っているのに電気機関車を導入せず、昔から蒸気機関車が慣例だから、と言って、電動で石炭をくべるハイテク蒸気機関車を開発して走らせて悦に入ってるようなものです。
いつきさん
ネットで注文すれば、写真、メッセージ、住所を印刷したものを送ってくれます。さらに頼めばそのまま印刷所からポスト投函まで直通、クオリティも高いです。住所録をインプットしておけば翌年も余裕です。なかなか良いですよ
>>dwさん
そうしたサービスは昔からありましたね。
実は私がまだ入社したてだった20数年前、そうした業者への委託を提案したことがあります。その時は「若いうちから楽しようをするな」と没にされました。以来、新人が入って来ないのでずっと私が年賀状の印刷・発送をしています。
数年前にも、総務に外部委託を提案したことがあります。今度は「大事な取引先の情報を他の業者に渡すなんてセキュリティ上問題がある」と突っぱねられました。
ようするに、長年やってきたやり方を1mmたりとも変えたくないんでしょう。40半ばの私が一番の「若手」で、他の社員は皆50代で60代の嘱託員も多数。総務は省庁からの天下りか、縁故採用ばかり。こんな人員構成なので、皆自分がいる間だけ会社が保てばいい、今までの違う事は一切やりたくない、そんな気分が蔓延しているとしか思えません。