じゃあ、本当の人脈

読者さんから有益なコメントをもらったので、編集して記事にしたいと思います。人脈、人脈、とやたら言いたがる人っていますけど、本当の人脈って、もっと身近なものだと思います。

内面

一人でも生活を充実させている人に結果的に人が集まってくると思うんです。人脈はあくまでも自己の充実の結果であり、人脈が目的化してしまうと迷走してしまうと思います。

何故ならば他人が自分に下す評価なんて不確かなためです。しかしながら、自分自身が充実していれば、たとえ他人が自分を評価しなくてもぶれません。結果的にそのような人は一緒にいて楽しい人が多いので人が集まってくるんだと思います。

自分にとって大切な人たちと自分はどうやって繋がったのかを振り返ってみると、人脈を作ろうという意識でアプローチはしていませんでした。お互いが充実した日々を送ってきた結果、それをお互いが認め合い、あくまでも結果として人脈に発展してのだと思います。

そして、その人脈というのは必ずしも社会的ステータスが高い人を指すのではなく、何かと自分を気にかけて食べ物をくれる近所のおばちゃんだって立派な人脈です。

そのおばちゃんとのつながりは毎朝通勤途中におばちゃんが自営のお店の前を掃除しているときにおはようございますと声をかけたことから始まりました。

人脈をやたら口にしたがる人に限って、身近なコミュニティの何気ないつながりを軽視しがちです。職場のビルの掃除をしてくれる清掃員の方に毎朝挨拶をしたり、そういった小さな人間関係の積み重ねが出来る人に人脈って構築されるんだと思います。

外面

異業種交流会のようなパーティーで有益な人脈が構築されにくいのは、パーティーに参加する時点でお互いを利用しあおうという魂胆が透けて見えるからだと思います。人脈構築の意識でつながった関係性は残念な結果に終わってしまうことが多いんです。

有名人だとか、社会的地位が高い人の名刺を持ち歩いて、見せびらかす人っていますけど、そう言う人って、相手にされてないんですよ。せいぜい、利用されているだけで、人脈でもなんでもありません。

よそ行きの顔をして、ご大層な肩書きの人に媚び売って、名刺を恵んでもらう。気に入られて、パシリとしてお小遣いもらったり、身体差し出して、対価をもらっても、悪癖が身について、その後の人生にマイナス要素の方が多いと思います。

背伸びして、空威張りして、虎の威を借り、自分を大きく見せても、得になることはありません。まともな人には見透かされるし、呆れられるだで、同じように薄っぺらい人に一時的に興味持たれて、すぐに飽きられるだけです。

まとめ

意識高い系の人って、こういうパーティーが好きですけど、有益な関係を築けているのでしょうか?自分の快適空間を飛び出して、色んな人に会う、と言うことは良いことだと思うんですけどね。そこには本当の人脈はないと思いますよ。

身近な人を大事にして、きちんとコミュニケーションも取れない人が人脈とかおこがましいんですよ。まずは元気に挨拶をすることから始めて、差し障りのない世間話でもする関係を作れるだけのコミュ力を培うべきですよ。逆に言うと、そんなこともできない人は何をやってもダメです。

こういうのは悔しいけど、アングロサクソンが抜群に上手いんですよ。だから、彼らはコミュ力高いし、ネットワーク作りが上手なんですよ。良いところは見習うべきです。だから、今から身近な人に元気に挨拶しましょう。

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