じゃあ、少数派が勝つ

どんなことでもそうですけど、物事は少数派が勝つに出来ているので、人並みの考え方、行動をする人が大きく勝つことはありません。

秋元康さんがチャンスをつかむにはずっとその時点で待ち続けて、時計の針のように繰り返されるサイクルが巡ってくるまで同じ事を続けるしかない、ということを言っていたのをどこかで見ましたが、これってまったく王道中の王道の考えです。

つまり、ブームが来てから追いかけても間に合わないので、いつ来るかわからないブームを待ち続けなければ成らないってことで、秋元さんは過去におにゃん子で成功した手法を焼きまわしてAKBを始めて同じ成功を収めていますが、これは古いといわれた手法を愚直に続けて、一回りして新しくなるまで少数派に徹したからです。

だから、流行を追う人は常に多数派で、流行に乗りたい場合はどこかに山を張ってひたすら同じことをしながら待ち続ける必要があります。いつ来るか、わからないし、来ないかもしれないので精神的には相当きついですが、来た時には一番先の乗れるので大勝出来ます。

言い換えるなら、どんな芸をする人でも、他人の評価が気になる人は成功しない、と言うことになります。評価が高いことを後追いで始めても、もう先行者が大量に存在する状態になっているので、後発者に席がないからです。人と同じことをしたがる人は食い物にされます。

投資

多数派が買うときに売って売るときに買う。これが出来るなら、バフェット氏を超えられるでしょう。それが極めて難しいのです。景気、企業の成長は循環であることが多く、アップダウンを繰り返しながら大きくなっていくものです。

化け物みたいに増収増益を繰り返す企業の株はかなり高い位置まで買われるので、それはそれで少し減収しただけで売り込まれますので、どの程度かの差はありますが、アップダウンがあります。

その兆候の一つは信用取引情報です。信用の売りが増えると、徐々に買い圧力に転じる可能性があり、逆に信用買いが増えると徐々に売り圧力になっていくので、多数派、特に後発組はほとんど常に負ける、ということになりますね。

株価が冴えないときは鼻で笑って買いを入れず、上がってくると興味を持ち出し、ある程度上がったところで買いを入れる。買いを入れた辺りが天井になり下がってくる、それに耐え切れず売ったところが底、というパターンが最も多い負け組多数派の手法です。

政治

民主主義における多数派は勝てる、と言えますが、これも本当に勝っているのは多数派の支持を勝ち得るまでの雰囲気作り、対立構造作りを仕掛ける少数派が本当の勝者であり、そこに乗っかる庶民は勝っているとはいえません。

もし、政治の世界で勝ちたいなら、今更の共産主義者にでもなって、延々と共産主義を訴えたアングラ活動でもして、何かしらの転機を延々と待ち続けて、本当に転機が来たら、その時は革命軍のリーダーになれるでしょう。

常識的な人間ならそういうアングラ活動を鼻で笑いたくなるでしょうが、明治維新の志士たちはそういう立場で地下活動をしていたわけですし、本当に国のトップになりたいと願うなら、そういう突拍子のないポジションを取るしかないです。

どんなことでも反動があるので、資本主義、民主主義が否定されて、カリスマリーダーが社会主義を標榜して国作りをすることがないとは言えないです。もちろん、目先が変わったり、時代にあったスタイルにはなるでしょうけどね。

まとめ

どんなことでも逆張りしなければ勝てません。順張りするなら、初動で動く必要があり、それはそれで反射神経を問われるのでかなり困難なのです。だから、普通の人が成功したいなら、どこかのポジションを取ってひたすら同じことをしながら待ち続けるしかありません。だから、成功者は偏屈な人がほとんどで、爽やかな癖のない人なんてほとんどいないです。

女性の成功者が少ないのは、ほとんどの女性が他の人と違うことをするのを嫌がる為、何かが流行すると、びっくりするくらい同じ格好をするので見分けが付かないくらいです。男性でもウェーイw系の若者は同じ格好をしていますが、これも同じように成功する人はほとんどゼロです。踊らされるほうは成功しないんです。

若い頃、ホリエモンはアングラだった汚い東大駒場寮で生活して、汚らしいロンゲだったらしいですが、そんな感じの流行とはかけ離れた感性をした人ほど成功するもので、ホリエモンに限らず、たいていの大きな事件を引き起こす人はそういうものなんでしょう。成功しなきゃ、単なる変人ですけどねw

9+

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、少数派が勝つ」への15件のフィードバック

  1. 「勝つ」の定義にもよるでしょうね。
    天才とファッキューマネーを築いた人だけしか勝者と認めないというなら、勝者は必ず少数派になりますが、この豊かな日本に五体満足で生まれ、ちゃんと仕事をするorちゃんと教育を受けるだけでも世界的に見れば恵まれていますから、その場合は勝者が多数派になります。私も仕事があり、大して高い給料でもないですが生活には困っていないので、自分のことを敗者だとは思いません。

    日本は他の国に比べて格差が小さいので、敗者だからと言って必ずしも食い物にされることはなく、弱者様として偉そうにしていることも多いです。欧州にもそういった国は珍しくないようですね。
    一方、中国やアメリカ、韓国といった格差が大きい国においては敗者は徹底的に搾取され、まさに食い物にされている状況でしょうね。

    4+

    1. 勝たなくても負けなきゃ十分な生活を出来るのは福祉の整った先進国に産まれた特権ですね。負けても弱者様として権利の主張を出来るのは良い国の証明です。負けた人間を徹底的に食い物にする国もたくさんあります。

      シン

      2+

    1. 大勝ちするのは少数派、と考えるにしても、少数派であることは十分条件であって必要条件ではないです。
      少数派で敗者という人も大勢いて、そちらの方がずっと多いですから。

      1+

  2. 1.それなりの給与の仕事に就いていて(無職でも安定収入があればOK)
    2.家族(妻子のこと。親ではない)がいて
    3.健康である
    最低限これらの3条件を満たさないと少なくとも敗者なわけです。
    1については、昔の日本なら楽なハードルだったんでしょうけど、今ではきつくなってますね。
    2については、昔の日本はどんなクズでも結婚できていたようで、私が生まれた1970年代前半は45歳の独身男性なんてそうとうしょうもない人間しかいなかったようです。しかし、今ではまともな企業勤務や公務員で人格も変でもなんでもない独身男性も多いですね。
    3については、今の方が良いですね。
    まあ、なんだかんだで、1、2、3を満たしてる人が周囲を見る限りは多数派なんだと思いますよ。その中で上下はあるでしょうけど。多数派の中道の方が、ニッチな少数派に潜り込んで一か八かの先鋭的勝負をするよりは良いと思います。
    そもそも少数派で一か八かの勝負にかけるって全然ぬるりとはしてない生き方ですよ。

    2+

    1. 確かに1,2をクリアするの半世紀前の日本では余程のダメ人間でもなきゃ、簡単だったみたいですね。3は物理的健康は確保しやすくなりましたが、精神的健康は確保しづらくなった気がします。半世紀前の仕事って、拘束時間が長くても、中身はスカスカで、手書き伝票を半日かけて処理して、外周りに出かけて、帰りの電車で軽く飲んで帰社してほろ酔い加減で資料を事務員に渡して飲みに行く、みたいな風景がざらにあったと聞きます。今はそんなことは一時間くらいで処理が終わります。資料はメールで一瞬で届き、手書き伝票は機械的に処理されてバグチェックして終わりますからね。

      一か八かの勝負をするのはまったくぬるり的ではないし、私自身もしてませんしねw 一般論として勝ちたきゃ、少数派になって一か八かの勝負をするしかないってことです。

      シン

      1+

      1. このままですと2030年には、生涯未婚率が男性30%、女性20%を超えるようです。
        これはかなり凄いですよ。
        1、2、3を満たしたら、まごうことなき勝ち組と言える時代が到来です。
        「結婚して子供がいるなんて上級国民だ」
        等と言われるようになるのでしょう。

        1+

        1. 心身ともに健康で、結婚生活がうまくいっていて、そんなに悪くない仕事があるなら、本当に上級国民認定されてもおかしくない時代ですねw

          シン

          0

        2. 2は勝ち組になるために必ずしも必要ではないでしょう。
          独身(離婚を含む)の成功者なんていくらでも居ますし、安倍総理、イチロー、武豊、古田敦也のように結婚しても子供がいない成功者も数多いです。
          まあ、生物として見たら子孫を残すのが成功と言えますので、貧乏子沢山の方が子供のいない成功者より勝ち組だと言えなくもないですが、一般的には勝者の条件として結婚や子供の有無は関係ないです。

          3+

          1. 勝ちというよりは、どちらかというと負けてないための条件ですかね。
            1と3があっても、イチローや安倍総理レベルならともかく、会社や仕事をそこそこやれてます程度では2を補うほどではないでしょう。
            人にもよりますが、妻子ナシという隙間を金や名誉で補うほどなら相当のものが必要ですよ。まず凡人では難しいでしょうね。
            その点で、2は精神の安定という意味でかなり重要な項目と考えております。というか、2こそが最重要項目と言っても良いかもしれませんね。

            1+

          2. 勝ち組というのは他人が決めるものではないでしょうか。
            本人が決めるならイチローでも負け組と思っているかもしれないし、
            クソバカ,超級貧乏でも本人が勝ち組だと言えば勝ち組になってしまいます。

            1+

  3. 2.の項目は賛否あると思いますがどちらも正しいと思いますよ。
    774さんの言うとおり大概の人は誰でも結婚したいと思いますし、他人の結婚式に出れば独身者なら誰でもそれなりに僻み妬み根性は出るでしょう。
    逆にでらさんのご意見も最もで、別に突出した社会的成功者でなくとも夫婦円満とは限らずに別離、離婚した後でも会社の要になるような役職に就く方、自分の信念を持って活動してる方(自営業など含む)は十分に満たされた生活もいるでしょう。

    ただ、この場合の774さんの勝ち組のご意見に該当する方が相当絞られちゃうんじゃないかと思いますw

    話は逸れますが、個人的には議論する内容として結婚相手の有無はともかくとして、子供なしという点では年齢・病気(子宮頸がんなど)で持ちたくても持てない、産めない方もいるので同意できかねます。

    2+

  4. 皆さんのコメントを読むと内容が抽象的というかボヤけてるような気がしますね。

    温利さんが言う『少数派が勝つ』というのは、例えば平凡な独身男性が『若くて清楚で美人な女性と結婚=勝ち』と定義したならば、婚カツパ―ティ―や街コンブ―ムの時に波に乗り遅れまいとあわてて参加してももう遅いよ。目ぼしい女性は既に狩られてるし、残ってたとしても競争率も高いレッドオ―シャンだよ。
    だったら、まだ世間ではあまり認知されていなかったSNSを活用したマッチングアプリでコソコソと隠れた美人を一本釣りした方が効率的だよ。

    また今度は仮にFラン大学生『一部上場の大手企業に就職=勝ち』と定義したならば、リクナビ登録→合同説明会参加とか学生みんながやるような事を当たり前にするんじゃなくて、例えば就職した会社の人事部長の個人的なSNSを探し当てて趣味趣向を把握した上で、人事部長が行きそうな場所に積極的に顔を出して仲良くなって内定までねじ込んだ方が戦略的だよ。
    とかそういう話だと思うんですよね。

    なので、勝ち負けの定義付けの話はここでは畑違いな気がしますね。

    2+

    1. まったくそうですね。勝ち負けの定義ではなく、普通にポジション取っても達成不可能な場合は誰もしないようなことしないとダメだ、という記事の趣旨から完全に逸れてます。

      シン

      1+

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