じゃあ、学力は特別?

学力も一つの能力に過ぎないはずなんですが、特別かのように扱われるのに疑問を覚えます。

選抜

例えば、野球なら地域の少年野球クラブで飛び抜けた存在で物足りなくなり、リトルリーグチームを目指すことになると思いますし、そこで伸びなければシニアに上がらない。シニアでレギュラー取れない子供は甲子園常連校へのセレクションなんて受けないでしょう。

つまり、そもそも才能のあり、将来、その道で飯を食える可能性のある子供を伸ばす為に時間とお金のかかる進路があり、そこに到達しないなら、趣味程度の活動の場はあるわけです。近くのグランドで多少の技術を持つコーチに教えてもらって、似たような子供と試合をする程度のことを楽しめば良いわけです。

ほとんどの場合、ここには明確な選抜があり、本人の希望、親の期待だけでは乗り越えられない壁があります。そもそも目立つ才能がなければ、競争に参加することすら許されません。多くの競技は指導者が手弁当に近い形でやっているためでしょう。また、親も諦めがつきます。

学力

これが学力になると、全く並以下の子供でも厳しい競争に参加することが珍しくなく、都心部では当たり前のように、塾通い、何の特徴もない私立校に進学します。地方だと、受験に失敗した子供の受け皿として私立が存在しています。

私には、公立トップ校以下の進学実績しかない私立校の価値が理解できません。学力以外の特色があり、その特色に惹かれて行くならわかります。とんがった教育方針の学校もいいのかもしれません。

でも、その場合は学費は免除ですよね?特待生を招き入れるために一般生から搾取させれているのが特色型私立校です。搾取する側ならともかく、搾取されにいくことはないでしょう。搾取されることも気にならない富裕層なら話は別です。

親が見栄っ張りで特に学力に期待できない子供に無理やり中学受験させ、上手くそれなりの学校に合格できず、引っ込みがつかなくなり、地元中学に行かせられず、何の特色もない私立校に自腹で進学する、と言う感じでしょうか?

もう一つのパターンで理解できないのが、大学までついた付属校に入れることに一生懸命になることです。基本的に私立文系に進むことになるわけです。ほとんどの私立校は文系学部定員が8割以上ですし、付属校もきちんと理系教育をするわけではありません。自然と文系進学することになります。

私立文系で良い、というなら必死にならなくても楽に入る方法などいくらでもあります。単にその先に何かあるわけではないので、その解決法を持っているか?、と言う話になります。なぜ、お金、時間をかけて私立大付属校を目指すのか理解できません。

社会

学力を社会で活かそうとするなら、文系なら東大京大だけ、理系なら駅弁理系以上でしょうか?理由を書くと長くなりますし、散々根拠を示してきましたので、ここでは省略します。

このレベルに入ろうとするなら、公立トップ校で平均以上、二番手で上位二割、三番手で上位5%というところでしょうか?となると、そもそもここに当てはまらない子供の方が多いわけです。なぜ、学力で勝負させるのでしょうか?

学力では勝負できないとしても、勝負する分野は他にいくらでもあります。スポーツ、芸術などの特殊な業界でなくても、コミュ力、技能職、職人など、自分の特徴を活かした道があるはずです。その道を早めに見つけて、試行錯誤すれば、才能など大したなくとも、相応の成果は出せるはず。

どう考えても学力で勝負できない子供なのに、親のエゴで無理に勝負させて、本人はどんどん卑屈に拗らせていき、親子関係も悪化の一途、家計は火の車になり、一家離散のようなケースは珍しい話ではありません。

まとめ

学力を絶対視すべきではありません。二言目には偏差値が、学歴が、と学力が人物の全てを表しているかのような考え方をする学歴中毒者は少なくありません。その考え方を子供に押し付けると、全く良いことがありません。

特に世の中が流動化し、その時点でどんな技術、経験を持ち、どんな形で組織に貢献できるのか?を明確に問われる時代になると、何となく偏差値を追いかけて勉強してきました、というだけの人を維持する組織は持ちません。

逆に自分の好きな何かをやり続けられる意志を持った人間には色んなチャンスのある時代です。需給を見極めながら、自分のやりたい事、出来ること、その熱量を確認しながら継続さえすれば、メシを食うくらいのことは、そこまで難しい時代でもありません。

私が子供に期待するのは、xxx大、yyy企業に勤める、というような、しょうもないことではなく、自分と向き合って、出来るだけ自分の好きな事で、飯を食っていけることだけです。楽しくさえやっていれば、それで十分ですね。

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ニコ
1 year ago

シンさんの意見に賛成で全国屈指の進学校以外は公立でいいと思いますが、私立高校が安くなったり、ニッコマレベルの付属だったりすると人気が出てしまい中堅以下の公立が定員割れしたり私の母校も含めてレベルが下がってしまった感じがしますね。

1+
ニコ
1 year ago

私が事務職が嫌いというわけではなく文系の大学生が希望するような職種は消えているという認識を持ったほうがいいですね。
知り合いの会社では女の子枠の昔ながらのOLさんの採用がなくなり、派遣に置き換わったりしてます。
私の会社でも監理部門の年配の男性社員の居場所が減り無理矢理仕事を与えました感ある異動を転々としてます。採用でお世話になった人が弱々しく部分的な円形脱毛症になり、メンタルの休職はちょっと見てて耐えられないです。
大学の学部も文系学部で人気出していたところも小規模でも理系学部を作るところが増えているみたいでそれができないとヤバいと言われてますね。

3+
のり
1 year ago

私自身、高校時代に学歴信仰に毒されて、浪人してまでして、高学歴にこだわってしまった経験があったので身にしみます。

その頃は東大や京大に入れば安泰で、そこでないと入れない企業、つけない職があり、高収入の近道と信じ込んでいました。
入って就活した感想は、そんなことはなく、思った以上に幅広い学歴に開かれていて(リクルートのおかげで)、一部の外資系企業のフロント職、官僚、研究職以外は関係ないということです。
学歴なんて就活では、面接の印象でいくらでも逆転します。あった方がいいですが、クリティカルではありません。

私が学歴で得られると考えられるものは、自信と優秀な友人くらいだと思います。

高校生の自分に教えたいのは、高収入を得たいのならば、需給と差別化を意識しろということです。
世の中は需給で価格が決まり、仕事も例外ではありません。受験と違い、頑張る方向、評価の方向は決まっていません。常に変化します。お金が欲しいのならば
ただ闇雲に頑張るだけではだめで、頑張る方向を見極めて、研鑽するべきだと思います。
ここに気づかずにいい大学に行っても、薄給で働いている人が多かったです。
高校生の頃に株をかじっていたらまた違ったかなと思います。

6+
のり
Reply to  シン
1 year ago

自信については、その通りだと思います。現状肯定できるように常に頑張るしか維持する方法はありません。

ただ自信は正のループをするため、最初の自信がかなり重要だと思います。成果を上げる→自信をつける→さらに新しいことに挑戦する→成果を上げるというループに入るためには、最初に何かしら自信が必要かと思います。そういう意味で社会人数年目まで根拠のない自信を持てる学歴は有効である気がしますね。

学歴以外で何かしら自分に自信が持てている人には必要ないかと思います。

1+
くろねこ
1 year ago

母親と言う生き物は、子供に習い事をやらせるのが大好きなんですよねw
子供本人がやりたいと全く思って無くても
「私はあなたのためを思って習わせてるのよ!」
と心の底から本気で思っちゃってますので手に負えませんw

6+
くろねこ
Reply to  シン
1 year ago

確かにおっしゃる通りで、お勉強(学力)だけは、やる気を出して頑張れば誰でも向上するとの神話がありますね。
社会でお金を稼ぐにあたって、学力を要求される場面は、さほど無いので、適性が無い、低い子に無理してやらせるほどのものでは無いですよね。
思いっきり遊ばせてリア充能力を上げた方がましかも知れません(笑)

3+
いつき
1 year ago

教育なんて結局は、子供が将来自分で稼げるようにする為の物です。義務教育が中学までなのは非常に良く出来ていて、医者とエンジニア以外は、中卒の学力があれば十分なのです。職業に必要な技能は、就職して実地で学ぶかそれ用の専門学校で学べば事足ります。土建の作業員は中卒で技術を身に付けています。

大学が必要なのは、東大京大で学問を追及するか、医者・エンジニアになる場合だけです。よって、大学は東大・京大の全学部、駅弁大以上の医学部・工学部のみで十分です。それに連動して、高校の普通科も上記の進路を志望する生徒だけが通えば良く、それ以外の子供には高校など不要です。

教育の事となると、往々にして知識人・文化人・読書人とか称する穀潰しの寄生虫どもが屁理屈こねて改革を拒むので、無駄な教育を無くすためには強権発動が必要になるでしょう。

・東大・京大、医学部・工学部以外の大学は全廃。
・上記への進学目的でなければ、普通科高校も全廃。
・廃止された大学・高校の職員には、全員に一生生活保護を支給する。
…こうでもしなければ、自分たちの仕事の利権を守るために喚くので、一生の生活保障と引き換えに黙らせるしかありません。無駄な教育機関のゴミ処理代と思うしかありません。

・企業には、医者・エンジニア以外は中卒者の採用を義務付ける。
・高卒以上での採用は厳しく制限させる。
…高卒以上が今の院卒になる感じですね。中卒で就職が普通、もし高校以上に進んだら、その道で成功できなければ路頭に迷います。

これくらい思い切った事をやって、無駄な教育を無くして欲しいものです。

5+
dw
Reply to  いつき
1 year ago

いつきさんの主張は極端ですが、義務教育の重要性については同意です。
英語にしても、義務教育レベルの文法・単語力が身についていていれば英会話は可能です。
社会についても公民では日本の政治についてちゃんと教えてくれますし、家庭科では一応ちゃんと生きていけるだけの知識がつけられます。
しかし、高校受験のために受験科目以外の教科や受験で必要ない知識は軽視されてしまい、身についてないのが現状です。もっと義務教育を大事にしてほしいと思います。
個人的な感覚ですが、小学校の進み具合はとてもスローなので、現在の小学校6年間で学ぶことを5年に圧縮し、余った1年+3年で中学の義務教育をしっかりしていった方がいいと思います。経済やネットリテラシーなども勉強した方がいいです。現代の子どもは昔よりも頭がいいと思うので可能なはずです。

生きてくために必要な義務教育をする場が、高校もしくは大学受験の準備の場になってしまっているのが残念です。

4+
いつき
Reply to  dw
1 year ago

何かと批判されがちな日本義務教育ですが、社会生活で必要な必要最低限の能力を身に付けるカリキュラムとしては、割と良く出来ています。

問題なのは、それをしっかり履修している生徒が少ない事です。dwさんご指摘の通り、義務教育が高校・大学受験の準備段階となってしまっています。大学進学を目指さない層の子供は、無試験で卒業出来てしまうので、そもそも真面目に授業を受けません。

義務教育は高等教育の初歩過程ではなく、社会に出る為の教習所と捉えるべきです。卒業試験を課してそれに合格したら社会で働く免許を得られる、或いは成人として選挙権や財産管理の資格を得る、とするのが良いでしょう。

卒業試験は、5教科だけでなく、働く体力を身に付けるために体育、健康管理の為に保健、自立した生活のために技術・家庭科も実技試験を課すべきです。逆に美術や音楽は別に要らないと思います。ピアニカやリコーダーが吹けても、何の役にも立ちません。教材代も掛かるし、そんなのは各自が趣味で勝手にやればいいです。

そこからすると、私立中高一貫は極めて問題が多いです。小学校では学校の授業そっちのけで塾に通って中学受験対策をし、中高は大学受験対策に特化したカリキュラムとなり、実質的に義務教育を受けていないような状態になります。私文の場合は、名門大卒なのに義務教育レベルの理数系の知識が無い、なんて事が起きています。小中高大問わず、私立の学校は全て取り潰すか、フリースクールと同等の、正規の教育課程としては認められないものにすべきです。

2+
くろねこ
Reply to  dw
1 year ago

>しかし、高校受験のために受験科目以外の教科や受験で必要ない知識は軽視されてしまい、身についてないのが現状です。もっと義務教育を大事にしてほしいと思います。

→今の公立高校の受験だと、当日の試験と内申が1:1で内申重視になってますよ。
補助教科だからと音楽や美術を捨てると不利になります。

4+
いつき
Reply to  くろねこ
1 year ago

相変わらず読解力がありませんね。そのくせ言葉尻を捕えて屁理屈を捏ねて反論していい気になるのが大好きで手に負えません。本当に有害で迷惑な方です。仕事だったら絶対に関わりたくありません。

私が言っているのは、合理的な理想の義務教育の案です。体育・保険・技術・家庭科は卒業に当たって実技試験を課す事、音楽・美術は不要である事、を提案しました。現在の実際の中学生に対して、体育・保険・技術・家庭科を真面目にやっていない、音楽・美術はサボれ、とは言っていません。制度に対して批判と提言をしています。

内申なんて教師の主観で幾らでもいじれてしまうので、本当に知識・技能が身についているかの判断が出来ていません。そうではなく、教習所のように実技試験を課して、所定の技能が身に付いているかで卒業の合否を決めるべき、音楽・美術は科目そのものを廃止すべき、と言っています。

3+
くろねこ
Reply to  いつき
1 year ago

>相変わらず読解力がありませんね。そのくせ言葉尻を捕えて屁理屈を捏ねて反論していい気になるのが大好きで手に負えません。本当に有害で迷惑な方です。仕事だったら絶対に関わりたくありません。
→罵詈雑言、相変わらずですねw
事実を書いただけですが私の事が気に食わないんでしょうね。誰が言ってるかじゃなくて発言の中身を重視しましょう。
私も、あなたのような、すぐに大声で異論を封じ込めるようなパワハラ人とはリアルでは絶対に関わりたくないですけどねw

>制度に対して批判と提言をしています。
→これは仲の良い友人の雑談で楽しむものであって、赤の他人とネットで議論しても収取がつかず意味が無いと私は思ってますので反論は致しませんし、しなくて結構です。
このブログでは、現状は〇〇であるから、△△した方が効率が良い、という議論を重ねるのが有意義だと思っています。
ですので、くだんの件では、以前は一発試験重視だったのが、内申重視に変わってきてますよ、と事実を述べただけです。
ペーパー試験だけ出来ればOKという学力神話は学校教育の制度面でも後退しつつあるのだと思います。

4+
コロナの女王
Reply to  シン
1 year ago

社会学者の古市憲寿氏は一度も受験勉強しないで学者になったと発言していますw

氏はゆるく中学生活を過ごし適当に地元の二番手公立高校に推薦入学、そこでまたフラフラ過ごした後、
今度は慶應SFCをAO入試で受験、
詩を書いて合格w
そのまま大学院に進み、北欧かなんかのマイナーな小国に留学して、
スイーツ脳が好みそうな薄い本を書いて有名になり、
現在人気社会学者として、政府の仕事をしたりメディアに出たり引っ張り凧です。

受験勉強を完全スルーした氏は稀有な例として、些細なランクに拘って受験勉強なんてコスパが悪くて、特別する必要ないと思います。
現状の学力で入れる学校にそのまま入学して、入学後専攻科目に力を入れて、必要に応じて英語など勉強すれば良いのではないですか。

また私は付属校は肯定派です。
費用は掛かりますが、予備校や塾に通うなら同じです。
受験なんて1度すれば充分です。

受験に総力戦なんて、あまりに非効率で無駄が多すぎて、貴重な若い時の時間を浪費しているとしか思えませんね。

0
コロナの女王
Reply to  シン
1 year ago

あくまで現在ですが、高卒と大卒だと5000万程生涯賃金が違うとされていること、大卒ではないとエントリーできない会社があるので、とりあえず文理関係なく大学には進学して置いた方が無難ではないですか?
ヤンキー文化に耐性があったり、
年中人手不足の仕事でも働ける適正があるなら別ですけど、無い場合いきなり起業するわけにもいかないので。

また大学受験の為にもし公立高校で塾、予備校に通うと言うなら、付属校の方が良いです。
落ちるリスクもあり、勉強したのだからとランクにこだわり、試験を受けるのも1校だけという訳にもいかないので結構な費用が掛かります。
受験勉強などと無駄なことから解放され3年間好きなことをして過ごせるのも魅力です。
受験勉強を自分で少しやるだけで確実に受かる学校があるなら公立で問題ありません。
田舎は別ですが、付属校は首都圏に集中してるので通える子は選択肢に入れても良いと思います。

0
コロナの女王
Reply to  シン
1 year ago

なるほど、たしかにシンさんの仰る通り5000万円の差という話は信憑性ないですね。

大学については、やはり私は必須だと思いますが、これ以上続けても平行線なのでこれで止めます。

0
平凡なサラリーマン
Reply to  シン
1 year ago

シンさん 皆さん

私は今は、高卒より大卒の方が明らかに有利だとはあまり感じません。特に生涯賃金においてです。高卒の方が4年も勤続年数が長いです。大卒で転職を2回以上したり働かない期間があったりした場合
、生涯賃金はかなり減ります
。話はずれるかもしれませんが、35歳まで勤続年数×100万円を実行したか全くしないかこちらの方がかなり大きいと思います。死ぬまで大きく影響します。付属校とかどこの学校を出たとかは、たいした問題ではありません。

2+
どなるど
Reply to  シン
1 year ago

全日制である必要はないと思っています。

横から失礼します。私も全日制ではある必要が無いと思っているのでコメントします。

実は、私が20代のころ、修士号が取りたいと思って、色々考えた結果、放送大学大学院で修士号を取得しました。

進学にあたり考えた点は以下
(1)文系学士だったので、何の学術功績もないので、授業料免除は諦めないといけない(実費が前提)。だから、少しでも安いところ。

(2)社会人学生であるため、通学は不可。(今だとリモートが当たり前ですよね。)

(3)無駄に難しく無く、余暇で卒業・修了できること。(某通信課程は無意味に試験を難しくして通学よりも卒業・修了が困難だとデータで見ました。)

これらを満足させる学校は、放送大学だったのです。ちなみに英語名は当時Air Univ で、外人からは「空気の大学???」と思われてたと思います(笑)。

本題に戻りますと、修士とった後と、取る前で何か仕事で変わったことなどなく、それは予想通りでした。

この経験から、もし自分がまた人生をやり直せるなら、華のキャンパスライスは諦めないとダメですが、大学も放送大学に行けば、そこらへんの私立大学よりも格安で(卒業までに必要な学費は、約70万円)、通学も無く、時間も有意義に使えるのではないか。と思っています。

それで、新卒カードを使って、就活すればいいのでは?と思いました。別に、ブランド大学だろうが、放送大学だろうが、大卒は大卒です。

長文失礼しました。

0
チバ☆
Reply to  シン
1 year ago

>これ、よく引き合いに出されますが、どう言う統計を取ったのか謎です。
>だれか、この数字の根拠を知っている人いますか?調査法、サンプル数、サンプル対象者、有効回答数など、統計に最低限必要な数字を満たしているんでしょうか?

学歴別生涯賃金(年収)でしたら、厚生労働省が実施している賃金構造基本統計調査で得られる一次統計を加工統計することで算出しています。

ちなみに「一次統計」とは、統計調査の結果や業務統計から直接得られる情報(要は、「なま値」のこと)でして、
「加工統計」とは、一次統計に何らかの加工処理などを行って得られる統計情報のことです。
学歴別生涯賃金(年収)の他で有名なものとしては、生命表(死亡率とか平均寿命とか)、国民経済計算(GDPとかGNPなど)、産業連関表(経済波及効果などを算出する時に使う元のデータ)などがあります。

https://www.stat.go.jp/library/faq/faq16/faq16c07.html

賃金構造基本統計調査とは、国が主体なって行う基幹統計調査の一つであり、従業員(労働者)ではなく、事業主(企業)に対して、労働局や労働基準監督署を経由して、年1回調査を実施しています。
調査対象は、全国の「常用労働者5~9人の民営事業所のうち、企業の国内常用雇用者が5~9人である民営事業所」、「常用労働者10人以上の民営事業所」、「常用労働者10人以上の公営事業所」のいずれかに該当する「事業所(事業主)」から無作為に選出しています。

直近調査では、78,203事業所が対象となっていて、有効回答を得た事業所は56,651事業所で、回収率は毎年70%を超えています。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/chinginkouzou_01.pdf

>回答率が毎回下がっていますし、自己申告なので、どの程度の正確性があるのか?も疑問です。

この調査の信頼水準と標本誤差についてですが、国内の事業所数(企業数)は約150万。その中から、たった約80,000事業所しか抽出されず、なおかつ回答数は約56,000しかないのだから、真偽性を疑うとは思いますが、母集団数が100万以上の調査において、回答数が約16,000もあれば、信頼性は99%、許容誤差は1%になります。
また、細部の標準誤差率をみても、極端に労働者数の少ない一部の地域、層を除いて概ね5%以内を達成できているため、一次統計としての最低限必要な目標精度を満たしているので、十分正確性はあると言えます。

https://mirizerocket.com/2020/03/14/number-sample/
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/chinginkouzou_01.pdf

>また、高齢者の回答率が高く、現役世代、若者は低いのも、容易に想像できるので、きちんと情報が取れているのかも疑問です。

次に冒頭で、学歴別生涯賃金(年収)は、厚生労働省が賃金構造基本統計調査で得た情報(一次統計)を加工統計して算出していると書きましたが、加工についてはこういった手法でやっているようです。

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/kako/2021/documents/useful2021_21_p312-356.pdf

要は、生涯賃金(年収)は、実際に1人の人が生涯に受け取る賃金総額をそのまま示すものではなく、現時点での年齢別の賃金額が過去も未来も変わらないことを前提にしており、また、インフレやデフレによる過去と現在の貨幣価値の差については、過去の賃金を現在の賃金に置き直す処理をするなど、年々の賃金増減率を計算に入れてデフレートした上で合算しているようです。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/dl/03.pdf

>おじいさん世代ならかなりの差があるでしょうが、いまの若者だとどの程度の差が出るのか疑問です。

一つの可能性として、現実性は無視するとして、業種や規模に関係なく国内の全ての事業所(企業)が、学歴に関係のない同一労働同一賃金や成果主義の完全導入などが実現すれば、将来的に差は縮まると思われます。

最後に、なま値の一次統計データは別として、加工統計については活用するデータの取捨選択の判断などで、少なからず加工する者の恣意的な主観が入ってしまうと言われるため、中にはこんなデータは信憑性はない、信用できないと批判される方はもちろんいます。(アンチGDPやアンチ経済波及効果の方々)など

そういった方にお勧めなのがこの政府統計ポータルサイトです。自分もよく閲覧したり、活用してます。
https://www.e-stat.go.jp/

既出の賃金構造基本統計調査や国勢調査のみならず、過去に国が実施した全ての基幹統計調査の結果がなま値(CSV等)で保存されています。
自分も必要に応じて、様々な調査のデータを抽出しては、簡単な関数組んで、そこに抽出したデータを組み入れて当て込めて加工したりして、他者が発信する情報の精度や真偽性や自身の肌感覚との差を確かめたり、現状の把握や傾向、分析をしたりしています。

もし国が出している加工統計や他者が発信する情報が信用できない、信憑性ないと考えているのでしたら、自分なりに統計データを加工して答えを導き出すのも手です。まあ、ご参考までに。

2+
dw
Reply to  くろねこ
1 year ago

くろねこさん

軽視というのは、生徒側の目線ではなく学校側からの目線です。授業時間が少ないと思います。
例えば公民とか、歴史よりも実生活で使うことが多いのに駆け抜けてしまうことが多いと思います。

3+
くろねこ
Reply to  dw
1 year ago

>例えば公民とか、歴史よりも実生活で使うことが多いのに駆け抜けてしまうことが多いと思います。
→確かにそうですね。古代や中世の歴史なんて趣味教養レベルなので近代以降だけでいいでしょうし、法律、社会の仕組みと言った公民の方が実需がありますね。

3+
ニコ
1 year ago

予備校が出している勉強法動画を拝見すると中堅レベル(日東駒専レベル)なら無勉でも夏休みまで英語を単語、文法、構文、長文やって後は社会と国語を勉強すればなんとかなる的な感覚だから理系を選択させないんですよね。こんなのコピペやん。

2+
ニコ
1 year ago

なんだか理工系の学部に受験しないと入ってはいけないや留年や中退しちゃうからダメという意見が多いですね。
推薦や内部進学でも卒業すればなんでもいいと思いますね。

1+
ニコ
Reply to  シン
1 year ago

五科目(古文や2科目の理科など)まんべんなく受験勉強するのが苦手で数学や物理が教科書レベルの公式の理解や計算ができればついていけるとは思いますけどね。
古文とかは定期試験の範囲の訳を覚えて内申だけ取る
じゃあ、私立理系の一般でいいじゃんと言われてしまいますが。

0
dw
Reply to  シン
1 year ago

その「貧乏人」の定義や認識が間違ってるんでしょうね。
相対的貧乏か、絶対的貧乏か。正直、日本の平均年収や中央年収は絶対的評価をしたら貧乏人になるのだと思いますが、下には下がいるので勘違いしてしまうのでしょう。
あとは周りがやってるからっていう、同じじゃなければ不安になってしまう症候群なんだと思います。

個人的には、子どもを借金なしで大学まで出す+老後の時間がきちんと貯めてある、というのが最低限だと思います。これを基準に、余裕があれば支出を増やす算段をしてもいいのかなと思います。

0
平凡なサラリーマン
Reply to  シン
1 year ago

シンさん 皆さん

①計画性がないため、お金が足らなくなり子供に奨学金という重荷を背負わせる。
②60歳以降住宅ローンが続く。最悪の場合ローン破産して、家を失う。
③老後資金がなく、さらに子供に負担をかける。

私は今後この①②③が、どんどん増えると思われます。それも明らかに平均より収入の多い世帯においてです。
①②③、正に負のスパイラルです。私はこれで一番懸念していることは、子供まで貧乏になってしまうことです。正に毒親です。

0
いつき
Reply to  平凡なサラリーマン
1 year ago

将来借金を背負ってしまう不幸な次世代を増やさないためにも、国を挙げて高等教育の大幅な削減、中卒の一般化を積極的に推進すべきです。

何度も述べたように、医者・エンジニアになるのでなければ、高等教育などただの趣味、金と時間を掛けたカルチャースクール程度の物でしかありません。金と暇を持て余したごく一部の上流階級が箔付けの為に行くものです。

こんなにも無駄な教育が溢れてしまった原因は、結局は業界の利権です。必要もなく乱立した高校・大学の教師や職員、塾・予備校の関係者、参考書を売る出版社等々。我が子にも上流階級と同じようにさせたい、という親心に付け込んだカルト宗教みたいな物です。「壷を買わないと子供が不幸になる」を「高校・大学に行かせないと子供が不幸になる」と言い換えると凄く腑に落ちます。

だた現実問題として、大半の職では中卒者を受け入れていないので、この点は上から強権発動してでも中卒者の採用を義務付けるべきでしょう。ましてや、大卒だから自動的に給与が高くなる制度など論外です。むしろ、より若い内から職務経験を積もうとしているの分、中卒の方が大卒より「偉い」として高い給料を与えるべきです。

4+
平凡なサラリーマン
Reply to  いつき
1 year ago

いつきさん

コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、将来借金を背負ってしまう不幸な次世代を増やしたくないと思っております。社会全体にとっても、明らかなマイナスになります。私立中高はおっしゃる通り、
「金と暇を持て余したごく一部の上流階級が箔付けの為に行くもの」といった要素を持っていると思います。特に学費が高い付属校がそうです。少なくとも60歳以降も住宅ローンが続くそんな余裕のない世帯は、絶対にやめた方がよいです。私のある知人は、附属校に子供を2人入れました。6年間の費用を聞きまして、本当に驚きました。この知人は、サラリーマンではありません。
資産がかなりあります。住宅ローン等の借金は一切ありません。この知人は、医歯薬学部のない付属校に行っても意味がないと以前より言っていました。この点はいつきさんと考え方が似ています。この附属校では、学費が払えず退学する場合があるとのことです。決して余裕があるわけではないにもかかわらず、親の見栄で子供を入れたのでしょうか。
子供が本当に不幸になると思います。

0
たか
Reply to  いつき
1 year ago

>こんなにも無駄な教育が溢れてしまった原因は、結局は業界の利権です。必要もなく乱立した高校・大学の教師や職員、塾・予備校の関係者、参考書を売る出版社等々。

最も大きな利権を貪っているのは、文科省を筆頭とした霞が関だと思います。旧文部省時代から文系の私大を増設し続けており、少子化が社会問題化した21世紀になっても大学新設を認可し続けてきました。数えきれない程の私立大学法人の役員に文科省キャリアが天下っています。また私立大学の教授にはあらゆる省庁の官僚が再就職先として食い込んでいます。これは官僚は官費留学といって血税を使って海外の大学院に留学しているため、体裁上、修士や博士号を持っていたりするから都合が良いことも多いのです(それを見越して官費留学制度を維持しているとはさすがに思いたくはないですが)。キャリアだけではありません、ノンキャリも大学職員という形で甘い汁を啜っています。私大職員(教授ではありません)の平均年収は6〜700万円と言われており、東京六大学の大学職員の平均年収は1000万を越えています。ちなみにあるニュースウェブサイトの記事によれば2010年時点で152大学に計576人が天下っていたそうですが、もっといるんじゃないでしょうか?ちなみに国立大学の人事に関しては、かつては単なる省内人事異動であり、大学事務の役員は文科省の重要な再就職先でしたし(今もなお)、教授ポストも同様です。
文科省を中心とした官僚はこのようにして国の歳入という原資から間接的な形で盗み取り、自分達の私腹を肥やしているのです。しかしこれらの私立大学に対する私学助成金や無駄な科研費といったばら撒きは本当は違法なのです。そもそも日本国憲法第89条で「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は【●公の支配に属しない慈善、教育】若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。」とあり明確に憲法違反です。しかし官僚は自分達の利権のためにはいくらでもルールをねじ曲げますし、マスコミも追求しません。何故かというとFラン大の教授には元記者と言う肩書きを持つ者が大勢存在するという実態があるからです。大手マスコミに勤務している人間の中には、定年間近になると私大の教授ポストを貰うことに汲々としている人は少なくないのです。彼らは単なる学部卒であり勿論文系です。彼らは普段全然違憲でもないことを無理やり憲法を持ち出して振り翳すくせにこの私学助成という明確な違憲状態は完全に無視し、そればかりかFラン大学設置すら内心歓迎しています、自分達のポストが増えるからです。霞が関とマスコミの共犯関係ですね。
文科省は自分達の予算と権益拡大のため私大設置を常に画策し、財務省も教授ポストが欲しいから認めます(財務官僚はFランだけじゃなく一流大においても普通に財政学教授とかの椅子に天下ります)。
割りを食っているのは国民です。無意味に国庫の予算が使われているばかりでなく、世帯の教育費が増大し、そして何より最も貴重な子供の時間、とりわけ18〜22歳という人生にとって最も貴重な時間がごみ箱に捨てられています。
この問題は確信犯的に行われているので、国が無知なわけでも、馬鹿なわけでもありません(いや馬鹿なんですけど)。いつきさんは純真な方なんだと思いますが、だからいつきさんがどれだけ、「大学なんて必要ない!国は早く気付けよ!」と言ったところで国が、「確かにそうだ!今すぐ是正しよう!」なんて言うわけなく、彼らはせせら笑うだけでしょう。官僚は日本の未来ではなく、自分達が定年するまでの小市民的な役得にしか興味ないので。こうした問題は様々な日本の社会問題の根底に共通したものであり、私は今の政治によって変えられるとも思っていません。ある種の革命か暴力的な政変でしか解決しないでしょう。手もつけられないほど日本が没落するのが結局一番いい薬になるという気もするので個人としての最適解は、日本という国を憂いてストレスを溜めるより、ある種精神的に見限ってミクロでぬるりと生きていくのが一番良いと思います。

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平凡なサラリーマン
Reply to  たか
1 year ago

たかさん

「彼らは単なる学部卒」
これで大学教授になることに、私は非常に強い違和感を感じます。修士すら出ていない類が大学教授になるとは。ただこのような類は、他にもいるようです。学部卒の元銀行員が教授ではありませんが、特別講師をしているとかあるようです。このような大学教員が蔓延っている大学が、乱立しているのでしょうか。本当に無駄だと思います。私の知人ですが、建設会社に20年勤務しその後博士号を取得し、建築学科の大学教授になった人がいます。教授になったのは50歳過ぎです。いきなりなったわけではありません。元々修士卒で1級建築技師で就職しています。これなら非常によいと思います。現場をよく知っている実務経験豊富な教授は、大学にずっといた教授よりよいのではないでしょうか。マスコミとか銀行とかにいた学部卒が特別な専門をもっていない限り、いったい大学で何を教えるのでしょうか。こうなる原因として、学歴に対する考え方があると思います。学歴は普通、学部、修士、博士と上がっていくのだと思います。ところが一方で「大学のブランド力」という実態のないもので学歴を考える方々も多くいるのではないでしょうか。これなあくまで私の感覚ですが、「ブランド力」は私立文系を中心に序列があるように思われます。極端かもしれませんが、地方国立理系の博士よりブランド力があるらしい私立文系学部卒の方が高学歴だということです。

1+
たか
Reply to  平凡なサラリーマン
1 year ago

日本の大学教授には法的な資格要件が何も存在しないため理論上は教授会の承認があれば誰でもなることができます。

>現場をよく知っている実務経験豊富な教授は、大学にずっといた教授よりよいのではないでしょうか。

しかしマスコミ出身の学部卒は、まさにそうした建前で大学での職を得ています。特に新聞社の論説委員やテレビ局の解説委員といったポストから実質天下りのような形で大学教授になってしまっています。朝日とかだと一介の記者でも教授になっている例は多いですね。上智や日大には新聞学科もありますし、その他メディアなんとか学部とかいう馬鹿らしい学部学科がある私立大学はすごく多いです。有名大では客員教授という肩書きになることもありますが、Fランだと普通に正規の教授になってます。
これらは大学のブランド力が原因というよりも個人的なコネだったり既得権の継承といったりするものがほとんどだと思います。
大学教員の数は1950年は1万人弱だったのが現在は18万人以上まで急増していますし、社会人教員の割合は40%近くになっているみたいです。私立大学の文系理系の割合は5:2らしいので文系の教授ポストも多いのでしょう。めちゃくちゃ多いですね、こんなに文系の仕事ってないですよ。

6+
ニコ
Reply to  たか
1 year ago

たかさん
ヤバいと思っている文系だけの大学は体力のあるうちに情報学部だけでも理工系を作ってますね。

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たか
Reply to  シン
1 year ago

文系だと東大ですら学生は遊んでますから(公務員試験や司法試験の勉強はしていますが)、本当にカルチャースクールだと思いますよ。特に社会学とかになるといくらでも適当な分野で学問を名乗ることができますからね、趣味でやるならいいですがポスト作って税金引っ張ってくるので許せませんね。経済学部も会計や税法などの実学的分野だけ学べばいいと思いますよ。ミクロ経済学とかマクロ経済学のごく基本的なテキスト読んでも、何らかの公理や公準を見出している様態は見出せず、それに基づいて定理を導くという建て付けにはなっていません。理系の基準から見れば全く体系付けられた学問とはみなせませんし、あれは厳密な意味でのサイエンスですらないですね。文学部も東大と京大だけでいいでしょう。

こと教育制度ではアメリカを手本とするのは止めた方がいいと思いますね、昔の日本やヨーロッパのように複線型の制度にした方がむしろ自由な社会になると思います。年齢で輪切りにする日本型の社会主義から脱して、落第や飛び級も認める多様な教育システムにしてほしいです。単線型にするから悪平等意識が蔓延って、全国民を無意味な偏差値ピラミッドの序列の中に引き込もうとする認知バイアスが生まれるのでしょう。むしろ棲み分けた方が職人やエンジニアのプライドや矜持も今以上に育まれると思うのですがどうでしょうか?
新卒一括採用の弊害も少しは緩和され、雇用の流動性も高まると思います。

2+
いつき
1 year ago

どうも学歴の事となると、屁理屈捏ねて現実を直視しないバカが次々に湧いてきて困りますね。

勉強は中学までで十分です。それ以上の勉強が必要なのは、研究者・医者・エンジニアになる場合だけです。そうでないなら、勉強なんて将棋やピアノやスケートなんかと一緒です。出来たら楽しみは広がるでしょうが、別に出来なく困る物でもありません。趣味でやるのは自由ですが、なけなしの金を費やす程の価値はありません。

仕事柄、中卒の作業員の方々と多く接してきましたが、10代から厳しい現場で揉まれてきただけあって、技術も人格も素晴らしい方々ばかりです。荒っぽい方が多いので、業界外の方には誤解されて敬遠されるかもしれませんが。

それに引き換え、若い貴重な時間を役に立たない「勉強」もどきに費やしている普通科の高校生、医学部・工学部以外の大学生はニートと同じです。学費を食っている分だけ、ニートより悪質です。

3+
コロナの女王
Reply to  いつき
1 year ago

バカというのは私のことですか?
だとしたらとても失礼な方ですねw

> 仕事柄、中卒の作業員の方々と多く接してきましたが、10代から厳しい現場で揉まれてきただけあって、技術も人格も素晴らしい方々ばかりです。

そりゃそういう方もいるでしょうけど、そんな個別の例を出しても意味ないんじゃないですかw
私の知ってる方で付属から早慶理工
や早稲田法出身でとても仕事が出来て素晴らしい人格者もいますよ。

3+
くろねこ
Reply to  いつき
1 year ago

いつきさんは以前に、土建業界は、中卒高齢者が威張っててパワハラセクハラが常態化していて、折角入社した新入社員の院卒エンジニアがすぐに皆辞めてしまって、中年の自分が最年少社員です、とか書いてましたよね?
パワハラやセクハラは、いつきさんの中では人格者のする行為の範疇に入るという認識なのでしょうか?
これは煽ってるわけでは無くて、いつきさんの本ブログにおける、自分と意見を異にする方に対する言動から考えるに、そういう事が当たり前である認識なのかな?と疑問に思っているのです。

それと医学部と工学部以外を強権で廃止したら、大学経営の利益の大半が消えるため学費が跳ねあがると推測されますのでデメリットが大きいです。
強権を発動する、言説が多いように見受けられるので、そういう性格なんだろうな?とは思いますが、いちいち強権を発動しなくても、国民1人1人が賢くなって無茶な進学を減らせば良い話だと私は思います。誰も文系に進学しなくなれば自然と淘汰されるはずですから。

4+
いつき
Reply to  くろねこ
1 year ago

屈強で武骨な男たちが山奥の現場で肉体労働をしますから、世間一般の感覚からすればパワハラ・セクハラと思われてしまうような言動をされる方は多くいます。ただ、皆悪意があって嫌がらせでやっている訳ではありません。単なる職場の気風です。

重機の音が響く中で指示をするので、怒鳴るような大声でないと聞こえません。どうしても大声で怒鳴るように話すのが癖になってしまいます。飯場では同じように怒鳴って喋る男たちばかりなので、皆慣れていて気にしません。

一歩間違えば命に関わるような事もあるので、語調が荒くなってしまうのは致し方ありません。落石が来たら、丁寧に「石が落ちてきたので避けて下さい」なんて言っている余裕はありません。「避けろ!」と叫んでしまいます。うっかり鉄骨を落としたりしたら、「馬鹿野郎! 殺す気か!?」となります。

強権に関して例を挙げると、掘削機を使う時は防塵マスクを着ける、という決まりがあります。しかし息苦しいのが嫌、少しくらい粉塵を吸ったって平気、と言って、マスクを着けないで作業しようとする奴もいます。中卒の作業員に、今吸った粉塵が数十年後に病気の原因になる事がある、と説明してもなかなか理解してくれません。どうしても力ずくで従わせる感じの指導になります。傍からはパワハラに見えるかもしれませんが、作業員の安全を思いやっての事です。

また男ばかりの集団生活を送っているので、休みの日にシャバに降りた時は風俗が最大の楽しみとなり、少し酒が入って盛り上がるとそんな話題ばかりになってしまいます。肉体労働をする男性は男性ホルモンの影響が強くて、性衝動が激しくなる傾向にある気がします。

こういった特殊な業界なので、現代(と言っても20年近く新人採用をしていないので、2000年代前半の話ですが)の「優しい」コミュニケーションに慣れた若者にとっては、パワハラ・セクハラに思えてしまうでしょう。10代の頃から何十年も厳しい環境で働いてきたベテランからすれば、馴染めず辞めてしう若者に対し、軟弱で情けない、という印象を抱いてしまうのは致し方ない面があると思います。

6+
cw
1 year ago

生活保護ケースワーカーをしていましたが受給者100人中、大卒者は2.3人程度でした どういう因果関係があるのかはわかりませんが大卒資格があると下には落ちにくくはなるようです

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