じゃあ、コミュ力

コミュ力と一口に言っても、様々なレベルがあると思います。

基本

そもそもとして、挨拶もきちんとしない、お礼を言わない、謝らない、とかはコミュ力以前の問題だと思いますが、当たり前のことすらしない人が本当に多いと思います。それでは、周りから孤立しますよ。

仕事仲間は家族でも友達でもないので、言わなくてもわかって欲しい、というのは無理です。相手にわかってもらうための努力をしなければ、徐々に面倒になって無視されるようになるのは当たり前だと思います。みんな生きる為に必死ですからね。

何かしらの技術があれば、多めに見てもらえることはありますが、技術者なので最低限すらしなくて大丈夫なんてことはあり得ません。突き抜けた技術がない限りは出来るだけコミュ力を磨いた方が良いと思いますね。

努力

リア充社会のアメリカ人も元々コミュ力が高いのではなく、努力していると見受けられます。ジョーク、小ネタを常に用意していたり、大袈裟に親しさを示したりするのは、そういう人なのではなく、自分の存在を示すための努力です。

需給が怪しい資格、学位に取得に精を出したりするお金、時間を費やす努力はするのに当たり前のことすらしないし、コミュニケーションにおいて存在感を出すための努力すらしてないって、順序が全く違うんじゃないですか?まずは無料でできる努力からするのが先でしょう。

大袈裟だろうが、わざとらしかろうが、出来るだけ相手を褒める、相手からの要請はすぐに返信する、どう考えてもできない時はできるだけ早く断るとか、自分がやられたら嬉しいことを相手にする努力は出来ると思いますけどね。

才能

口先ひとつで巨額のお金を引っ張ってくる、とか、そんなコミュ力は努力で身につきませんよ。生まれつきそういう人なんだと思いますね。理由は不明だけど、常に周りに人がいたり、妙な迫力があって説得力がある人っていますからね。

こういう能力を身につけようとして訳のわからない自己啓発セミナーに参加しても無駄もいいところでしょう。そもそも、セミナー講師が出来るとすると、なんでしがないセミナー講師しているの?、という話ですよ。

とんでもないコミュ力の持ち主って、かなり若い時から伝説みないなものを持っているものです。孫正義氏は大学生にして研究者を口説いて成功報酬で翻訳機を開発してシャープに売りつけて億作った、とかみたいな逸話がありますね。そんなこと普通の人はやろうともしませんよ。

まとめ

まずは当たり前のことをしましょう、その次に無料でできる努力をしましょう、というだけのことです。とんでもないコミュ力なんて天性のものであって努力じゃ身につきませんよ。目指すだけ無駄です。訳わからないサークルだ、ボランティアだ、とかに参加しても意味ありません。

そりゃ、親が金持ちだとか、突き抜けた技術があるとか、若くて綺麗な女性だとか、なら話は別だと思いますが、ほんの少し他人より優れている程度なら当たり前のコミュ力もなきゃ、嫌われて当然だと思いますね。

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dw
2 years ago

「挨拶のコスパは最強である」
元々挨拶はする方でしたが、この言葉を聞いてより意識的にするようになりましたね

あとは相手を褒める、とかですかね

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もっちり
2 years ago

私は、顧客が抱える問題をコミュ力で因数分解してシンプルにして、技術力でクリアしてお金をもらっています。凡人なので、コミュ力と技術力のバランスで残りのリーマン人生を過ごしていくか。と考えています。
2~3年前から、うちの会社では中途採用が活発になり、この方程式を無視して、技術力一本勝負で顧客に食って掛かる若手(20代後半)が増えてきました。下請けにも態度が横柄で、社内の風紀を乱しているのですが、上は仕事ができるからと黙認状態です。コミュ力がもうちょっとあれば、伸びると傍から見てるんですけど、こういうのってどうやって伝えていいかわからないし、もしかすると、若手の時代がきているのかもしれませんね。(笑)

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