コメントでアニメの話題も出ましたし、完全に炎上しているDLEについての記事を上げます。娘さんの鼻につく態度がネット界を騒がせて、「女tehu」との異名を持っていますw 元気な若者だな、とは思いますねw
お父さん
椎木隆太さん、がDream Link Entertainment (DLE)のオーナーなんですけど、この場合、linkは自動詞扱いなので、Dream links to entertainment じゃないのかな?、とどうでもいいことを思いました。夢を語るのはともかく、夢という言葉を連発する人は詐欺師が多い、というのは通説ですw (私の中では)
この隆太さんはバブル時代のソニーで、かなり好き勝手やらせてもらったようで、入社翌年の何もわからないガキがシンガポール駐在、数年後にはベトナム、ハノイ支社長なんかをして、帰国して、事業の立ち上げをさせてもらったみたいです。フワフワしたことで生き残っていけるコミュ力の鬼、強運の持ち主だったのだと思います。
そして、ソニーでのサラリーマン時代にアメリカ向けに日本のアニメを輸出する仕事を通して、経験を積み、起業してやるんだ!っと決意して、FROGMANというアニメーターを見初めて、彼に全力投資をした結果、「鷹の爪」というアニメが成功して、イケイケになり、上場までこぎつけることに成功した起業家です。アニメに疎い私でも見たことがあるので、有力IPなんでしょう。
炎上
案の定、たまたま上手く行った起業家にありがちな海外志向を見せて、日本を制してもないのに、海外事業に踏み込みます。持分非適応会社という形でアメリカ、台湾進出をします。おそらく、オーナーの個人出資だから、持分法適応なのでしょうか?しばらくは赤字の垂れ流しになることは見えているので、連結にしなかったのでしょうが、今回、清算するほどの債務超過になりました。
また、TGCというイベントも買い取ったものの、この商標権でもトラブルを出しており、グチャグチャになって、きちんと運営して、利益を出せるのか怪しい感じです。それに関連して、協業を予定していた中国企業に裏切られて、ガツンと特別損失をだして、大炎上しました。もう、DLEには希望という希望がありません。
未だに「鷹の爪」関連に支えられて、なんとか経営している状態なのに、そのIPでは支えられないほどの出血をしているので、立ち直れるかは怪しいです。それで、130人しかいない会社で20人のリストラをするというのですから、優秀な人から先に出て行くでしょう。この手の産業は人が命なので、人に見放されたら、復活はありえません。
娘さん
椎木里佳さんは「女子高生経営者」というお父さんがプロデュースしたIPなんですよ。だから、何をやっているのかはよくわからないけれど、やたらとマスコミに登場してはそれっぽいことだけ吹かしまわるので、ネットでは蛇蝎のように嫌われ、ヘイトを一身に集めています。
私は全然年代が違うので、調子に乗っていても、特になんとも思いませんが、目に見える成果もないのに持ち上げるのは誰にとってもいいことないのにな、と思います。自分で何かやったわけでもないのに、周りがちやほやするため、本人も勘違いしますし、その後の人生が狂ってきます。
それでも、お父さんは上場して、創業者利益を得てますから、遊んで暮らすことくらいは出来るのでいいのかもしれません。お父さんが「子供は大いに勘違いさせよ!」っと言っていますし、特に何の技術もなくとも、強運、コミュ力を武器にして、上場までこぎつけられることは証明してますので、嘘はついてませんね。
まとめ
このまま行くと、「鷹の爪」が飽きられるまで、延々と続けて、飽きられたら、やることがなくなってしまいます。まあ、IP育てるのにもお金が要りますし、株価がこれだけ冷え込んで、かなりきわどい資金繰りをしているので、お金が回らないかもしれません。赤字を隠して、MSワラント発行したり、第三者割当増資もして、市場からは相手にされないでしょう。
個人的にはIP産業が大きくなって、クリエーターが増えて、待遇が良くなって欲しいな、と思うのですが、この会社の人員を見ても、プロデューサーという名の間接人員が多すぎるんですよ。プロデューサーなんて、IPごとに一人いればよくて、クリエーターこそたくさんいると思うんですけど、違うのでしょうか?
産業としては頑張って欲しいですけど、DLEが破綻してしまうと、怪しいイメージが付きまとうなぁ、と思います。やはり、炎上商法みたいな注目の集め方を平気でしてしまう山師みたいな人がトップの会社だと、クリエーターでなく、怪しげな人ばかりが声の大きな会社になってしまうのかな、と思います。
tehuは、ネット上でネタにされたり、大学を2留したりしていますが、親が金持ちなので、どう転んでも安泰なので、羨ましいです。
大学生でタワーマンションに住んでるのは次元が違いますね。
また、女子高生社長は親の力を借りた社長ごっこにすぎず、大学生社長はよく見ますが、高校生以下の社長はあまり見たことがありません。
知ってる限りでは、小学6年生で社長になった米山雄斗くんくらいです。
本人がそれでいいなら、周りがとやかく言うことではないです。DLEに関しては個人投資家を食い物にするような資金調達をしているので、どうか、と思いますが、それも投資は自己責任だ、と言うなら、投資家の責任です。
米山くんに限らず、神童と呼ばれる子供が大人になって、並みになってしまうことは多々あり、並みで終わらず、転落することすらあるので、大人はそっと見守ってやることが大事で、彼らが子供だからでなく、誰が見ても客観的に素晴らしい業績を上げてから、賞賛してあげればいいのです。
シン
DLEの話題が出て驚きました。
いろんな業界の会社情報をチェックしてらっしゃるんですね。
趣味と実益を兼ねて、いろんな企業のIRを確認しています。たまにおっ!と言いたくなる銘柄に出会えます。
シン
私もシンさんの企業分析シリーズが大好きです。自分の持ち株も記事に載るのをそっと待っています。