じゃあ、早期留学

このブログでも早期留学について話題になっているのですが、改めて整理したいと思います。ここでの留学を自宅から通えない学校、組織に行くこととします。

小学生

小学生が留学するとなると、親について行くか、親がついて行くのか、の二択になるでしょう。韓国人なんかは親子留学が流行っているそうで、シンガポールでも割と姿を見ます。サッカーなどのメジャースポーツでもありますね。

この時点だと、なんとなく何かを身につけさせたい、というだけの曖昧な目的しかないのだろうと思います。どんなことでも目に見えて才能があるとは言えない程度であり、センスがある、とは評価されても海外に行くほどの価値はないでしょう。

英語ですら小学生の頃に何年か英語圏に居たくらいでは、圧倒的な英語力は身に付きませんし、何かを特別なことを学ぶには小さすぎます。異文化を経験できて良い経験でした、という程度の意味合いを超えることはないでしょう。

この年代だと、ほぼ何もしなくても光るものがなければ、そもそも才能などないと言っていいのだと思います。少しでも早く始めないと才能を伸ばせない、と煽りまくる教育産業の人はいますが、嘘だと思います。

たった10歳でフルスカラーシップを取ってスペインに渡ったサッカー、久保さんみたいなケースは例外であり、リスクも高いです。海外だと失敗すれば、全てを失いかねないくらいのダメージを受けます。だからこそ、家族同伴での留学になるのでしょう。

中学生

中学生になると、明らかな才能を示す人も少なからず現れます。単身で行くなら中学生くらいが最年少なのかな?と思います。ただ、この時点でもリスクは高いと思います。義務教育を半ば放棄して挑戦するわけですからね。

それでも、他人が才能があると判断してお金を出しているならリスクを取っても良いのではないかな?と思いますね。お金をもらって行く以上、プロとして扱われたわけですし、自己責任です。

失敗例が無惨すぎてUEFAは18歳までのプロサッカー活動を禁止にしました。早い時期に才能を見せても十代後半で伸びるのかは判断がつかないからでしょう。個人的には15歳までで良き気もしますが、過渡期で試行錯誤中ですね。

中学生で自費留学は本当にやめた方が良いと思います。義務教育中ですから失敗して帰国すると、もはや元の道には進めなくなる可能性が高くなります。カリキュラムが違うのでついていけなくなります。

親に金、コネがあれば、上手くいかなくても掬いあげられると思いますが、一般家庭なら落ちぶれて行くのを見ている他になくなる可能性が高いです。ここまでが早期留学の範疇であり、うまく行った場合の見返りも大きいが、失敗すると取り返しがつかなくなる可能性が高くなります。

高校生

個人的には、フルスカラーシップが取れる高校生は積極的に行使したら良いと思います。海外、他県でも行ったら良いと思いますが、プランBは用意しましょう、というだけの話です。大人とは言いませんが、自分で判断がつくでしょう。

今の大学受験制度なら英語圏に高校遊学して、最低限の英語だけ身につければ、他の科目無視で文系なら潜り込むことも可能です。それっぽくさえなれば、どうとでもなるだけの自信がある、プランBがあれば、良いと思いますね。

野球留学するにしても、国内ならカリキュラムは同じだし、最低限高卒資格は得られるならどうにもならなくなるほど追い込まれることもないでしょう。フルスカラーシップ組なら大学もフルスカラーシップの推薦でいけるでしょうしね。

自費で他県に野球留学するというならアホか?と思いますね。自宅から通える強豪校で充分です。そこですらレギュラーとれるか怪しいからフルスカラーシップの誘いが来なかったのでしょう?現時点では才能は認められてません。

大学生

大学でフルスカラーシップが取れるならガンガン行ったら良いと思います。最近、一般家庭出身でネットで情報集めてフルスカラーシップを取り、アメリカのトップスクールに進学する例が出てきました。

もちろん、大学に入っただけで得られることなんてありませんが、他人様のお金で勉強出来るなら、どんなこともありがたい話です。その特権を活かさないなんて勿体ないと思います。

ただ、英米だと元々の学費が高い分、スカラーシップという名の免除規定が無数にあるので、多少の値引きを得られる程度でバカ高い学費、生活費を払うだけの意味があるのか?はよく考えた方が良いと思います。

アメリカの大学スポーツはセミプロです。フルスカラーシップ組、それ以外、という形になり、それ以外で入学しても、ほとんどチャンスを与えられません。フルスカラーシップを得られる大学の中から選んで進むのが一般的です。

まとめ

どんなことも同じですが、他人様がお金を出すのか?ということが目安になります。お金を払う側はお客さんであり、その人に才能があろうが、なかろうが、将来どうなろうが、他人には責任を取りません。その責任を親が取れるなら良いと思います。

前にサッカー少年で日本代表どころか、県代表にすらなってない子供が、中卒後に自費で南米に渡る、という記事を見ました。流石にそれは危なすぎると思いますね。にわか仕込みのスペイン語で現地の高校に行けるわけもなく、中卒でアマチュアレベルのチームに参加するとか、自殺行為です。親が大金持ちなのでしょうか?

リスクなしで成功はありません。ただ、それには客観的な目安が必要です。繰り返しますが、その目安とは他人様のお金を使ってやれることなのか?ということです。そうでなければ、リスクを最小限にして取り組むべきだと思いますね。

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ベル牛
2 years ago

私も早期留学は反対ですね。
特に小中学生の年齢でスポーツ分野は やめておいた方がいいと思います。

スポーツの場合 
 私がやってたスポーツだと 体格が 並みはずれていて 小学校の時 自分の住んでいた県・隣の県で全国1,2位 とっていて、東京の中学にスカウトされて進学していました。結局一人は 中学大会で結果残せず 消息不明 もう一人も 元の県に戻って 転校していました。
詳細不明ですがケガなどが原因とは思います。 

相撲などはもっと顕著で 小学生だろうが無差別で戦うので 極端に体格がよく、それなりに動けると 全国大会何連覇もして、県外の相撲強豪校に進学することが多いです。 

未来の横綱なんて騒がれても 体格だけで勝ってるような子は 
ケガして伸び悩んだり、細かい動きや技術面がおろそかになってしまって
中学・高校で伸び悩んで かつてのライバルに負けてしまうことが非常に多いです。

私も階級制競技やってましたが 体重増えると本当に動きにくいので たんに運動神経が悪くてどんくさい以前に
体重増えると 技術的な向上はかなりハンデになるとは思います。

小学生くらいだと あの貴乃花のインタビューなどを見ていても 小学生の時はかなり無邪気な感じでしたが、中学生の時では振る舞いもかなり大人っぽい自己を抑えた感じだったので

自身で実際に判断つけて 進路を決めるのは彼レベルでも難しいと思います。 

正直指導者側も、体格だけよくて 伸び悩む可能性高いとか ケガのリスク高いのは重々承知しているとは思いますけど、 全国優勝者に声かけずに 2,3位の子に声かけるのもおかしいですしね。

体格の大きな子にも ケガのリスクを抑えて しっかりと基礎体力を作り、技術指導をしっかりしてくれる 角界でいう3年先を見据えて長期的な指導をして下さる方なら 思い切っていく価値もあると思いますけど。 その辺も含めてちゃんと熱意もって説明してくれて、本人も覚悟決めてるなら
中学位から言ってもいいとは思います。 ホームシックなどにかかる可能性も高く 学業ほぼ捨てることになるので それでもリスク高いですけど。 才能があってもプロとして食ってくのならそれくらいのリスクはとらないと厳しいとは思います。

最悪、近くの高校や大学・社会人の方に胸を借りて練習などすれば 練習相手にも困らないでしょうし(相撲の場合 競技人口が少なくて 練習相手が いなくて留学する人多いみたいですけど)
スポーツでの進学する必要性は薄いかなって思います。

全国でトップレベルでなくても 競技によりますけど ベスト4,8以上など規定以上の成績を収めると
関東大会・近畿大会・四国大会みたいな 全国大会うじゃないけど、県大会より上位のレベルの大会があって、それに出ると スポーツ推薦・成績次第での特待生などの話が来る場合もあります。

単なる推薦なのか 特待生をとれるかは学校の方針や、成績などによっても変わるので一概に言えないですけど、このレベルだとスポーツで食べてくレベルになるのはかなり厳しくて 大学進学や、大学卒業後のセカンドキャリア見据えて動かないと厳しいです。 

体育会系でもコネが強いところだと 単なるバイトより割のいい酒場の用心棒や 警備みたいな仕事割り振ってくれたりもあるみたいで 大学くらいまで残って ある程度実績あると、なんだかんだ金銭的なうまみもあるみたいですけど・・・

それでも普通に勉強して 就職の良い工学部行った方が、卒業率9割くらいはあるし期待値としてはいいと思いますね。 特待生で学校はいると スポーツ第一になるので現役で入るのかなりきついですし。

2+
ベル牛
Reply to  シン
2 years ago

スカウト側(学校や 相撲部屋もですけど) 入るまではお客様扱いで 未来の横綱だとか ここに来て 全国大会を目指そうとか ふわふわした口当たりのいいこと言うにきまってるので 勉強嫌で仕方なかったり 親や親せきがやたら騒いだり 正常な判断難しいと思います。

その道で飯食ってるアスリートが 身体能力テストみたいなの受けてて
この位の身体能力は 必要ですとか 高校生・大学生くらいのときは この位できました
みたいな情報があれば 参考にはなると思いますけどね。

陸上や重量挙げだと 高校記録とかは調べると出てくるので 自分の立ち位置はわかりやすいとは思いますけど

ただ中学生くらいだと 身長いきなり伸び悩む人も少なくないので どれくらい体格かわるか
わからないので やはり 中学生くらいから 早期のスポーツ留学 県外の下宿はオススメしませんね。

>>高校生ですら単なる推薦入学で下宿してまでしてスポーツやる価値があるのか?と思います。特待生が取れない時点で、そのスポーツで飯を食うことはほぼ無理でしょうし、親は経済的な負担が大きいです。

ある高校では武道系の指導で、 監督の家に下宿という形で全員住んで 
中学時代は全国大会に出れなかった選手が 高校時代に全国トップクラスの選手に成長したり、団体戦でも 県外の小学校から武道漬けの超エリート校を倒すほどに成長している学校があります。 武道系って個人競技なのでかなり、メンバー間どうしでもギスギスしやすいんですが チームメンバー同士の雰囲気も良いらしいです(傍から見た分には)。 これはかなり驚きました。 

武道の場合だと 警察・自衛隊だとかなり優遇されますし、警備員などもそうでしょう。
実際こういう環境で文字通り同じ釜の飯を食った 友人は一生の付き合いになりうるでしょう。 実際に下宿する 武道漬けは かなり覚悟いりますが こういう環境なら本人が覚悟あれば 一考の余地はあるかな?って思います。

ただ、警察などは スポーツの適正以上に 超縦社会で不規則な生活になるので それに適性あるかの方が重要ですが そういう世界が合う人もいるようです。

競技でガチで食ってく場合だと
重量挙げで 日本記録持ってて オリンピックや世界選手権出て、メダル狙えるというくらいの選手が仰ってましたが、一年契約で 仮に怪我したりして記録少しでも出せないと 即契約解除で 職失いますって ハッキリ言ってたので メジャーでないスポーツだと 安定したマネタイズ本当に難しいのが実情みたいです。

しかも個人競技で 記録残せるような 追い込める人って 
youtubeみたいな 視聴者に合わせて 話する ファンサービス的なの てきめんに向いてない人多いので 安易にyoutubeやっても しんどいだけになりかねないよなぁとも思います。

マイナースポーツでも日本トップレベルだと 割りきって やれればなんだかんだ注目されて 割と割のいい稼ぎくらいには落ち着きそうな気もしますけど、着地点として 魅力あるかどうかっていうと???って思いました。

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ベル牛
Reply to  シン
2 years ago

そうですね
技術に関しては 
その道で有名な選手で まともそうな人に連絡とって お金払うから教えてくださいって言えば 指導受けることは可能でしょう。 
youtubeなどの無料公開されてるような情報見てるだけではダメでしょうけどね。

そもそも才能合ったら そういう伝手は自然と広がりますね。

遺伝子的な検査に関しては 
リスクなどを理解したうえなら 自分の判断ですれば?って思いますね。
個人的には ある意味才能の限界とかが 早くわかるのがいいのか 残酷なのかはわかりかねますけど。
 
遺伝子ドーピングっていうのもあるらしく ここまでくると何でもありだなって思いますけど 実用化されてるのかはわかりません(検査できないですし 絶対黙るでしょうし)。

若手のアスリートでタバコぷかぷか、暴飲暴食、女遊びもやりたい放題なんていう人はほぼゼロでしょう。強い意志を誰が判断できるのか?は本人、親にもわからないところで、客観的なテストもないだろうと思います。中学生くらいまで真面目な子供が、高校生ぐらいで一気に荒れる子供は全く珍しくありません。

ここなんですけど、私が知ってる範囲で 全国大会狙える トップ狙えるような方でも 喫煙者かなり多い印象です。 一人は中学生から吸ってたよってハッキリ言ってました。

実際 大学以上のレベルになると 膝や腰痛めて手術したり・痛み止め飲んでる人が殆どらしいです。 これ武道やラグビーのような身体接触激しいスポーツは特に顕著ですが バレーもそうらしいです。

競技レベル高くなると かなりギリギリまで追い込んでストレスもやばいので、
女遊びやたばこ・飲酒など あまり親元ではやりにくいような 遊びも身を滅ぼさない範囲でなら やって免疫つけておくのもいいのでは?って思います。

元々興味ないのに強制されたりしたら最悪ですけど。 下手に大人になってこういうので身を亡ぼす人も多いので 羽目を外しすぎなければ小さいうちに遊びの味?っていうのを知っておいたほうがいいのかな?とも思います。

アメリカで禁酒法制定した時の方が 社会荒れたっていうのも有名ですし。

やはり、余程のことがないと、中高生は親元から通える範囲で頑張って行くのが良いと思いますね。

これに関しては、完全に同意します。 ほぼ100%の人はは特定の分野で食ってけるだけの才能はなくて 多少光るものはあっても、そういう意味では凡人なので、まず地元でできることを探して徹底的にやればいいと思います。性格的なことを考えても県外や国外まで出るのが向いている人は、特に今の時代少ないと思いますし。

スポーツだったら 大学生と練習して胸を借りたり 社会人チーム・県警にお世話になるなど できるでしょうし 凄い厳しい練習はできると思いますよ。

別に高校だって逃げはしないので 才能が有れば転校するという方法もとれますしね(実際に柔道元金メダリストの石井慧さんは 高校が 大阪の進学校 清風 → 国士館に転校しています)

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ベル牛
Reply to  シン
2 years ago

現役トップ選手で喫煙者は少なくなってきているように思います。

確かに今の現役世代で20代前半から中盤くらいの方だと ヘビースモーカーや嵌め外してアルコール大量に飲むような方少ないとは思います。 実際にはもう伝手ないのでわからないですけど。

煙草に関しては値上げがかなり響いてるとも思います。
スポーツやってちゃんとした食事やサプリ取るだけでも相当負担重いですし、それに加えてバイトなんてやったら 精神ぶっ壊れます(私がやっていた協議で全国狙える友達は、現役時代にバイトを週二回やったら間違いなくぶっ壊れるって言ってました)。

競技の技術の進歩・栄養学・解剖学などのスポーツ科学の進歩によって 食事・睡眠・トレーニングも 最適解に近いこと解明されつつあるので 求められる節制度はかなり上がってきていると思いますね。 しかもいまだと SNS等ですぐ炎上しかねないのでどこでガス抜きするんだろう?って思います。 

最近は日本人も大型化してきた影響もあると思いますけど、身体接触激しい武道系や、ラグビーみたいなスポーツだと 単なるケガじゃなくて、半身不随や、まともに歩けない位の重症になる人も少なくないですし プランBどころかまともに仕事できなくなる可能性も少なくはないです(実際高校・大学で 全国行くレベルの知り合いが居て 聞いてみると 多分そういう例実際に聞いたり見たりしてると思いますよ)。

あとは
ドーピングの問題もありますね。 これは勿論違反ですが
仮に組織ぐるみで、チェックの仕方を熟知した 医師などが協力して 血液検査などのデータを取りながら 検出されないように使用したら 内部告発でもないと ばれないでしょう。

ドーピングと言っても
ステロイドのような筋肉増強剤だけでなく 階級制の競技などでは
利尿剤
やせ薬

などの薬品を使うこともあるそうです。 特にやせ薬は 失明や、死亡するリスクが高いヤバいものもあるそうです(DNPって呼ばれてるものです)。

シークレットレース(小学館文庫)
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC-%E3%83%8F%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%B3/dp/4094088016/ref=asc_df_4094088016/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=280521076991&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=8021265042263812577&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009492&hvtargid=pla-579830789727&psc=1&th=1&psc=1

という本で 実際に組織ぐるみで ドーピングをした例 + トップ選手を勝たせるために チームメイトがアシストする様子が書かれています。

トレーニングや減量なども アスリートレベルだと間違いなく ケガギリギリまで徹底して追い込んで体を痛めつけないと競技としては勝てないので、健康被害などのリスクを承知しても使用している人も中には いるでしょう(個人的かチームとしてやってるかはどうかとして)。

ドーピングは 競技性のフェア性も損ないますが、 何より最近は 未成年の使用者や一般人も 安易に手を出す人が 結構いるようです。 

筋肉増強外来と言って、医者がステロイドの一種を処方して 血液検査までしているみたいですし(月10万位かかるみたいですけど)。 個人輸入して副作用ガッツリもらってボロボロになるよりいいのかもしれませんが。 競技レベルの向上によって 隠れてドーピングというのは今後かなり爪痕残しそうな気はします。

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ベル牛
Reply to  シン
2 years ago

どうですね
飲酒や喫煙など かなり社会的圧力が強くなりましたね。 
最近なんてコロナの影響で youtuberが集まって 飲み会しただけで 相当叩かれていましたし(youtuberって世間のニュース疎くて 感覚ずれやすいと思います)。 影響力考えると確かに軽率だったとは思いますけど 炎上してるのみると SNSの怖さが身に沁みますね。 並みのメンタルだと続けられないと思います。

ちょっとしたことで炎上しかねないので、ストレス半端ないと思います。 

ドーピングがあの手この手で忍び寄るのは当然でしょうね。何かで突き抜けることが出来ない選手は当然手を出したくなるでしょう。

実際問題
試合に勝てば フルスカラーシップや 企業への雇用やプロ狙えるなど、実利伴うメリットが大きい場合
どうしてもチラつくと思います。

真剣にスポーツで追い込んでいたら
ケガして 辞める人なども絶対見てますし
精神的にも肉体的にも ケガギリギリまで追いこんで
健康的とはいいがたいので 薬を使うのとどう違うんだろうっていう葛藤も産まれます。

勿論 ばれたら 自分だけじゃなくて 指導者やチームなどにも多大な迷惑かけますけどね。

実際自分が同じ立場で 天国か地獄かの当落線上に立って 絶対使いませんって 明言できるか?というと難しいですね。

ドーピングは 
マスキング剤を使って 検査をすり抜ける
そもそも検出が難しい成分がある(らしいです)。
などの手法もあるそうで、 個人でやる場合ならともかく チームで 医者やトレーナーぐるみでやられたら まずバレないだろうなぁとも思います。

検査自体費用誰がもつの?って問題もあり、手間もかかかるので

実際アマチュアの大会だと ほぼ検査されないでしょうしね。

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ベル牛
2 years ago

早期留学の件で

スラムダンクの井上雄彦先生が バスケで有名になった恩返しに 
スラムダンク奨学金という形で  一年間アメリカのプレップスクール(日本で言う 高校4年生相当?)に無料でバスケ留学できる制度があるそうです(概要リンク以下です)。

http://slamdunk-sc.shueisha.co.jp/program/index.html
 
奨学金に含まれるもの
日本 – アメリカ間の航空運賃
アメリカ国内の移動に関わる費用
派遣中の寮費 (食費を含む)
学費
保険代

で最低限の生活費はほぼ無料になるようですね。
さらにこの奨学金は
・奨学生の留学後の進路についても記載有
・受け入れ校での審査があり 該当者なしの年もある(第5回でハッキリ受け入れ校がコメントされています)。

と非常に生徒の今後のことなども考えた真面目な奨学金という印象です。

安易に海外でプレーや留学したら 鬼のように伸びて変わるということはないと思いますけど
渡航後の進路についても公開されていますし、個人でスポーツ留学するより遥かにチャンスとしては恵まれているのではないでしょうか?  

実際奨学生は 日本に帰国されて プロリーグの選手として活躍されたり、そのままアメリカの大学に進学されている方が殆どのようです。 ケガなどで挫折して 消息不明になることも少なくないですが そういう方が居ないようでそれは本当に素晴らしいと思いました。

井上先生が日本のバスケ界を盛り上げるために、今後プロリーグと コラボなどもするかもしれませんし、その時スポット当たる可能性は 現実的にあり得るでしょう。

それでもほとんどの方は 結局日本に帰ってきていますし、プロとして活躍できる期間よりも
その後のキャリアの方が長いので 才能に恵まれていても 長期的に見たらやはり厳しいとは思います。
それでもアメリカでプレーするのは かなり金銭的に難しく 才能があろうが中々現実的に挑戦はしがたいと思います。それを好きな漫画の先生に背中押してもらえるのは 非常に夢がありますよね。

ここからNBA選手が出て 井上先生と対談したり スラムダンクの選手のプレーを再現したりとかするかもしれませんし そう言うのが今後の メディアミックスというかスポーツでもはやってくるかもなぁとは思います。

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ベル牛
Reply to  シン
2 years ago

>>現実としてルートを提示し、活動報告、その後をきちんと調査する。その上でやりたい人をきちんと審査する。対象者がいなければ、無理に選ばない。本来、奨学金とはこうあるべきです。

本当におっしゃる通りですね。 大会の順位や、学校の成績(内申点)で機械的に声かけていく 推薦・特待生制度よりずっと、選手の今後などの情報も開示されていますし良い制度だと思います。 スカウトする先生自身が身銭切らないので 学校だと 機械的に声かけていくって部分どうしてもでますしね。

実際に目を見て ここのプレーや 技術などに光る面があってどうしても欲しい! 可能性あるよ! っていう熱量が本来必要とは思います。

私も日本の教育レベル・環境だったら 海外への留学は大学からで十分だと思います。

スラムダンク奨学金とれるくらいなら 間違いなく全国トップレベルですが、その彼らでも英語環境への適応に苦労したり、プレーする機会が殆ど与えられなかったり(一年しかないですし)、金銭的負担少なくても 得られる成果がほぼないリスクは相当しょってるなぁとは思いました。

全国トップレベルの選手が 本人望んで 世界の頂点目指せば その分野に興味持つ人も増えるでしょうし そこに集中投資するのはいいと思うんですよね。 もしかしたらNBAで活躍して外貨稼ぐ選手が出るかもしれないですし。

マネタイズできないと メジャースポーツとして発展していかないですけど

スラムダンクは 超能力スポーツではなく実現可能な技術なので、 漫画の名シーンを 解説入れて 実演したりしたら 今の若い世代にもまた凄い人気出る可能性ありますよね。

そういうyoutubeチャンネルやれば 副業レベルとして十分なレベルの収入は取れそうな気もします。

井上先生が、 スラムダンクのドリームチーム vs スラムダンク奨学生チームの試合描いたりしたら 凄い盛り上がるでしょう。

こういう良心的な奨学金で 活動に賛同で来たら 気軽に投銭・支援できたら
もっと選手への支援も進むと思うんですけどねぇ

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Last edited 2 years ago by ベル牛
ベル牛
Reply to  シン
2 years ago

シンさん

井上先生は スラムダンクの漫画内でも
日本でトップクラスの才能を持つ 谷沢選手が 指導者の安西先生の方針に従えず 反発して 単身渡米するも

・英語力不足でチームメイトや、コーチなどともうまくコミュニケーションがとれない(これはスラムダンク奨学金で実際に留学されてる方も同様の壁に当たってますね)
・チーム自体のまとまりもなく 谷沢選手の持ち味がほぼ活きることもない環境

で 結局安西先生も まるで成長していないと 絶句してましたね。

その後谷沢選手も 海外に留学して 自分より強い・上手い選手に揉まれたら成長の飛躍に繋がると思っていたが そんなことなくて 非業の運命をたどっていましたね。

漫画とはいえ 安易に海外にスポーツ留学しても、得られるものはなくボロボロになる可能性はあるよというのは 非常にリアリティがある描写でしたね。

その描写とリスクを鮮明に描写した井上先生が スラムダンク奨学金という形で アメリカへのバスケ留学を 後押しをしているというのは 非常に興味深いですね。

ただ安易な後押しでなく

・学業面もしっかりやって アメリカの大学進学して授業についていけるだけの成績と英語力をつけるように 強調している(第五回の該当者なしの時に はっきり大学への学業準備を厳しく求めるとコメントしていますね)。

・奨学生の方の経過報告は 記事や 本人のSNSアカウント・ブログなどで公開する。

をしているのは 谷沢選手のような悲劇を出さない為に しっかり考えているのだろうなぁと思いますし 受け入れ先の学校にも 単にバスケ一辺倒でなくて、学業面やコミュニケーション面をしっかりして実績のあるチームを探したうえで説得されたのだろうなぁと思います。そういう意味では非常に考えさせられました。

 慣れない異国の地で バスケ漬けで ほぼ英語のベースなかったら
一年の間に 学校の授業についていけるだけの英語力を身に着けるのは 相当難しいとは思いますけどね。 選手やコーチの指示・コミュニケーションとれないとどこかで伸びが止まるとは思います。 

力士の場合も外国人力士が強くなるのは 親方の言うことが理解できるようになって 技術が身についてからだといいますし。

1+
ベル牛
2 years ago

長所も短所も見える 仙台育英、全90選手の能力数値化
https://www.asahi.com/articles/ASP6K3521P6JPTQP00D.html

野球で選手のレギュラー選考に 選手の能力(球速、ベース間のスピードなど)を 数値化してデータベースにして 選手と監督などが自由にアクセスできるようにしているそうで、それをレギュラー・ベンチ入りに役立てているそうです。
実際のレギュラー選考の流れは 記事だと

仙台育英のベンチ入りメンバー選考の流れ・春、夏の宮城大会前、新チーム移行時、冬季練習開始時の年4回、測定会を実施
・「投力」を球速、本塁から二塁間の送球などで、「走力」を盗塁、二塁打走などで、「打力」を打球速度、飛距離などで測定
・測定会の数値をもとにレベルが高い順にA~Dにチーム分けし、リーグ戦を行う
(1チームの野手は12~15人、投手は別途、各チームからの指名に基づいて分配する)
・一定期間のリーグ戦優勝チームの選手が公式戦でベンチに入る
・先発メンバーはリーグ戦、対外試合(練習試合)での個人成績などをもとに決定
・優勝チーム以外から、リーグ戦、対外試合の個人成績などをもとにベンチ入りメンバーを追加

とのことです。実際数字だけに頼りっきりというわけでもなく チーム内での試合などを通じて それで最終決定はするようです(肩強くてもノーコンとか、試合になると急にポカする人などもいるでしょうし)。

実際能力的に卓抜した選手は 監督・コーチ・他のメンバーもわかっているでしょうから、
能力を数値化したからといって レギュラーメンバー大幅に変わるかというと そんなことはないと思います。 レギュラー当落線上の選手が ベンチ入りするかどうかとかそういう部分では、かなり効いてくるとは思いますけど。 それに学校の部活レベルで ベース間の距離のスピードとか 正確に測れるのか?とは思いますけど。 普通の部活だとストップウォッチ位しかないでしょうが あれ相当誤差出ますし。
 
が以下のようなメリットがあって 数値化のメリットは大きいと感じます。
・選手全員の能力が 数値で見える化されるため 自身のどこを伸ばせば 評価されうる? 戦力となりうるかわかりやすい。
・数値で自分の立ち位置が見えるため レギュラー・ベンチ入りした際に 納得しやすい。
・選手の入団テストなどをする場合に指標ができる。

実際数値で どこがあれば 試合に出れるなども 監督と選手でコミュニケーションうまく取れれば
間違った方向性で 努力せずにすむし、 代走や守備固めなどで活路見出した選手もいると思いますね。 

数値を盲信する必要はないですし、 細かすぎても手間ばかりかかって 本質的な部分を見失いかねないですが
数値化できる部分は どんどん数値化して 上手く選手の管理に落とし込めたら かなり効果あるのでないかと思いました。

大学受験なども こういう方向性に進めば ミスマッチ減るかなぁとも思います。

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