就活生は全く来てないですが、頑張れ、就活生と言うことで、就活がらみのネタを書きたいと思います。就活関係って、広告価値が大きく、大手がお金をかけてSEO対策をするので、ぬるりが上位には来ないんでしょうね。
評価
基本的に日本企業、在日外資はABC形式で面接者を評価します。新卒、特に文系だと流れ作業的に面接をして見て、感じの良い順にレーティングしていき、規定数だけ次のラウンドに送り、内定を出していくことになるわけです。
A評価だと、文句なしで次のラウンドに進むことになり、B評価だとキープ、C評価だと不採用となります。悪名名高いサイレントお祈り、をされるのはB評価の人たちであり、A評価の人が辞退すると、B評価の人が呼ばれ、規定人数に達した時点で、締め切りになるので、どうなるかは流動的だからです。
これはどの時点で同じです。書類審査の段階だと、ポチっただけで、その記憶すら定かではない為、数週間後、忘れた頃に面接の案内が来たり、一次面接、二次面接くらいだと、一週間くらいして諦めた頃に次の案内が来るのは評価Bで、辞退者が出たり、規定人数に達しなかったからです。
ブランド企業だと、完全に上から来るので、最終面接以外では合格者だけに連絡する、と言い切ることもあり、嫌なら来るな、と言えるくらい強気ですが、一般企業がそれをすると、悪評が絶えなくなります。最近はSNS、企業情報サイトが充実して来て、舐めた態度はすぐに書き込まれます。
人事はサラリーマンなので、ノルマがあります。一定以上のスペックを持つ応募者を段階に応じて、何人以上集める、という目標を達成する必要があるので、キープを減らさないように、キープを悟られないように行動するんですね。人事の不手際で、会社の悪評がネットに流れると、消すのは相当大変です。
書類
新卒は学歴が最初に見られます。日本の就活は一括採用です。ある程度の規模の企業は応募者を学歴で区切らないと、あまりにも多くの人がエントリーしてくるので、収集がつかないからです。これはしょうがないと思いますよ。
確率としてランクの高い大学の方が有能な人の割合は高くなるし、人事もサラリーマンなので、明らかにランクの低い大学出身者を見込んで、採用して使えなかったら、配属先から文句が来て自分の評価が下がってしまうので、無難にいくしかないです。
転職、中途採用だと、職歴が見られるので、学歴が同じレンジで固まる新卒に比べると、割と広いレンジで採用者がいて、新卒なら学歴フィルターに引っかかって、面接までたどり着けない人が採用されていることも珍しくないです。
どうしても行きたい会社があり、新卒でダメなら、理系ならロンダするのもありですし、文系なら関連職歴を充実させてしつこく求人に対して応募し続ける、と言うことになりますね。理系でも関連職歴を磨くのは当然出来ます。
本来は大学ランクより、現場が欲しているスキルのマッチングをすべきなんですが、日本企業はそれが出来てないことが多く、ミスマッチを起こしていることが多いので、新卒一括採用はやめた方が良いのでしょうが、一度根付いてしまうと、そう簡単には変わらないものです。
面接
入って数分の印象で、大まかにイメージはつくと言われるので、新卒は余計なイメージをつけない為に紋切り型の格好、髪型で望むわけです。勝手なことを言いますが、私ならサムライカットに和装で面接に行って、それでも面白がってくれる人たちと働きたいですねw
あとは文系新卒ならコミュ力くらいしか見られず、そんなの大学と関係ないでしょ?と言いたくなるようなバカらしい話を盛りまくれるバカさ加減が見られるだけで、スキル、経験は関係ないと思います。
理系でも、日本企業って、さほど専攻と想定配属先のマッチングをきちんとやってないような所が珍しくないので、他人に流されるように仕事を決めてしまうと、勤務先と一連托生の社畜になってしまうなぁ、と思います。
きちんとこういう技術が学べて、こういう風に活かせる。それがどんな市場価値を持つのか、という育成プランを語ってくれる面接官が上司なら良いと思いますが、内定時点では配属先が決定してないなら、いくら良いことを言われても、机上の空論ですね。
お互いになんですけど、会った瞬間に嫌な感じを受ける人はどんなに努力しても仲良くはなりませんし、面接で感じた違和感はおおよそ正しいことものなので、安易に内定くれるから、と嫌な感じのする会社には入らない方が良いと思います。
まとめ
面接結果なんて、そう大したことではないので、人格否定された、と思わずに淡々と受け続ければ良いと思います。面接官が圧迫面接してくる会社はそういう会社、最低でもそういう人なんです。社外の人間にタメ口使って来たり、上から目線で来る人が上司、先輩になったら、酷いことになるでしょうし、入らない方が良いんです。
持ち駒がないと不安になるのは人事、求職者同じことなので、手当たり次第に条件の合う仕事を応募して、同時並行で進めながら、自分に合う会社を探したら良いんだと思います。自分を極度に偽って内定を取っても、そのキャラをずっと続けるのは苦痛だと思いますよ。
転職だと、在職中に活動すれば、すぐに食うに困ることはないですし、冷静さを保てますので、よほどの事情がない限りは次を決めてから、やめた方がいいです。猿は次の枝を掴んでからしか、ぶら下がっている枝を離さない、ということです。落ちたら、這い上がるのは大変ですからね。
学歴で線を引く際に有名私大を優遇して、マイナーな駅弁を避けるのはかなり理不尽だと思います。有名私大ならOBがいるので無難ではありますが、貧民はは地元の駅弁しか行けません。
また、会社を辞めてから新会社で試用期間が始まりますが、その試用期間中に切られると、試用期間中に切られたという経歴が残り、詰みます。
日本企業も出戻りOKにして欲しいですね。
新卒一括採用、終身雇用、年功序列を引きずった組織体系なので、そうなってしまうんですよね。他の国では大学ランクはレンジでしかなく、専攻、専攻に対するマッチングの方が大事です。アメリカでは名前の知られる大規模州立大学有利、無名な小規模私立大不利なんてことはありませんね。出戻りも少なくありませんし、お互いに良くも悪くも割り切ってますね。
シン
私もいろいろ面接しましたが、今の会社にはここに入社するんだなという気がして入社しました。
ただし、本社と現場は違いますし、上記のように配属とその人の学生時代の専攻と違う配属をされるため働いてみて合わないなと思いました。
いろいろあって本社勤務になりましてまあまあ私の気質にあってるんだなと思っています。
予感って割と当たりますから、良くも悪くも何かの縁を感じたら、やってみると良いのでしょうが、日本社会はやり直しに不寛容なのは嫌だな、と思います。
シン
なんか面接ってお見合いみたいですね。
いろいろマナーはあるけれど、最低限以外はあまり演技しないほうがいいのかな?とも思います。