日本企業はなんで残業になるかって考えてないし、解決しようとすらしてません。残業とは男のロマンwなんでしょうか?
量
根本的にどれだけ頑張っても、定時間内にこなせる量でないなら、人を増やすのか、やり方を変えるしかありません。どんなに熟練した作業者であっても、一件当たりの仕事時間を減らすのは限度があります。
だから、担当者が物理的に無理なら、きちんと定量的に無理です、と管理職に説明し、いつまでに対策してください、と伝えたらおしまいです。それで対策しないなら、辞めるか、終わってなくても帰るだけです。それ以上の責任を取る義務はありません。
システム
その作業を早く正確にこなすためのシステムを考えるのが管理職の仕事であり、それができないなら管理などしていません。仕事量を減らすためにソフト、ハードという武器を用意してくるなり、効果の薄い作業を省いて、なくしてしまうのもいいでしょう。
例えば、パソコンで文面を書いて、プリントアウトし、ファックスを送り、相手の担当者に電話する、という作業をメール連絡だけにすれば、10分の1以下になるでしょう。相手がどうしてもファックスを欲しがるなら、パソコンから直接ファックスするシステムを入れるだけです。
態度
元からやる気がない、ダラダラしている、ということが原因なら何回か警告して解雇すればいいです。日本では解雇ができないので、用事もないのに客先に出かけて喫茶店でお茶をゆっくり飲んだり、ショッピングモールの駐車場で昼寝してから戻ってきても平気ですし、軽い横領をしている意識がありません。
その代わりに経営者はサービス残業を強いたり、有給休暇の申請を拒んだりするのでお互い様みたいになっており、この悪循環を変えない限り、どうせ仕事を終えても、定時には帰れないから徹底的に手を抜いて、定時が終わってから真剣に仕事をして上司に頑張っているアピールをする人がいなくなるわけないです。
まとめ
緊急時は別にして、日常的に定時で帰れない、というのは何かしらの事情があり、その原因をしっかりと究明して対策をするのが管理職の役割ですが、日本企業ではそんなことは求められておらず、経営者の我儘を肯定して鬼軍曹していることを求められています。
こんな状態で日本社会が標準的に裁量労働制になれば、経営者の怠慢、我儘はどんどんエスカレートして、過労死する手前まで働かせるでしょう。まずは管理職に本気で残業を減らすために対策を出させて、効果が出せない管理職は平社員になってもらうことから始めないとダメです。でも、そんなことをする会社はないでしょう。だって、経営者が残業を美徳だと考えているのだから、それを忖度するのが中間管理職の役割ですw
ホワイトカラーが残業する理由って申請をすれば無条件で残業代が出るからなんですよね。つまり、残業することに対してインセンティブがはたらくような設計になってるからです。
前職だと管理職一歩手前だと残業代4000円/hくらい出てたみたいです。そりゃあ残業しますよねw毎日1hするだけで20営業日換算で+8万円/月ですから。
私も残業代欲しいからワザとゆっくりしていました。
今は企画系の業務で裁量労働かつフレックス(コアタイムなし)で、給料が基本給+見込み残業代(58時間分)が固定給になっているので、長く働いても働かなくても給料変わりません。そしたら長く働かない方が得になるので法定労働時間内で仕事を終わらせてます。
日本以外の給与制度ってどうなっているんですか?年俸制が主流何ですか?
>日本以外の給与制度ってどうなっているんですか?年俸制が主流何ですか?
ホワイトカラーならアメリカは年俸制、シンガポールは月給制で、ボーナスは業績がすごく良くなければ、一ヶ月が基本です。残業代は出ませんが、残業も緊急時以外はありません。
見込み残業代という存在自体が残業を前提としてしまっているので、本末転倒です。月の見込み残業代58時間というのが完全に36協定無視してます。元から1日10時間労働という労働条件になってます。
Tさんのように比較的待遇のいい会社ならともかく、みなし残業代を払うことで、定額使いたい放題にしている会社も少なくなく、10時間程度のみなし残業時間を超えたらべつに払う、と言いつつ、とても申請できる雰囲気になく、かと言って早く帰ると圧力がかかるなんてことは珍しくないと思います。ここを変えない限りは裁量労働制になんて移行できません。ブラック企業が大手を振って無駄な残業させます。
シン
残業なしで業績が上がれば真似するんでしょうけどね。
決められたルールで業績をあげる努力をするのが経営者の役割です。ルール違反しないと利益を上げれられないなら商売をやめるべきです。
シン
定時退庁を若手と組んでやった事があります。前担当のおばちゃんは
毎日10pmまで残業をして業務を片付けていたみたいですが馬鹿々
しいので、VBAでプログラムを組み、毎日定時退庁を実現しました。
でも、上司の受けは良くなく、より忙しい所に配属され参りましたが
そこでも、何とかプログラムを組み、定時に帰っていました。そんな
に暇ならと人員を削減され、同僚の不評を買ってしまいました。
だらだら残業で職歴を重ねてきた連中には、定時に帰ると言うこと自体
が理解できないのでは、プログラムを組むのも分からない上司から見ると
遊んで、仕事をしているように見えていたようです。
担当レベルでシステム改善しても、自分の縄張り侵された、と無能管理職が怒り出し、生活残業している横領労働者に石を投げられます。これを変えるには法律しかなく、残業を原則禁止、違反者は懲罰的罰金を課すしかありません。その前に裁量労働制を導入すれば、残業代を含んだ給与体系になるだけです。
シン
経営者は、サービス残業や休日出勤して有給も取らない社員の方をがんばってると見なしますしね。特に年配のオーナー社長はその傾向が強いですw
残業についてですが、仕事ができる社員とできない社員を比較した時、それぞれの業務スピードに差があるのは仕方ないですが、できない方が残業が多く残業代をもらえるシステムは何かいい方法がないかなーと考えてしまいます。特に設計などの技術職の方が顕著なんじゃないでしょうかね?
時間で給与を決めるより、出来高制の方が良いのでしょうか。
出来高制にするには職務領域を明確にした上で、どれだけの成果を上げているのか?を管理者が把握している必要がありますが、日本企業ではそうなってませんから、残業している人、有給を取らない人が頑張っていることになってしまうんですよね。
シン
みんなと同じようにしないといけない文化なのでしょうね。小学校から中学に上がった時の違和感。
同じ制服を着て、同じ行動をすることを求められたり、部活に入れば先輩よりも早く動いて、雑用やらされたり。
結局、カレイみたいに地面に這いつくばって上の動きを見てることに慣らされてるんですよ。
一部のサイコパス系の変わった奴が出てくることはあっても、日本の教育からは残業忖度体質、直せないでしょうね。
孤立する勇気と図太さを持っていき、自分が万が一偉くなったら、制度を変えていくことが必要かもしれませんね。
「『ゾーン』かつ相場の心理学入門」という本に、「マーケットのせいにするな、自分の心を変えろ」と書いてありました。まさにそのとおりなのかもしれません。
>孤立する勇気と図太さを持っていき、自分が万が一偉くなったら、制度を変えていくことが必要かもしれませんね。
自分が変わる、自分が変える、しか打開策はありません。相手が変わってくれること、誰かが変えてくれることを望んでも、まったく意味ないんですよね。
シン
飲み会も仕事の話をするなら残業ですし、飲食しながらできる仕事の話なんて限られているでしょうから、減らせない仕事とは言えないと思うのですが、男のロマンですかね。断れないと言い切る人がたくさんいます。
飲食しながらのミーティング自体は世界中どこでもあり、日本独特の習慣ではありません。役職が上になればなるほど、避けられなくなります。VIPレベルだと私邸で食事しながら兆レベルの話をすることもあります。例えば、孫正義さんは割と自宅に取引先を招いて食事しながら投資案件を交渉するようです。
日本が特殊なのは何の権限もない平社員が同僚と頻繁に飲みにいくことだと思います。そんなのは仕事でもなんでもありません。単に家に帰りたくないだけでしょうねw でも、韓国は日本以上に飲み会に行くそうです。そして、ひどい残業らしいですw
シン
恒常的に残業が生じているのに人を増やさない管理職とは何なのでしょうか?とにかく末端のスキルに期待する一方の属人的な方策から、残業を発生させない仕組み作りへの転換を急いで欲しいですね。非常に矛盾していることとして、管理職の目標設定が予算内のプロジェクト達成を謳っているせいで、予算オーバーをしても無理やり数字をいじくって、予算内ということに事実を捻じ曲げてしまっているのです。そのため数字上は人もモノも足りていることになってしまっているのです。これは日本の多くの企業に多かれ少なかれ見られます。これが行き過ぎたのが東芝のチャレンジ制度でした。一体何のための管理なのか分からなくなりますね。
またこれは何度も言いましたが、スキルのある人に負荷が集中しすぎてますよね。自分の頭で考えず、言われたことしか出来ない人や責任を取らない人のスキルや意識を向上させて、スキルの高い人のフォローを行わないと日本は本当に大変なことになりますよ。私たちはこれしか出来ませんと甘えている場合ではありません。このままじゃスキルのある人が日本に見切りをつけて、ぶら下がれる人達がどんどんいなくなってしまいます。もっと危機感を持たないといけません。