コメントでノット思考、という議論がありましたが、これについて考えてみます。
楽
否定って楽なんですよ。文句ならどんなアホでもつけらます。人、モノ、企業、なんでも悪いところの方がよく目につくもので、それに対する否定をしていれば、それっぽくなり賢くなったような気がするんでしょう。
居酒屋でクダ巻いてるダメオヤジ、井戸端会議で愚痴ってるダメババアって、対象に対してそれっぽいことは言うんですよ。自分の事を棚にあげてひたすら文句言ってりゃ、正義を背負って気持ちいいし、相手が似たポジションなら、共感もしてくれるだろうから最高です。
自分の権限の方が強ければ、相手をいくら根拠もなく否定しても反撃くらいませんし、相手は黙って独演会を聞いてくれます。ある種の、一方的なリンチにできるので苛虐の快感みたいなものもあると思います。正義だと思って虐めてる方は気持ちいいでしょう。
代案
ノット思考の人は悪いところはわかったから、代案を出してくれ、と言ってもしませんし、違うと思うなら持論を聞かせてくれ、といってもしません。文句だけは一丁前にして、自分に振られてもやらないんですよ。そして、振られることも想定して文句も言ってません。
ぬるりのコメントでも、よくある展開ですが、文句だけは言うけど、反論は受け付けるから、感情的に否定するのでなく、提案してくれ、と言っても、黙りこくります。感情的に気に入らないだけで、持論を他人に伝えられるほど突き詰めて考えてもないんです。攻撃は好きでも、防御は嫌いなんですよ。
私はどんな反論も受け付けます。それは意見することの義務だと思いますし、代案を出すのが文句を言うことについてくる義務だと思います。私は色んなことに文句をつけてますが、必ず代案を示してますし、議論は歓迎してます。それがオープン思考って言うことだと思います。
選択
何かにつけて、「人それぞれ」、「多種多様」、と言いたがる人ほど、自分の偏狭な考えを曲げないし、自分の殻に閉じこもって、反論を一切受け付けません。議論して、何かしらの結論をつけて、先に進もうと言う気がないのでしょう。
そりゃ、人それぞれなのは当たり前だし、多種多様なのも当たり前です。でも、きちんも議論して何かしらの結論をつけて試行錯誤しながらやってみないと、良くはなっていきません。何かを選ぶと何かを失う、そういう当たり前の事実を嫌がっても、何もしなければ徐々に悪くなるのは決定してます。
日本人は議論、リーダーシップが苦手なので、会議がやたら長いのかな?と思います。せっかく議論するなら、議論できる環境で自由に言わせて解決策を探るべきだし、議論する気ないならリーダーが決定事項を伝えるだけで終了で、その責任はリーダーが取ればいいだけです。
まとめ
否定から入って、何かが生まれることはありません。そりゃ、悪いところはいくらでも見つかるし、それに対してひたすら文句言うことなんていくらでもできますが、それは完全に不毛です。
ソフトバンクは借金が多すぎる、自社固有の技術なんてない、とか文句はつけられますよ。それはオーナーが一番わかっていて、それでもやれると思っているから、やっているだけで、あとは孫正義氏、という男を信じられるかだけです。
はっきり言うと、バカほどノット思考だし、バカだから否定をするのでしょう。バカになりたくないなら、どんなことも、まずは聞いてみる。良い点がないか?を探ってみる。疑問点はきちんと聞いてみる。と、肯定から入ると、見えてくるものがあるだろう、と思います。
まずは温利、お前からそうしろ!っと言う声が聞こえてきそうですが、それは全くごもっともで、どんな意見、反論もきちんと聞く姿勢が大事だと思います。明らかに攻撃的な意見は無視しますが、最低限を守った上での意見は正誤、深い浅い、立場関係なく尊重すべきだと思います。
否定に対して対案を求めるのはトーンポリシングの一種ですよ
否定することについてハードルを上げて、相手の否定や不満を封じ込める…こんな卑劣な手段が許されるとも?
否定されたら、次は私たちに否定されないような主張を出せばいいだけです
>否定されたら、次は私たちに否定されないような主張を出せばいいだけです
それは駄々っ子が泣き喚いて親に根負けさせたり、譲歩を求めるのと同じやり方ではないでしょうか?
それはともかく、ゼツユルさんはお酒は飲める方ですか?
シン
仕事でもありますが、否定されないような内容を考え始めると無難な内容になっちゃうんです。良いものを作るのではなく、悪くないものを作る方向にいくというか。それはマイナスの方向なので嫌ですね。
良い物は賛否両論であり、今では定番化したアイテム、サービスも登場当時は賛否両論どころか、否定意見が強かったものもあります。多くの人は新しいものに怖さを感じるので、自分のイメージと違うだけで嫌悪感を持つこともあります。それを避けてひたすら無難なことをやり続けると、徐々に悪くなっていき死に絶えてしまうんですよね。環境が変わっているのに、新しいトライをしなければ、挑戦者にやられたり、その分野自体が廃れてしまいます。
シン
野党体質もそうなんだろうなと思います。
旧民主党が与党だったときに何もできなかったことがありましたね。
私も気をつけないといけませんが実現性が薄くても考えたり、対案をだす癖は必要ですね。
個人で野党体質の人は鬱陶しいですし、前向きになれません。最後まで話を聞き、対案を出す癖をつけてより良いアイデアを探りたいものです。
シン
ノット思考と似て非なるのが、ネガティブ思考です。他にマイナス思考というのもあります。
ノット思考は否定的と思考停止の間にあり、ネガティブ思考は否定的と悲観的の間にある感じでしょうか。
ネガティブ思考の反対はポジティブ思考で、楽観的・肯定的という意味になります。ポジティブ思考と言えばアメリカ人、というのが私のイメージです。
シンさんはノット思考ではないですが、(良い意味で)充分ネガティブ思考だと思います。
確かに私はノット思考ではありませんが、ネガティブ思考で最悪を想定しつつ、その中からやれることを練っていくやり方を好みます。根拠もなく自分に都合よく物事を捉えて突撃するようなやり方は嫌いですね。
シン
そろそろゼツユルさんのマスコットキャラがいるんじゃないかと思う今日この頃です。
口だけオジサンさんばっかりでうんざりしていますが、サラリーマンである以上仕方ないですね。
そういえば、維新も批判だけではなく代案だせと言っていたのが、もう二年ほど前なのですね。当時の橋下さんの心中お察ししますよ。無念だったでしょう。
ゼツユルは超絶ゆるいの略なので、ゆるキャラをマスコットにしたらいいかもしれませんねw
代案があれば議論できますが、単に否定されてもどこにも行き着かないんですよね。それから不毛な罵詈雑言になっていったら、もう終わりです。
シン
デザインレビューとかも建設的な批判ではなく、揚げ足取りになりがちです。新しい考え方や挑戦を全く加味せず、些末な欠点をチクチクついてくる管理職には数多く遭遇しました。彼らはおそらく、新しい考え方を吸収しようという意欲が無いのだと思います。自身の小さな既得権を守るために、若い大きな可能性の芽を摘む。本当に残念です。逆に新しい意見や考え方を評価する組織は活力がみなぎっていいですよね。どんな組織でも日本の人口動態上中高年が多くなりがちですが、若い人に道を譲ってあげられる寛容さが欲しいものです。
自分可愛さは誰にでもある為、自分自身・若い世代の過大評価はできませんが、
職場の尊敬できない中年に限ってノット思考・口だけ、無能ということがあり 価値ゼロな一言一言が耳に入るごとに「死ね」と思っているものでした。(たとえ、ハラスメント等の実害がないにせよ)
そういうオヤジに対しては、自分か相手が異動するまで、逆に >「新しい考え方」
を出さず、挑戦も一切せず、いかに言われただけの最低限のみをこなすか、ということだけに専念して、自分の好きなことをしようという今日この頃です。 「言われただけ、言われたとおり」のみを忠実にやる為、
こちらのブログの他の記事で書かれている言質の取り方、証拠集めの考え方(何でもメールに残すなど)
を参考にさせていただいています。
とにかく、言われたからやった、ということを客観的に残すようにしています。
無能なオヤジに限って、高査定をするわけもないし、組織人としては別の有能なシニア・ブレーンのチャンネルを複数もっておくことが大事だと思っています。
「じゃあ、バブル世代」の記事も共感できて好きですが、ネット・匿名だからこそ叫びたいのは「無能オヤジ、死ねよ!」という点は共感してもらえる同士がここには多いと思われるので、声を大にして言いたいです。
日本の人口は逆ピラミッドになっている上、上の世代がいい思いしてきたので、上から目線で来ることが多いです。若年層は腹立つことが多いと思いますが、だったら、選挙くらいは行け、横暴の証拠は記録で残せ、と言いたくなります。黙ってやられて愚痴を言っても何も変わりませんからね。
自分の身は自分で守る他にありません。
シン
108さん
自分自身は後輩に説教する暇あったら、自己研鑽に励めと自分に言い聞かせています。自分が一生懸命やる姿勢に後輩が何かを感じ取ってくれたら嬉しいです。説教する人は自分が変わる意欲の無い人が多いです。俺は変えたくない、変わりたくないからお前が俺に合わせろよっていうある種の傲慢さを感じます。
同じような記事を過去にもアップしていますね。
本記事に限らずほとんど同じ内容を繰り返し記事にしている感じですが、これなんかも私のようなコメント者に対する遠回しの嫌味なんでしょうけど、確かに私などは言いっぱなしで終わってるのが多いので、論破したい主さんには気に食わないのでしょう。
男性コメント者でワイワイ会話したいようで、女性コメント者は見下してるので、もろにそういう態度が出てる返信ですもんね。主さんの大好きなエミリー?さんでしたっけね?(彼女は素晴らしい女性です!と熱くなってましたよねW)も来なくなっちゃいましたね。
主さんは『女性関連の記事はコメントが増え、女性関連記事にしかコメントしてこない人もいますw』とよく嘲笑してますが、これも女性を指して嘲笑しているんでしょう。『女は歴史、ビジネス、政治等はからっきし弱いから(笑)』という軽視があるのは伝わりますからね。女性からのコメントで怒りをあらわにしたコメントがありますが、それは主さんがそういう心で発言しているのが伝わっているからで、だから主さんの好きなエミリーさんもコメントを寄せなくなったのかなと思います。
まあまあ、悪く取らず、気楽に構えてくださいよ。我々に利害関係はないどころか、お互いのことなんて何にも知らないわけで、そう言う赤の他人が本音を言い合うがこのブログです。私がスカンディナヴィア半島さんに対してどうこうなんて思ってないですよ。
これだけ上げてりゃ、似通った記事が多くやるのは避けられないですよ。書いている自分が忘れているので勘弁下さい。
言いっ放しだと面白くないと思うんですが、言いたいだけ、人の話は聞きたくない人も多いですね。自分で投げかけるなら、責任とって付き合ってよ、とは思いますけど、それは自由だと思いますよ。このくらいのコメントならギリギリ攻撃的とまではいえないと思いますし、好きにコメント下さい。
スカンディナヴィア半島さんは女性がらみの記事にしかコメントされませんけど、他の女性読者さんはそうでもないですよ。気が向いたら、他のネタにもコメント下さい。
このブログは来るもの拒まず、去る者追わず、なので、皆さん、好きにしてもらったらいいですよ。
女性を下に見ている、と言うことはないですよ。違うものとして見ているので、興味の対象も違うし、好ましいコミュニケーションの仕方も違う、だからこそ、興味はありますよ。逆も同じだと思いますけどね。
シン
このブログ自体が綺麗事を排し、残酷な現実社会にどう向き合っていくかを探るものですから、綺麗事が大好きな女性がこのブログを見て嫌悪感を持つのは分かります。
でも私はこんなブログがあってもいいと思います。それにより楽しんでいる人がいるんだから。
スカンディナヴィア半島さんのやっていることは、男性向けのエロサイトに嫌悪感を持って突撃する行為と大して変わらないです。
発言◯町、が◯ちゃんなどの女性が多いサイトでは、女性アゲ、男性サゲの書き込みが溢れています。ここのサイトで女性蔑視をするなというなら、そういうサイトでの男性蔑視も規制してもらわないと公平でないと思いますよ。
>ここのサイトで女性蔑視をするなというなら、そういうサイトでの男性蔑視も規制してもらわないと公平でないと思いますよ。
そもそも私は女性蔑視してるつもりはないんですよね。蔑視されている!っと感じたことが全てであるという考えも危険だなぁ、と思います。
シン
スカンジナビア半島さん、
なんで「ぬるりと生きる」を女性蔑視と受け取る人がいるのか、第2版の頃から、私には全く理解できませんでした。
シンさんは何度も繰り返し、「女性だという理由で能力のある人が就業できない社会はおかしい」と述べており、男女それぞれ得手不得手あるが、「一方のみが尊い、素晴らしい」という主張は全くしてないですよね。
まあ、男性の寝言と思って聞き流して欲しいですが、ネットが普及せず、本音の議論ができなかった頃は、男の女性に対する美化、神格化wが中高生頃でピークになると思うんですが、
就職に前後して、男は一度、人格を全否定されて、「闇金ウシジマ君」の名ゼリフじゃないですけど、アイテム集めとレベル上げが始まるわけですよ。
スカンジナビア半島さんが、男同士でワイワイ会話してる様で違和感ある、というのは、社会に出てから女性の責任感を伴わない仕事ぶりに呆れ返った男の意見に触れてそう感じたのでは、と勝手に推測します。私自身は、虎の子の預金についての相談の際に日本人女性のマーケチング担当者をつけられたら敵わんので、銀行の予約の際に男性職員を指名しますが、これはゲイだから、では勿論ありません。それで聞き返された事もないです。(銀行も女性差別的ですねw)
子ども3人いて自分も産休のお世話になった筈のバブル♀が、同じ女性の短時間勤務者をイジメ抜いていたのはドン引きしましたが、それ以来、女性の話は全部ポジショントークだと思って聞いてますし、自分を棚上げしてる時点でポジショントークですらないと思っております。
男にも女にも一定数クズはいると思いますが、たまに日本の話を聞くにつれ、「クズみたいな女がいる」事よりも、「クズみたいな女を養わないといけない男がいる」事に嘆息してしまう事があります。男にもクズはもちろんいますが、男のクズは誰からも相手にされないか、成人前に病院送りになるか、傍からは人畜無害か、極々まれにニュースになる様なサイコパスが出るか位で、あまり目立ちません。どうしても男女の生存のあり方に、バイアスがかかるのは避けられないです。それに比べると女性は素晴らしい方ばかりなので、実は女性も男性も、女性が輝ける職場で総活躍したいと思ってるんですよ。
私は記事の表題通り、建設的な議論がしたいと思います。お互い言いっぱなしにならない様、半島さんからご意見いただけたらと思います。
追記
あと、こういった公開の場で、「何々ちゃんもあんたの事無視したいって言ってたよ〜」とか、そういうのは子供っぽいから、小学校までで終わりにしましょうよ。何のことかわからなければそれで結構ですけど(笑)
ぬるりと生きるブログでのコメントがもっと、「ためになるor腹の足しになるor実利につながる」議論になれば面白いのですが。その方が我々読者自身の得になりますよね。
アメリカ人に比べて日本人は「ノット思考回路人間」の割合が多いように思います。ノット思考回路人間が中枢にいる会社や国家は、そのうち衰退して消え去ります。分かりやすい例えを1つ。
昔々、自動車を発明した人がプレゼンしました。それを聞いた日本人曰く、「ガソリンを燃やして走るだと。だめだだめだ! そんなことしたら大気が汚染されるではないか。」
アメリカ人曰く、「面白そうだ。とりあえず試作品を造ってみよう。大気汚染の問題は追って技術開発して対処するとしよう。」
その後、日本からは人力車が大量生産されて発売されたが、アメリカからは自動車が大量生産されて発売された。やがて人力車は自動車に市場を奪われて消え去った。
上記昔々の「自動車」は、今の「人工知能(AI)、IoT、ブロックチェーン、自然エネルギー」に相当するのではないかと思うのですが・・・
とにかく、面白そうなことをやってみたい、議論してみよう、という思考の方が良いと思います。やってみないとわからないことは多いし、あれこれ一人で悩んでいても行き詰まります。何の足しにならなくても、心理的にそう思っているのは俺だけじゃないんだ、とわかったり、逆から見た意見がされるだけでも得があると思います。でも、単に感情的に否定しても、どこにも行きませんね。
シン