NPOに興味を持って調べたことを記したいと思います。
下請け
要は行政の下請けをすることです。需要があり、求められているが、採算性が悪いため、一般企業が手を出さないため行政がやるしかないが、出来れば民間にやって欲しいことがNPOの事業になります。
介護なんかは大手が参入してきましたが、これはあまりにも儲からないので、行政がかなり補助をするようになったので、旨みを感じた人たちが参入してきたわけです。でも、補助でようやく成立するような事業がうまく行くことは少ないです。
本当に人の為になりたいなら、NPOでなく行政の中に入るなり、政治家になった方が良いです。中途半端に下請け仕事するくらいなら、元請けで仕事をする方が明らかにやりがいがあるでしょう。そして、生活に困らない程度はお金が貰えます。
本来は政治家、公務員は貴族の趣味でやるものであり、ボランティアではダメだから、多少なりの報酬を出すので、公共のために利益度外視して活動してください、ということだと思いますが、政治家はともかく、今の公務員は安定のために貧乏人がやるようになりましたね。
採算性
事業として単独で成立しないことを長く続けるのは無理です。社会起業家とか言って持て囃された人たちって、事業規模を拡大してますか?そんな人は滅多に居ないでしょう?実力以上に持ち上げられて調子に乗って飽きられる、という王道パターンでは?
どんな良いこともキチンと市場で対価を受けられるまでにならないなら、最終的には廃れてしまうからです。綺麗事でメシは食えないわけで、市場を無視して行政の補助という税金で運営しても、すぐに限界がきます。市場を無視したことはダメなんです。
障がい者の職場を確保しようと、カフェを運営するのは立派だと思いますが、カフェのようにありふれたサービスで勝ち残るのは誰にとっても大変です。どうせなら、頑張っている人を助けようとコスパの悪いカフェに何度か行っても、時間の問題で行かなくなります。単にカフェとして優れた点がなければダメです。
見返り
で、社会起業家のご立派な起業家さん達って、ナンボもらえますか?って話になりますが、ご立派に「俺たちは堀江みたいな拝金主義者とは違う!」とか言っている記事を見たことありますが、それは違うと思うんですよ。
ホリエモンは正直すぎるから叩かれるけど、本音として誰だってお金欲しいじゃないですか?そして、お金はあって困らないし、お金があることでできることも沢山あります。それを殆どの起業家は本音を言わないだけです。
うまくいったNPOで年収一千万円もらえるようになりました!、というのは良いですよ。でも、そんなの社会起業家の中だけのことであり、単に独立して自営業したら、それくらいは最低レベルなんですよね。
だから、お金儲けることを非難してはならないし、むしろ、億もらえるビジネスモデルで社会起業家やる人が現れないのかな?と思います。それだけの仕事したら、その対価は貰うべきですよ。なんで、お金もらってダメなんですか?
私はサラリーマンが巨額報酬ももらうのは我慢を覚えますが、オーナーは巨額報酬貰うべきだと思います。実際は逆で株を抑えるオーナーは給与に無頓着で、サラリーマン経営者が散々ゴネて巨額報酬を欲しがりますね。いずれにしても、ファッキューマネーも持ってない人がお金以外のために働くのは無理ですよ。
まとめ
良いことしている、ということを隠れ蓑にして、市場で通用しないサービスを肯定するのはどうかな?と思います。障がい者なり、老人なり、弱者を助ける活動をしながら、市場で勝つ方法を模索すべきだと思います。
良いこと、楽しいこと、人の為になること、をやって行きたいと思うなら、NPOでなく、一般企業を立ち上げるべきだし、そこで採算合わせる努力すべきです。採算度外視のボランティアみたいに働くなら、政治家でもすべきですね。
今は老人介護業界から障害者就労支援にシフトして、NPO的な会社がウヨウヨ発生していて補助金を搾取しようとしてるように感じます。
それでキチンと採算取れるならいいんですけど、税金しゃぶりながら、職員、利用者を食い物にするNPOがのさばるんですよね。どうしたらいいんでしょうか?
シン
例の居酒屋が介護業界に参入したときもブラック労働とサービスの質の低さで問題になってましたね。
ブラック企業が補助金に食らいついたいい例ですね。介護業界はブラック企業だらけだと聞きます。
シン
>本音として誰だってお金欲しいじゃないですか?
→お金はそんなに貰えなくてもいいから好きなことをしたいという人は一定数、居ます。
J3リーグでサッカーを続ける選手なんてまさにその典型ですし、売れない作家や音楽家なんてのもそうです。
そして、NPO法人を立ち上げるような人は自己顕示欲の塊みたいな人がほとんどであり、自分が良いことをやっているとアピールできたらお金なんて少しでいいと思っているでしょう。
また、彼らの多くが中年以降になったら政治家や大学教授(文系)への転身を目指しているのではないでしょうか。名前が売れているため、うちに来ないかという声があちこちからあるでしょうし。
辻元清美議員なんて、そういう形で政治家になった典型例だと思います。
「そんなに」というレベルの問題であり、J3とか、小規模NPO法人なんて、一人食っていくのが精一杯で、家族持ったら生活が破綻します。だから、ファッキューマネー持ってない貴族でないなら、営利団体に勤めて、立ち上げて家族を持つようになるんだと思います。政治家、文系大学教員なんかはその一種です。そこまで名前が売れても、儲からないものは儲かりません。だから、転身するんですね。
シン
NPO法人の多くが大企業が金を出した財団か、目的達成のために企業や個人が金を出し合った協同組合的なものでしょう。
他には政治家や政党が影で手を引いてでできた政治臭が漂うものくらいでしょうか(右派・左派問わず)。
個人が始めるとしたらよほどカリスマ性のある人か、どの世界でも生きていけるようなリア充超人でないと、NPOの世界には首を突っ込むべきではないです。
政治的思惑、企業の別働隊を除いて、まともに収支が成り立つNPOを育てられるなら、超絶リア充ですね。その意味では辻元清美さんは超絶リア充だと思います。政治家としてはどうか?と思いますけどね。
シン
確かに辻元清美さんのリア充度は異常です。
政治家としても、あれだけ自民党への風が吹く中、左翼を貫いて当選を続けているわけですから、恐ろしいものがあります。
他人の汚職をあれだけ攻撃しながら、自分も汚職事件を起こし、有耶無耶にして議員を続けるのはまさに政治屋、最強リア充ですよw
シン
何でもいいから独立したい、という若者が食いつきやすい気がしますね、NPO。
とにかく起業を勧める大人もたくさんいますし、条件が揃えば始めやすいNPOはやりやすいのでしょうか。、
サラリーマンとして通用しないような無能な人もたくさんいるのがNPO業界です。案の定、あっという間に開店休業状態になるようですw
シン
それなりのNPO法人の創設者は皆、超有能だと思いますよ。
何てったって、自分の社会活動を売り込んで企業や個人に金を出させるわけですから。
形のある商品やサービスと違い、役に立つか分からない社会活動を売り込むのは並の営業力ではありません。
そうなんですよ。一定規模のNPOを育てられるなら、かなり有能なんです。営利団体としてやってりゃ、上場が見えるくらいでしょう。でも、報酬はサラリーマンレベルなんですよね。だから、転身するんでしょう。
シン
NPOも一部の事業で留学生向けの日本語学校の補助金の不正需給や不法にアルバイトをさせているって記事を読みました。
特別な事情がなければ英語のがいいんじゃないか?や本当に優秀なら誰かお金を出してくれるのでは?って疑問はさておき補助金目当てのわけわからない法人が出てきてブラック企業の温床になってますね。
結局、収支が合わない事業を良いことだからと税金で無理やり合わせてしまうと不正の温床になってしまうんですよね。
シン