じゃあ、バックグラウンドチェック

日本の役所ってバックグラウンドチェックしませんよね?民間の日本企業もほとんどしないので、そういう文化なのかもしれません。

小山田氏

小山田圭吾氏はオリンピック開会式ギリギリで解雇されました。過去の壮絶な加虐体験を笑い話として雑誌で話していたことが問題視されました。これって、ググれば一発で出てくる話ですよね?

私は20年前くらいにはこの話を知っていましたし、知ってから、彼の音楽を聞く気がなくなりました。フリッパーズギター、コーネリアス、どちらもです。流石に元相方の小沢健二さんは関係ないので少し聞いたことがありますけどね。

ググれば数秒でわかる話なのに、役所はSNSで騒がれるまでスルーしていたわけです。これこそが役所の典型的な忖度体質を表しているな、と思います。権力者が持ってきた話に異議を唱えてはぜったいにダメ、という習慣があるんですね。

小山田氏に関して言うと、庇いようのない極悪虐待事件が世に出てしまった以上、公的仕事どころか、表舞台に立つことは無理だと思います。あくまでファンイベントのような形でしか活動はできないでしょう。

小林氏

元ラーメンズ、小林賢太郎氏も同じくオリンピック演出を解雇されました。こっちは、過去のナチス虐殺を揶揄したコントが発覚したからです。この件については仕方ないのかな?、と思います。

良くないにしても、20年くらい前はブラックネタもある程度許容されていました。若手だったラーメンズ、特にほとんどメディアに出ず、演劇場でしかネタをやらないコンビとして活動していたので、ある種のアングラ芸としてやっていたのでしょう。

運悪く、昔のネタをDVDで持っている人が見つけてSNSで騒ぎ、最強の圧力団体であるユダヤ系団体が公式声明を出したので、もはや万事休す、という感じでしょう。これは時代の変化であり、選出した役所、小林さんを責めるのは酷でしょう。

小林氏は可哀想な一面もありますが、触ってしまったネタがあまりも危険だった為、致命傷になってしまった感はあります。実際に被害者がいるわけでもないので、公的イベント以外の仕事は継続可能だと思います。同情している人も多いと思いますしね。

伊藤氏

伊藤穰一氏の胡散臭さは割と知られているものの、熱狂的な信者も多く、間接的ながらも様々な成果を持っています。色んなことに手を出しているが、何をしたのか分からない人だと、私は思います。

デジタル庁長官に取り沙汰されましたが、未成年者へ性的虐待容疑を受けた富豪からの献金をSNSで騒がれて候補から外されました。エプスタイン事件はアメリカでは超危険案件で知られており、伊藤氏はMITを解雇されています。これもググれば一発でわかる有名な話です。

胡散臭さはあるが、人脈、知識はデジタル庁長官に相応しかったのかもしれませんが、あまりにも危険な事件に関わっていたわけで、就任すれば、確実にアメリカから問い合わせを受けたと思います。なんで、ググらなかったのでしょうか?

もう一つ気になるのは、彼の国籍です。彼は人生のかなりの時間をアメリカで過ごしており、アメリカ国籍を隠し持っている可能性があります。そして、生まれは日本なので二世取得者でもありません。役所は確認したのでしょうか?

余談ですが、伊藤穰一氏失脚による次の候補はIT素人のお婆ちゃんのようです。ほぼ学者としてキャリアを過ごしており、民間経験はほぼなし、IT企業で経営者をしてこともない。お飾りの非常勤役員くらいしかしたことがない、という明らかに不適格な人ですね。

まとめ

役所って縄張り意識が強く、情報共有が嫌うため、上から流れてきた決定を色んな観点から揉む、ということはしません。決定事項として忖度しながら上の意向に沿うように筋道を作っていきます。その結果、ググれば即判明するようなことも誰も指摘しないのです。

ググれば一発の小山田氏、伊藤氏は論外ですが、公安に問い合わせれば、小林氏のナチスネタも簡単に判明したでしょう。それどころか、家族、思想、資産なども調査報告書を得られたと思いますね。でも、役所は連携しません。

役所に限らず、日本ではこれほど危険な契約を誰が承認したのか、明らかに無駄な投資を誰が精査したのか、という過程が全くわからないことが多いです。重要決定であるほど、証拠、議事録は残さない、という習慣があります。

小山田氏、小林氏、伊藤氏、全てが有力政治家の肝煎りで使っている政商が推薦してきたのでしょう。伊藤氏擁立失敗からの、石倉氏は単なるポリティカリーコレクトかもしれません。女性で埃が出てきそうにない身綺麗な人を適当に持ってきたのでしょう。

日本に人材がいないのではなく、その道の素人が政治的に選考し、バックグラウンドチェックをする習慣がないので不祥事が連発するのでしょう。そして、不適任者が何の成果も残さないわけです。

IT大臣も文系、IT関係で確かな成果を残した人でもなく、素人にしてはITを比較的知っている政治家、というだけで選出されましたし、同じことをデジタル庁でも行い、全く成果がないままに任期切れ、といういつものパターンでしょうね。

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dw
3 years ago

ググったらわかることって当たり前すぎてもはやバックグラウンドチェックですらないですよね。専門家に頼んで調査してもらうレベルのことを指すと思います。
そういえば、先日友人のリファレンスチェックを受けました。ある程度の信頼にはなるでしょうが、候補者が用意する人間なのでいくらでも嘘はつけるし信憑性は薄いよなあと思いました。が、それでも、一般企業でもそのくらいのチェックはしますからね。国の長官を決めるときにググりもしないってのはありえない話です。ググったけど、問題ないと判断したのかもしれませんね。それならば常識感の問題です。

さて、デジタル庁ですが、発足したからには一応期待します。
・マイナンバーカードの活用(保険証・カルテ・年金・税金・運転免許証・補助金・給付金などとの連携)
・役所へ届ける書類のオンライン化
などなど

優秀なブレーンがつくことを祈ります。平井大臣はそれを邪魔しなければよいと思うのですが、叩けばホコリが出てきそうな人なので色々言われてなかなか進まないということは避けてほしいですね。

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かあちゃん
Reply to  dw
1 year ago

>ググったらわかることって当たり前すぎてもはやバックグラウンドチェックですらないですよね。

まあ、それもそうなんですが、ググった情報って結構間違いがありますからね。

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dw
3 years ago

今日結婚が発表された小室圭さんについても、婚約当時バックグラウンドチェック行われていませんでしたねw アメリカに行ってしまえば国民の中では風化され、悠仁様が天皇になるころには30年は経っているのでほとんどの人は覚えてないと考えたのでしょう。きっとその通りになりますw

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いつき
Reply to  シン
3 years ago

文仁殿下は、自分たちが悪い人間の金ヅルとして利用される危険性に全く無自覚だったように思えてなりません。周りの人間があれこれ忖度して、予め危険な人間を遠ざけていてくれたから大過なくやって来れたのに、そんな裏事情を知らずに、自由に振る舞って好きに人付き合いしても大丈夫だ、と錯覚してしまわれたのではないでしょうか。お坊ちゃん・お嬢さん育ちの人間にありがちな事です。

>>皇位継承の可能性がほぼゼロであるので、まあ良いや、好きにさせよう、と周りが思っていたのもあるでしょう。この辺はイギリスの次男坊と同じですね。

→イギリスの次男坊と違うのは、将来の天皇の長女・姉という、中枢に近い立場にいる事です。これは長男に男子が生まれなかったという偶然によるものですが、責任や注目度の軽い傍流の姫の一人として思春期を過ごしてきたのに、結婚適齢期になって俄かに重い立場に置かれるなんて、本人からしたら話が違う、という事でしょう。

>>あれこれと名目をつけたお金を随時もらって生活する

→一時金辞退なんかしたって、絶対に何らかの形で金は送られるでしょうね。もし金に困って、皇室のゴシップをアメリカのマスコミに売られでもしたら大変なことになります。東洋のよく分らない国のEmperorの姪・娘・姉が駆け落ち同然にやってきたら、ネタにされない訳がありません。

>>眞子様が日本でまともな人と結婚しても似たようなもの

→皇室の女性の結婚相手なんて、元から名誉職だけやって暮らせるような身分の男ばかりです。下手に働いて俗世の揉め事に関わられては皇室としても迷惑だからでしょう。小室圭がそれら違うのは、下層階級の出でありながら、結婚によって有閑階級の立場を手に入れる点です。女を誑かす才能だけで、一生遊んで暮らせる立場を得た訳です。史上有数のスケコマシの「偉業」として、歴史に刻まれるでしょう。

4+
いつき
Reply to  シン
3 years ago

>>道鏡以来の天才詐欺師です。
 
→小室圭と一緒にしては道鏡が可哀想な気がします。
 
道鏡は僧としてある程度は実力で地位を築き、その功によって称徳天皇に接近し、そこで寵愛を受けて更なる出世を遂げました。ただのスケコマシではなく、それなりに優秀です。これに対して小室圭は、何の功績もない学生のうちに眞子内親王を誑かし、100%皇室のコネだけで世渡りしています。
 
天皇本人を誑かしたのと、天皇の姪を誑かしたというスケールの違いもありますが。

1+
いつき
Reply to  シン
3 years ago

遂に我が国の姫様がヒモ男と結婚することが確定しました。この結婚問題は、特権はたっぷりと受けるくせにそれに伴う義務は果たさない、自分の感情だけで周囲を振り回すという、日本の女の嫌な部分を煮詰めたような事案だと思いました。

皇族は名誉職的な仕事をするだけで裕福な生活が出来る特権を有しています。それと引き換えに、名誉職に就くに相応しい血統・品格を保つ義務があるはずです。姫様が品格のない詐欺師紛いのヒモ男と結婚するのは自由ですが、それなら皇族としての特権を放棄して頂かねばなりません。

もし借金問題が発覚した時点で、姫様が身一つ・裸一貫で皇籍離脱し、皇室のコネを一切使わずに働いてヒモ男の借金を肩代わりして結婚したのなら、天晴れな女だと称賛出来たでしょう。しかし姫様は、問題発覚後も皇室に居座り、楽な名誉職や公務を続けて謝礼を貯め込み、公的に雇われているはずの側近・警備員にヒモ男の世話をさせ、留学や就職まで斡旋させました。一時金辞退なんて名目だけで、裏で金が流れるであろう事は見え見えです。公私混同甚だしく、義務は果たさなくとも裏で特権は受ける。最低です。

奇妙なのは、普段は皇室を批判する左派の論客の中に、姫の自由を尊重するとか称してこの結婚に賛同する者がいる事です。別に結婚そのものに反対している訳ではなく、明らかに名誉職にふさわしくない相手に税金を流し、皇室の義理の親族だという事を利用して特別待遇させている点を批判しているだけで、自由を侵害してはいません。例によって女性様ハ神聖ニシテ侵スヘカラスなので、一切の批判が許されないようです。

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