もう年末ですね。今年、私が出来たことを記したいと思います。
データ
元々、紙媒体を減らそうとしていたのですが、なかなか進まず、放置が続いていました。今年、きちんとGoogle Driveに階層を作ってデータを放り込み出しました。紙媒体しかない資料も、スキャナーを購入して取り込んでから重要度がそれほどでもないものは捨てています。
読書も完全にKindleに切り替えました。Kindleにない場合は諦めるか、他のデータ媒体を探しています。紙媒体は読みやすさもありますが、場所を取る上、捨てるのも手間がかかるので、原則廃止にしました。どうしても読みたくて紙媒体を取り寄せても、読んだら早めに捨てています。一冊だけなら単なる紙として燃えるゴミに分類できます。
この動きはどんどん進めたいと思います。本当に最低限しか紙媒体を持つのを止めたいと思います。私はだらしないので、放っておくと、どんどん整理ができなくなり、どこに何があるのかわからなくなります。物が少なければ、管理が簡単になり、整理しやすくなります。自分との付き合い方を考える時期です。
スマートウォッチ
以前から興味があった、スマートウォッチを導入しました。元々、私は腕時計嫌いで、携帯電話で時間を確認していました。締め付けられる感覚が嫌なのと、外した時に忘れることがあるので、どんなに高級な腕時計を上げると言われても、つけるのが嫌なくらい嫌いでした。
ただ、健康を考えると、スマートウォッチで管理するのは良さそうだと思い、腕時計嫌いを解消しました。つけてみると、日々の健康記録が取れるだけでなく、趣味のウォーキング、登山などの記録が残るので良い物だな、と実感しています。1ヶ月もすると締め付けに慣れてきましたね。
ちなみに、私はGarminを導入しました。理由はバッテリーが長持ちすること、ナビゲーションが楽しいことです。アップル、Googleのスマートウォッチは毎日充電する必要があるのと、市街を離れると地図が確認できないので、ウォーキング、登山向きではないからです。
日記
以前から日記がわりにブログを書いていましたが、もっと簡易に日々の生活記録をとる事にしました。数行の記録であっても、写真を添付しておけば、その日のことを容易に思い出すことができます。中年親父にとって1日1日は大事な物であり、日々死に向かっていると感じます。
出来るだけ自分の時間を大事にするためにもきちんと記録を取って、定期的に振り返ることが大事だと思います。たわいのないことでも、子供の成長、自分の行動などが記録に残っているのは、見返したときに嬉しい物です。
あくまで私の感覚ですが、時間管理に優れた人ほど、日記を書いているように思います。逆に時間にだらしない人で日記を書いている人は知りません。きちんと記録を残して改善すれば、元がダメでも良くなっていくのでしう。私は後者ですが、日記を書くことで少しでも立派な人格を形成していければ、と思います。
まとめ
皆さんにとって2022年はどんな年だったでしょうか?私にとっては、まずまずの年でした。色んな変化もありましたし、人生の節目にもなるような一年だったと思います。来年度以降は、徐々に人生後半戦をより良く生きるための変化を続けていきたいと思います。
人生後半戦の試行錯誤についても、ブログで折に触れて紹介して皆さんと議論をしていきたいと思います。まあ、老後の話題が増えていることからも、私が若者にありがちな悩みなどについて思うことより、中年にありがちな悩みを思うことが増えているのでしょう。
僕も紙媒体はどんどんスキャンしています。ここ2年で1000冊以上の本をスキャンしてPDF化しています。Kindleは悪くないと思いますが、アマゾンのアカウントがトラブってライブラリにアクセス出来なくなる事例を聞いたことがあるので選択肢には入れませんでした。これも一種のベンダーロックインですからね。
素晴らしい。自炊機を揃えてらっしゃるんですね。私もやりたいと思いながら出来てないです。
シン
本題からずれますが、自分でスキャンするか、業者(iZAPSなど)にやらせるか、どっちが良いんですかね?シンガポールでの価格相場がわかりませんが、私は自分でやるのは嫌ですね。
10000ページを10秒/ページでスキャンすれば、28時間弱かかります。ついでに、10000ページもあれば、切断した本の1ページぐらい紛失しそうです。
その上、小説とかしか読まない人はどうでもいいのかもしれませんが、専門書読む人間には高い画質が必要です。画像が見やすくスキャンできてなければ価値は半減する本で、画質のチェックとか、ORC加工の質の確保とかが、さらに時間がかかり、自力じゃどうにもならない気がします。
まあそんなに難しくはありません。
本を分解して、20ページずつ端っこだけ切ってから100ページずつScanSnapに放り込むだけです。100ページのスキャンはだいたい3~4分ですね。後はPDFを繋ぎ合わせて確認するだけです。
300ページの文庫とかなら一冊15~20分で終わります。
そうなんですね、慣れれば早いんですね。来年の課題にします。できるようになったらブログで報告します。
シン
2022年は私はも振り返るべき事が多くて、とてもすぐにはコメント出来ないので、紙媒体の電子化についてのみ先にコメントさせて頂きます。
仕事柄、狭い飯場を転々とするので、何とか本を減らして身軽にする為に、10年以上前から電子書籍を少しずつ導入してきました。
2010年が電子書籍元年と言われ、ようやく日本でも電子書籍が出現しました。しかし満を持して登場した、日本製の電子書籍端末のSony Readerは酷い物でした。端末のハード面の性能は申し分ありません。しかし公式ストアのコンテンツの少なさは悲惨としか言いようのないレベルでした。そのくせ、他ストアの電子書籍とは全く互換性がありません。何とか互換性を持たせようと各出版社が標準規格を設けましたが、これも出版社の系列ごとに「標準」の規格が乱立し、「標準」の標準が必要となるという喜劇的な事態になりました。しかも幾つかの出版社や作家・漫画家は「紙の本の文化」を強調して、電子書籍そのものに反対していました。
その結果、Sony Readerはメジャーな存在となる事もなく消滅寸前の状態となりました。今の電子書籍は外資のKindleが圧勝しています。文化とか何とかあれこれ言い訳をして、内輪で利権の囲い込みばかりに腐心した結果、外資に全てを持っていかれる。この十年の電子書籍を巡る出版業界の迷走は、日本の衰退の縮図のように思えました。
電子書籍の自炊は、機材をレンタルして私もしてみた事があります。しかし、手間も費用も掛かる上に、紙の本をそのままPDFにしてもタブレットの画面では見にくい事がよくあり、あまり便利とは言い難かったです。そこが簡単にタダでコピー出来るCDとは違う所です。結局、読み終わった本は古本屋に売ってしまえば良いし、愛着のある本なら紙のまま保存します。あまり自炊にはメリットが感じられませんでした。正規の電子書籍のコンテンツ数が少なかった時代の苦肉の策との感があります。
>結局、読み終わった本は古本屋に売ってしまえば良いし、愛着のある本なら紙のまま保存します。
→同意です。紙の書籍の有利な所は、不要になった際に換金できる部分だと思います。
現状、紙の書籍はモノの割に割安な価格であり、電子書籍は胴元の利益過多で割高なので、こうなるんだと思います。
現状だと、電子がコスパ良いのは冊数が多く場所をとるコミック程度になるんだと思ってます。
紙の出版社は毎年バンバン倒産してますので、将来的には、電子のみになってアマゾンの独占で割高になって庶民にはお高い感じになる悪寒はします。
元々、書籍って庶民には縁の無い高級品であったわけですし、無いとは言えないと思ってます。
2022年について振り返るのはおいておいて、シンさんの記事にコメントします。
・電子書籍
マンガはkindleまたは集英社のアプリで購入していますが、活字の本はだいたいが1回読んだら終わるものなので、紙で読んでまとめて図書館に寄付しています。いいことをしたという満足感を得られる、本を捨てなくて済む、他の人も読むことができる、と一石三鳥です。
・スマートウォッチ
自分も2022年からApple watchにしました。普段はそれほど有効性を感じませんが、車を運転するときは便利だなと思います。確認や音声入力でのメール返信が便利です。
・日記
毎日はつけていませんが、趣味の登山や旅行については日記をつけるようにしています。
何年何月何日にどこに行った、どの店で何を食べた、どう感じた、など忘れやすいことを中心に記録しています。何十年後に読み返すのが楽しみです。
あとは、写真を撮るのが好きなんですけど整理がとても大変ですね・・
>紙で読んでまとめて図書館に寄付しています。
これはなかなか良いアイディアですね。捨てるよりもずっと良いです。
>自分も2022年からApple watchにしました。
>毎日はつけていませんが、趣味の登山や旅行
おっ、dwさんも登山が趣味なんですね。私はiPhone, MacBookAirを使っているので、Apple Watchで統一しようと思ったのですが、登山向きじゃないな、と思いました。お聞きしたいのですが、登山に行くときに使いやすいですか?山に入ると、山道は通常の地図にないので、何もないところをひたすら歩いているように見えて大体の距離感しか掴めないという意見を見ました。Garminは他の人が作った登山ルートをダウンロードして使うことができるので、迷うことがないです。私はしませんが、Trail runだと、チラッと見て進路を決められるのでタイムに大きく貢献してくれるそうです。
このスマートウォッチ競争は熾烈になってきて、Appleもどんどん改善してきて専門メーカーのGarminを猛追するだろうと思いました。Health Techはまだまだ未開拓の巨大市場です。情報を取られまくっていますから、データを根拠にして何かを勧められたら断れなくなってしまいますね。
>何十年後に読み返すのが楽しみです。
私は、iPhone3GSが登場してからずっと使っていますので、10年前くらいの写真が携帯に残っています。たまに気になった年の写真を見ると、あまりの懐かしさに笑みが溢れます。これが何十年後になったら泣けるほど懐かしさを感じるかもしれませんね。
シン
シンさん
返信が遅くなってすいません。
登山仲間ですね!お互い事故には気をつけましょう。笑
Apple Watchは正直そんなに登山に使えるなぁと思った事はないです。位置情報程度ならiPhoneで充分なのと、あと何泊もするときにかさばる充電器が専用だったりと不便さを、感じました。スマホを出さずにメール返信をできるなら便利かなと思ったんですが、そもそも電波が入らないところが多く、そのような面でもそんなに便利さを感じませんでした。
運転のときは便利ですし、タウンユースにはバッチシですけどね。時計のマウンティングにも巻き込まれなくて済みます。笑
登山用としてはApple Watchは使いづらそうですね。タウンユースだとiPhoneの別体みたいな使いやすさがありそうです。
>時計のマウンティングにも巻き込まれなくて済みます。笑
>何泊もするときにかさばる充電器が専用だったり
私は高級なものを持っている人を羨むことはないのですが、dwさんに何泊もする縦走ができる体力があることを羨ましく思います。
シン
> スマートウォッチ
私が腕時計で何かコメントをした際に携帯電話で足ると言われたこと憶えてますよ。
機能追加とも言えますが、時の流れで嫌いが解消されるとは、なかなか感慨深いですね。
> 2022年
2022年は母が亡くなり、この年は間違いなく人生の節目となりました。
自分の人生の終わりを、ほぼ健康寿命の70歳に決めました。
父も介護中ですが、両親揃って死への現実逃避で苦労ばかりですよ。何でも反対してきます。
往生際が悪いとはこのこと、見苦しく生に執着する姿が心底嫌になりました。
老後に関するコメントが増えたのも、こういった経験からです。
> 日記
写真でこの効果を実感します。Echo ShowなどのスクリーンセーバーにAmazon Photos設定にしているので、ランダムで映る家族の旅行写真など見返すことが楽しいです。私が求める程度であれば、日記アプリなんかで出来そうですね。これは取り組んでみたいと思います。
今年、私の伯父が亡くなりました。幼い頃から可愛がってくれた親しい親戚なので考えさせられるものがありました。ここ2−3年はずっと体調が悪かったのですが、寝たきり状態は長く続かなかったのは、不幸中の幸いでした。健康寿命を改めて考えるようになりましたね。生きているだけでは楽しめない。健康であってこその人生です。
>父も介護中ですが、両親揃って死への現実逃避で苦労ばかりですよ。
私の両親はまだまだ元気なので介護の経験はないですが、今後はどうだろうか?、とよく考えます。私の生活にも大きく影響しますし、私自身もいずれは同じようになります。
シン
母が亡くなったことで、次は私の順番と死を受け入れることが出来ました。
父母は祖父母が長寿で生きており介護経験もなかったので、突然余命に掛かる病気を宣告され、ただ1日を長く繰り返すことが目的になったのでしょう。人生100年時代など浮ついた妄言だと思います。60歳から10年かけて人生の後片付けを次世代と行った方が幸せですよ。同じ容態になるのは受け入れますが、同じ行動をするのはまっぴら御免です。でも確実にプラスになっている人生経験ですけどね。
>60歳から10年かけて人生の後片付けを次世代と行った方が幸せですよ。
確かに平均寿命が80歳を越えた、と言っても、健康寿命が越えたわけではなく、生きているだけ、という状態で10年なんてことも少なくありません。やはり還暦過ぎたら終活に入りつつ、残り時間をいかに有意義に過ごすかを考えるべきです。準備なくいきなり寿命を意識しだすと、どうしても見苦しくなります。
シン
本はやっぱり紙で読みたいので屋内型トランクルームに置いてます
紙の本は消えるのではなくて、棲み分けになりそうですね・・・
実はこのサイトを見て私は日記をつけ始めました。一般論でなく個人的な経験に依拠した判断となりますが、私はこんな感じに思います。
>中年親父にとって1日1日は大事な物であり、日々死に向かっていると感じます。
>出来るだけ自分の時間を大事にするためにもきちんと記録を取って、定期的に振り返ることが大事だと思います。
>きちんと記録を残して改善すれば、元がダメでも良くなっていくのでしう。私は後者ですが、日記を書くことで少しでも立派な人格を形成していければ、と思います。
むしろ、中年にならないとまともな日記を書けない気がします。より正確には、中年以上の人間の一部が意味のある日記を書ける、と思います。「今日は〇〇をした」的な事実の記載だけなら小学生でもできますが、「出来るだけ自分の時間を大事にする」「定期的に振り返る」のように事実に対する考察まで行うならば、相応の知識や経験が要ります。経験に関する例を挙げるなら、労働に関する考察を行う際、ある程度は社会人経験が必要でしょう。したがって、労働年数が高くないと労働に関する記載ができません。また、長年の広範な実学の勉強が日記などにおける考察に要求されます。文系出身者でも定量的な分析が要求される事実は日々起こります。この場合、「きちんと記録を残して改善すれば、元がダメでも良くなっていく」ために、数学を学ぶ必要があります。経済や法を社会人になるまでに教室で学んでこなかった理系出身者がそれらから日々逃れて生きることは、まず不可能です。「法の上に眠る人間を法は救わず」という法諺が言うように、その法律を知らなかったばかりに、当事者が損をすることは当然に起こります。損を起こしてしまっても今後同じ損を起こさないよう再発防止を考える、あるいは今日起きた事象から起こりえる損を予想する際、どうしても法の知識が要ります。
>時間管理に優れた人ほど、日記を書いているように思います。逆に時間にだらしない人で日記を書いている人は知りません。
満足に寝る時間も食事する時間もなかった頃の経験と、暇暇労働者の今の状況と比較すると、これは因果関係が逆かもしれません。あまりに空き時間がない、もしくは予定が簡単に狂う日常ならば、日記を書く時間がありません。そしてそういう生活を、時間管理が困難、と言います。
もちろんこれは必要条件です。余暇があっても、時間にだらしない人間はいます。まあ、そういう人は、日記どころでなく、スケジュールも作らないんでしょうかね。